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iPhone 6s PlusがiPhone 6 Plusより優れている6つのポイント

iPhone 6s Plusのレビュー記事の補足として、iPhone 6 Plusとの比較で優れている点を6つ書いてみたいと思います。
 

iPhone 6s Plusが優れている点

6 Plusももちろんいい端末でしたが、6s Plusはスマートフォンでこれ以上の性能が上がるのかと問いたいくらい、かなり完成度の高い端末です。まずはポイントをまとめてみましょう。
 
1.プロセッサーの強化で処理速度がiPad Air 2並に
2.メモリ(RAM)が1GBから2GBへ
3.もっともっと良くなったカメラ性能
4.新たな使い方“3D Touch”
5.認識が速すぎるTouch ID第2世代。
6.念願の2×2MIMO 802.11ac対応
 
iPhone 6 PlusとiPhone 6s Plus-違い-1
 

プロセッサーの強化で処理速度がiPad Air 2並に

プロセッサーがA8からA9に変更となりました。プロセスルールが20nmのA8からA9チップは14(16)nmにさらにシュリンクされました。クロック数は1.8GHzで動作し、A8の1.4GHzより400MHz上昇しています。
 
ベンチマークではマルチコアでiPad Air 2に迫る性能だそうです。(参考記事:iPhone 6s Plusベンチマークレポート)使えばわかりますが、待つことが無いくらい処理能力が速いです。これでデュアルコアなのが本当に驚き。
 
iPad Air 2も愛用していますが、それと比較してもとても動作が快適です。比較的リソースを使用するAdobeのLightroomもサクサク処理できて感動です。いろんな重いアプリを使いたくなります(笑)。
 
iPhone 6 PlusとiPhone 6s Plus-違い-3
 

メモリ(RAM)が1GBから2GBへ

 
iPhone 6 Plusは1GBだったのですぐにメモリが逼迫していましたが、iPhone 6s Plusは2GBのメモリを搭載しているためいろんなアプリを立ち上げても、アプリがほとんど落ちなくなってストレスフリーで使用できています。メモリでここまで使用感が変わるとは。。
 
昔ノートPCのメモリを1GBから4GBのデュアルチャンネルにしたときも似たような感じでしたが、効果は絶大です。
 
iPhone 6 PlusとiPhone 6s Plus-違い-2
 

カメラ性能

私のiPhoneのメイン用途の1つでもあるカメラ機能。iPhoneを買い換えるたびに感動するのが、カメラ画質の向上です。6s Plusは6 Plusよりさらに臨場感のある写真を取れるようになりました。
 
6 Plusよりフォーカスが合わせやすくなり、楽に狙った絵が撮れますね。12Mと解像度は今どき驚くものではないのですが、iPhoneのカメラはとにかく手軽で楽しいんです。(サンプルは横浜みなとみらい周辺。750×563でリサイズ。)ブログにアップする写真の画質もUPして嬉しいです。
 
iPhone6sPlus-写真サンプル
 
以前の記事で書きましたが、4Kビデオも撮れるようになったことはオーディオビジュアル好きには大きいです。ムービーは前より撮るようになりましたね。今のうちに4Kの高画質で撮影しておいてエンコードするということもできます。
 
もう1つ、インカメラも地味に1.2Mから5Mに解像度が上がったから、流行りの自撮りにも結構使いやすいはず。自撮りの画質は6s/6s Plusで大幅に向上しています。画面がフラッシュ代わりになるのも面白いです。
 

3D Touch

Taptic Engine搭載で画面を長押しすることで、様々なアクションができる3D Touch。今までのスワイプ、タップ、ホールドに加えて“プッシュ”のアクションが増えました。
 
今はまだ対応アプリとiOSもそれほどのファンクションを提供していませんが、将来的にユーザーにとってプラスになることは間違いありません。この辺りは今後のiOSのVer UPに期待できます。
 
画像はEvernoteの3D Touchアクションです。Evernote等のメジャーアプリはアップデートに3D Touchにたいてい対応しています。
 
iPhone 6 PlusとiPhone 6s Plus-違い-4
 

認識が速すぎるTouch ID第2世代

iPhoneやiPadに搭載されている指紋認識システムであるTouch ID。これが第2世代となり、iPhoneのロック解除が快適になりました。1日でのロック解除は何度も行いますからこれは本当にありがたいです。1Passwordのロック解除も爆速で、Passwordの入力もラクラク。
 

Wi-Fiが2×2MIMO 802.11ac対応

Wi-Fiが2×2MIMOの802.11acに対応しました。これが地味に大きくて、私の家では3×3MIMOの802.11ac対応のAPPLE AirMac Time Capsule 第5世代を使用しており、ようやくTime Capsuleの性能を活かせそうです。
 
これでiPhoneが下り最大866.7Mbpsという超高速の規格でWi-Fiのネットワークを楽しめます。スループットがどれだけあるかは時間帯によって変動しますが、RBBのアプリでは実測100Mbps超えという速度を私の家で叩き出しました。無線でここまで速くなるとは感動です!
 
iPhone 6 PlusとiPhone 6s Plus-違い-5
 

あとがき

iPhone 6s Plusを1ヶ月毎日使いましたが、iPhone 6 Plusとは別物ですね。4sも5sもそうでしたが、はやりsシリーズはハードウェアの強化がメインなので、私のように細かいところが気になるユーザーには満足度が高いプロダクツですね。
 
次のiPhone 7はどんなふうに進化するのか。個人的には軽量化と剛性を両立するために、ボディ素材を錆びないカーボンなんかはどうでしょうかねー。防水とも相性良さそうですしありえるかも。

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まきし

2014年よりWebサイト「Apple Compass」を運営しています。 メーカーに勤めながら大好きなApple製品とルアーフィッシングを中心に記事を更新しています。レビューのご依頼や記事に関する質問はお問い合わせフォームまでお気軽に。

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