どうもみなさんこんにちは。まきしです。今回はようやくAirPods Pro 第2世代の視聴ができましたので、率直な感想を書いていきましょう。
結論から言えば、「着実に性能は進化はしているものの、コスパは悪い。」ということです。
AirPods Pro 第2世代とは
2019年に登場したノイズキャンセリングイヤフォンがAirPods Proです。
この第一世代のAirPods Proはその音質の良さと、ノイズキャンセリングの性能、何よりデザインの良さで一時期入手困難になるほどのイヤフォンでした。
お値段も当時29800円と比較的入手しやすく、爆発的に普及したおかげで電車では10人に3-4人はつけてるんじゃないかくらい人気があります。
そして2022年に、そのデザインはそのままにバッテリー駆動時間の向上と、探すアプリでiPhoneから探すことができたり、売りのノイズキャンセリング機能を強化したなどの付加価値をつけたのが第2世代AirPods Proです。
AirPods Pro 第2世代の音質について
AirPods Pro 第2世代を私のiPhone 12 Pro MAXと接続してClariSのコネクトを視聴しました。この曲は私にとって1番繰り返し聞いた曲なのでベンチマークとして使っています。
CD音源を Apple ロスレスでミュージックにMacに取り込み、 iPhoneに同期しています。
結論としては私が普段使っているAirPods 第2世代よりも低音が強調されて、音がクリアになった感じでした。簡単に言うと、Appleが目指しているクリアでフラットで聴き疲れない音質でした。
正直およそ4万円もするワイヤレスイヤフォンとして、「超高音質」ではない感じです。BOSEのQuietComfort Earbuds IIや、SONYのWF-1000XM4の方が音が良いですね。。
AirPods Pro 第2世代がすごいのはノイズキャンセリング性能と外音の取り込み機能
AirPods Pro 第2世代が素晴らしいのがノイズキャンセリング性能と、外音の取り込み機能です。ノイズキャンセリングはあの騒がしいヨドバシカメラの騒音が9割くらい消えます。
ノイズキャンセリングをオンにした習慣に静かな音しかしない自宅に戻ったかのように錯覚します。これだけ素晴らしいノイズキャンセリング性能があれば、通勤で集中して音楽を楽しめると思います。通勤で iPhoneやiPadを接続して音楽を快適に楽しみたいならAirPods Pro 第2世代はかなりいい選択肢だと思います。
また、外音の取り込み機能はまるで耳に快適なスピーカーを装着しているかのように周りが聞こえるのはかなり価値があるかと思います。AirPods Proを装着しっぱなしの人が多いのも頷けます。
AirPods Pro 第2世代の最大の魅力はAppleデバイスとの連携
音質やノイズキャンセリングはともかく、 iPhoneやiPad、MacなどのAppleとのデバイスの連携が素晴らしいのがAirPods Pro 第2世代です。
パッケージを開けてすぐにペアリングのガイドがOS上で出てきて、設定に詳しくない人でもすぐに使えるのがAirPodsシリーズの魅力。
MacとiPhoneを並べて使っていれば、再生した方にデバイスで自動的に再生するなどApple製品同士の連携がとても気持ち良いです。この便利さを重視してなおかつノイズキャンセリング性能を重視するならAirPods Pro 第2世代は良い選択肢となります。
ただApple製品の連携はそれほど重要視しておらず、音質のよいワイヤレスイヤフォンを求めるならSONYや BOSEの方が満足できるはずです。
AirPods Pro 第2世代は非常に良い性能だが、決して高コスパではない。
さて、AirPods Pro 第2世代は定価39800円ですが、音質は決してSONYや BOSEより良いわけではありません。また、AirPods Pro 第2世代はハイレゾのBluetoothコーデックに2022/10現状対応していません。私はAirPods Pro 第2世代は非常に魅力的に感じるのですが、いろんな角度から見た時にはコスパがいいとは言えないのが本音です。
ですが、ノイズキャンセリングの性能と外音取り込み機能とバッテリーの持ちは素晴らしいので、Appleデバイスとの連携を何より大切にするならAirPods Pro 第2世代はおすすめです。
ただ決して安い製品では無いので、高性能ノイズキャンセリングと高音質の両方を重視したいならSONYのXM4またはBOSEの quiet comfort iiが良いでしょう。