【書評】『日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術』

著:ウィリアム・A・ヴァンス 神田房枝監訳(敬称略)
フォーマット:Kindle
出版:CCCメディアハウス


日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術 Kindle


一言で言えば、英語の使い方にフォーカスした本ですね。英語を国内で学習している人で、仕事で活用したい人向けと言えるでしょう。もちろん文法等の基礎ができている人向けですが、読み物としても興味深くワンランク上のビジネスマナーが学べます。


本書には30のチャプターがあるのですが、ちょっとだけ中身を書くと:


canだらけの文章だと相手にとって無礼であり、また下手に「日本人のcan」の発音を多用するべきではない。“can”は本来文脈ではとても弱く発音され、強く「キャン」と言うと“can’t”と聞こえてしまうから意思疎通の妨げになってしまう。


そのため、丁寧な言い換えとして“could”や“might”を使って幅を広げることで、相手の立場を理解した機転の効くフレーズへ言い換えることが大切であり、だからネイティブはいろんな言い回しをする、という例文を読んでそのコミュニケーション術になるほどと感動しました。


また、英文メールでの“Dear”や“Best regards,” の使い方もとても参考になり英文メールの「丁寧さのレベル」を定性的に示しているのは本当に目からウロコでした。。これは本当にためになりましたね。


あとがき


とても読みやすい本で、英語でなんとなく思っていたことが具体化されていることがストンと胸に落ちる本でした。本書の例文が読んでいてとても心地よい文章ばかり。こんな英文が自然に口から出てくることが今の私の目標となりそうです。


英語の「使い方」の本は割りと読みますが、ここまでいい本なのは本当に久しぶり。まさに「実用英語」と言えます。こういう部分こそ学校で教えるべきなのに。。という内容が多く、仕事で英語を使う人は一読のある本です。是非一度お手にとって読むことを推奨します。

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