どうもまきしです。本サイトでは、今年からサービスを開始する格安プランである、docomoのahamo、auのpovoそしてSoftBankのSoftBank on LINEについて紹介させていただきました。
今回の記事では国内MNOの4社目での楽天モバイルが提供する「Rakuten UN-LIMIT VI」についてのメリットとデメリットをご紹介していきましょう。
メリット1: 安ければ月額0円。最大2980円で使える柔軟な料金体系を採用。
楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIは、下記の料金で利用ができます。
- 0〜1GB: 0円/月
- 1〜3GB: 980円/月
- 3〜20GB: 1980円/月
- 20GB〜: 2980円/月
つまり、使ったデータ容量に応じて値段が段階的に変動する仕組みを導入しており、あまりデータ通信を使わない人も、動画視聴などでデータ通信をたくさん使う人も満足できる契約プランとなっています。
外出先では「メールやLINE、Twitterくらいしかしないなあ。」というユーザーは月3GBもあれば足りると思いますので、月々ご自分がどれくらいデータ通信をするか?これを把握していただき、Rakuten UN-LIMIT VIをご検討いただくと良いかと思います。
また、留守番電話サービスも無料で利用できることを明言しているので留守番電話を使いたい人にも楽天モバイルのプランは向いていますね。
メリット2: オンラインでも店舗で契約ができる。
これもMNO3社と比較しての違いですが、楽天モバイルはオンラインでも店舗でも契約ができるのが大きな違いでしょう。契約後に料金プランについて質問したい場合に格安プランでも気軽に実店舗に行けるのはメリットと言えるでしょう。
これは「サービスやサポート」をゴリゴリに削った他社3社と比較してコスト面で言えばすごく努力している点だと言えます。
デメリット1: 電波環境が2021年2月現在少し不安
楽天はMNOに参入して日が浅く、auから「パートナー回線エリア」として電波のインフラを借りてサービスを提供しています。下図のように濃いピンクのエリアが楽天モバイルの自前の電波エリア。薄いピンクがauから借りているエリアとなります。
画像引用: https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/
画像からわかるように東京を中心したエリアはカバーできているのですが、少し外れてしまうと圏外となってしまいます。そのため、「山の中でもどこでも電波が使いたい。」というユーザーはMNOの他社3社を利用したほうが無難かもしれません。
楽天モバイルの電場割当状況について
参考に楽天モバイルが総務省から割り当てられている周波数を見てみましょう。下図を見ると1.7GHz、3.7GHz、4.5GHz、28GHzの電波を利用可能です。
画像引用: https://www.soumu.go.jp/main_content/000654166.pdf
まだ700〜900MHzのプラチナバンドを楽天モバイルは自前では利用できませんので、今後どれだけ電波割当とインフラの充実が進むかが楽天モバイルが快適に使えるかにかかっていると言えますね。
楽天モバイルまとめ
楽天のRakuten UN-LIMIT VIは使用するデータ通信量によって料金が柔軟に変わるプランとなっております。都内を中心に電波のインフラが整っているエリアだとかなりお得なプランなので、楽天モバイルの電波が入るエリアで安く大容量で使いたい方には向いています。
一方、2021年2月現在はまだ電波のカバーエリアが他社3社と比較して劣る面があるので契約する際は利用できるエリアをよく確認しましょう。