ウェアラブルデバイスの流行はApple Watchにかかってるかも。

Appleの3月9日(日本時間3月10日)のイベント、Spring ForwardをApple TVで鑑賞しました。Appleらしいなかなかこだわった内容で、ファンレスで1キロ以下の12-inch MacBook with Retina Displayの発表から始まり、第5世代Intel Core iシリーズ、Broadwell搭載のMacBook AirとMacBook Pro 13-inchのアップデート。そして、本命のApple Watchの発表に移っていました。

 
Apple Watchのデモンストレーションはやはり長さにもスペシャルビデオの量も圧倒的に多く、Appleが今年はApple Watchにかなりのリソースを注ぎ込んで勝負に出ていることがわかります。今回はApple Watchのスペックや使用感は実際にハンズオンできたわけではないので、考察記事としてApple Watchのデバイスとしての価値と、ウェアラブルデバイスについて書いてみたいと思います。記事の最後には私が購入するかどうかも書きたいと思います。

 
ちなみに私が購入するならステンレススチールケースの42mmケース一択です。時計はシンブルなものが美しく長く使えるからです。(写真はApple Watchのページから引用。)

 
Apple Watch-Stainless

 

Apple Watchは今まで発売してきたスマートウォッチの中ではデザインや機能面で圧倒的に他社の製品と差をつけていると思います。なにより用途がわかりやすくてはっきりしています。iPhoneと連動してiPhoneの通話や通知、データ等を受信し、ユーザーに知らせてくれることはもちろん、Apple Watch自身が運動量をモニタリングできて、iPhoneにワイヤレスでシームレスにデータを送信できるので統計データも十二分に取れます。ランニング等のワークアウトを趣味とするユーザーにはかなり有用なはずです。

 
心拍数のモニタリングもできるので運動量だけでなく、例えば不整脈の方の医療機器としての用途など、センサーの性能や機能、アプリケーションが充実すれば将来的にかなり魅力的な製品です。なによりAppleのファーストカテゴリーの製品なのにここまで熟成させてきたことに驚きです。これもAppleが以前から健康アプリやフィットネスアプリでのノウハウが生きていて、これから伸びるであろうマーケットにうまく調節しているなと思います。

 
さて、スマートウォッチ等のウェアラブルデバイスはここ数年街中で見かけたことはほとんどありません。おそらく、スーツ等の仕事着以外で腕時計をつける習慣のない人が多いためと考えられます。今はスマートフォンがあるので時計は若い人は必要ないと考える人も多いですからね。日本のiPhoneのユーザーのシェアはかなり高く、スマートフォンと言ったらiPhoneと考える方も少なくないはずです。iPhoneユーザーがこれだけいればスマートウォッチとしてApple Watchを購入する人も増えてくるはずです。そうなると他社も当然類似製品を投入してくるので、我々ユーザーは選択肢が増えるというメリットがあります

 
現在のスマートフォンやタブレットの流行も元をたとればAppleのiPhoneやiPadがトリガーでした。それは単にAppleというブランドだけではなく、Apple製品の使いやすさとデザインが飛び抜けていたことにつきます。Apple Watchもその高級感とデザインはかなり洗練されており、腕時計としても使用したいと思わせてくれるデザインです。これくらい洗練されていないと、現在の目の肥えたユーザーの琴線に触れないと思うんですよね。かつて、松下幸之助はデザインの重要性を数十年前以上前から提唱してきました。その真の意味は類似製品の性能はいずれほぼ同じになるので最終的にユーザーに好まれるユーザーインターフェース(UI)とデザインが重要であることを当時からわかっていたのでしょうね。

 
さて、Apple Watchは確かに魅力的な製品ですが、問題点が3つあります。1つは、iPhoneユーザーしか使用できないということ。これは仕方ありません。iPhoneとセットでの使用を考えて設計されていますからね。。ただ、スタンドアローンでの使用方法が今後増えてくると私は思っています。Wi-FiとBluetooth内臓なので、MacやWindowsにも接続できるはずですからね。2つめはバッテリーです。AppleのKeynoteやオンラインストアでも表示されていますが、18時間のバッテリーライフです。おそらくリチウムイオンバッテリーだと思うので、当然劣化します。そうなると製品寿命がバッテリーの寿命に依存することになるので機械式やクォーツ等の腕時計と比較して、「腕時計」として長いスパンで使用することは難しいと考えられます。3つめは陳腐化の問題。Apple Watchはガジェットなので新型が登場します。新製品をとっかえひっかえできる人ならいいのですが、決して安い製品では無いので購入のタイミングは出たらすぐ買うのが最も長く最新性能を享受できると思いますね。

 
あとがき

 
ついにApple Watchが4月に一般市場に投入されます。これが流行ればスマートフォンの次の流行はウェアラブルデバイスなのかなと私は思っています。余談ですが、Apple Watchの価格が私が予想していたものより高かったです。(^_^;)ほしいモデルが12万円超えなのは予想外でした。現在のところ購入は保留という形になります。今のところ私が必要としている用途があまり見当たらないのも事実で非常に悩ましいところではあります。でも、現物をApple Storeで試着したら勢いで買ってしまいそうで怖いです(笑)。

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