本日2017年11月11日は劇場版『ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~』横浜ブルク13で鑑賞してきました。
公式HP:ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~
本エントリーはネタバレを含みます。まだ劇場版を見ていない方はご注意ください。
ご注文はうさぎですか?とは
芳文社の発行する雑誌“まんがタイムきららMAX”で2011年から連載を開始した4コマ漫画が原作で、連載当初よりイラストの美しさとキャラクターの可愛さ、舞台設定の秀逸さでアニメ化される前から注目されていた看板作品でした。
今年原作原作連載開始からアニメの1期と2期の公開後、連載から6年の時を経て劇場化が公開されましたので、大ファンの私は早速見に行ってきたわけです。
入場特典
Koi先生描き下ろしのココア・リゼ・シャロ・千夜のミニ色紙が配布されます。どのキャクターも可愛いので全部当たりです。
映画の内容について
基本的に2期の「ご注文はうさぎですか??」のTVアニメ2話分と考えてもらっていいと思います。
原作5巻のココアが実家に帰省する話から、チマメ隊がココアの代わりにラビットハウスにやってくる話、ココアの帰省先でのエピーソード、花火大会のエピソードまでを、破綻させない脚本により劇場版で50分のストーリーとしていました。
開始3分で涙腺が
冒頭ココアが実家に帰るシーンで、ココアと千夜がハグするシーンがでココアがみんなと別れたくなくて泣いているシーンが、いきなり涙腺に来ました。
原作2巻の「うさぎになったバリスタ」でココアが「開始5分で涙腺が。。」のコマを再現し、開始直後からグッとくるシーンでしたね。
ココアが可愛すぎた
実家に帰ったココアが、モカとココア母にサプライズ返しをされたシーンは微笑ましくも、「親子っていいなー」とグッとくるシーンでした。いつも以上に無邪気なココアさんが大スクリーンで久しぶりに見れて可愛かったです。
また、モカとココアのやりとりで思い出を振り返ってココアが懐かしんだり、モカにすねたりするシーンが可愛すぎて最高でした。
チノの心情描写がお見事
ココアから電話がなかなか来なかったり、ココアとの電話で意地を張ったり、一人で寂しくお風呂に入ったりとアニメではなかなか表現できていなかったチノの孤独感をうまく表現していました。
いつの間にかココアの存在がチノにとってとても大きくなっていたことをとても丁寧に描いていて、尺の長い劇場版ならではの表現でした。
2箇所の感動のシーン
感動シーンは冒頭のみでなく、やはり実家から木組みの街に帰るシーンでした。ココアの母とココアがハグするシーンが、かわいい娘にあえて嬉しい感情と、送り出す母親の複雑な気持ちが溢れていました。
また、バイクでモカとココアが駅まで送るシーンで、ココアの「やっぱり1番の憧れはお姉ちゃん!」との温かいやりとりが涙無しで見れなかったです。
また、花火大会でココアとチノが手を取り合って花火が打ち上がるシーンの直後に、エンドロールが流れる演出もとても良かったです。エンドロールでは主題歌の「セカイがカフェになっちゃった!」が流れて幕を下ろします。これがモノトーン調のスライドショーで、想い出を振り返るものとなっています。
映像面について
映像はアニメと同じ1080pの解像度でしょう。劇場版だけあって森や湖、街並みの背景の描き込みや、引きのシーンでのグラフィックはアニメ版よりも凝っていました。画質については今までのごちうさアニメでは最高のものでした。
小ネタ
森永製菓とのコラボ
千夜がココアシックになって買ってくるココアがよく見ると、森永製菓製でした。正式にコラボしているのでこの演出は好き。
“たんぽぽ間違え”再び
エピローグの、人形に関するココアとチノのやりとりは、たんぽぽとライオンの写真立てを間違えたやり取りの振り返りでとても微笑ましかったです。
リゼ父(ビッグボス)がウェイターをやっている
吹き矢勝負で負けたリゼ父がバータイムのウェイターをやっているアニメオリジナル展開が有りました。タカヒロとリゼ父のやりとりは好きです。
青山ブルーマウンテンが神出鬼没
今回も青山さんは神出鬼没でいろんなところに出ていました。青山さんと凛さんのやり取りもエンディングを盛り上げていて楽しかったです。
魔法少女チノ登場
魔法少女チノのネタがココアの夢の中で登場してきて驚きでした。魔法少女チノの魔法の力が、うさぎに関するもので安心しました。今までの作品ででてきた関連ネタもうまく組み合わせていてファンにはたまりません。
あとがき
最後にこのような素晴らしい作品を作っていただいた原作Koiさんと、アニメスタッフの方々に感謝です!