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【新入社員向け】コンプライアンスを守ったネット(SNS)の利用とは

4月になって、今年から新社会人になる人も多いのではないでしょうか。学生から社会人になると、行動や言動に気をつけ、法令遵守(以下コンプライアンス)が当たり前となります。
 

コンプライアンスの定義

 
そもそもコンプライアンス (Compliance)とは、以下のように大辞林で定義されています。

「 法令遵守。特に,企業活動において社会規範に反することなく,公正公平に業務遂行することをいう。」

 
今回は20代の若い世代を対象に、コンプライアンスを守ったSNS、およびネットの使い方を利用しましょう。書いてあることは常識しかありませんし、会社の研修で絶対教わるはずですが、ここで1度おさらいしておきましょう。
 
コンプライアンスを守ったSNSの利用
 

企業情報は漏らしちゃダメ!

 
1の企業情報について考えてみましょう。会社にもよりますが、入社するときおよび退社するときに「業務上で知り得た知識や情報は許可なく第三者に漏らすことを禁じます。(文言は会社によって異なりますが、だいたいこんな感じ)」という誓約書に署名します。
 
つまり、守秘義務を守ることを誓約したことを前提に会社に所属できるわけです。
 
もっとくだけて言うと、「うちの会社の〇〇の新製品がいつ出る。」とか、「うちの会社のお客さんの△△がまだプレスリリース前だけどこういうことやってるよ。」とか。。こういった会社内の業務上の情報や、秘密を漏らさないようにすることを守秘義務と言います。
 
こういった話をするときには、日常会話の中や、飲み会の席、電話での会話などで周りに社外の人がいないかよく確認する必要があります。これに関しては誰が聞いているかわからないので、意外とリスクが高いのです。
 
コンプライアンス違反により、関係者に情報が漏れてせっかくのアイディアが真似されたり、売り上げに影響が出る場合も少なくありません。最悪そのことが会社の業績に影響が出る場合も十分ありえるし、それで裁判沙汰になることも別に珍しいわけではありません。
 
つまり組織外の人以外に、許可を得ていない範囲で会社の情報を漏らすことはダメですよ!と言うことです。
 

SNSの使い方は要注意

 
ここで、考えてほしいのが「匿名ならばどんな発言をしても大丈夫なのか?」ということ。
 
答えはNOです。なぜなら匿名であろうと、その本人が情報発信していることに変わりはないからです。
 
そのため、匿名でも本名で投稿していると同等であることを頭に入れておきましょう。これはTwitterだろうと、LINEだろうとInstagramでも同等です。これらのSNSツールでコンプライアンスに反することを発信するのはご法度であります。
 
ちなみに、匿名でも使っているネットワークの情報や、端末情報から誰が何時に投稿したかはバレますからね。しかも、現在ネットにアップロードした情報や画像は一生Webに残りますので注意してください。(過去のニュースでもすぐに該当の画像がでてくるでしょ?)
 
特に最近のSNSは拡散力がブログやウェブサイトとは比較にならないほど強く、秘密の情報を漏らしたことはあっという間に広まるし、最悪のケースそれに対する損害賠償を請求されるケースもあるでしょう。
 
また、本人が意図せずとも、スマートフォンや、パソコンがウィルスに感染して、遠隔操作されたケースも本人のresponsibilityとなる場合がありますので、本当に気をつけてください。
 

あとがき

 
私はブログというメディアで7年近く情報発信してきて、最近SNSの勉強のためTwitterをはじめて、ネットの楽しい一面や便利な部分も十二分に認識しています。
 
一方、情報を発信する、使い手のモラルが強く求められる時代となってきました。連休前にこの記事を書いたのも、新入社員にとっては初めての大型連休だと思うし、よりSNSの利用が活発になるだろうから、少しでも参考になればと思った次第でございます。

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まきし

2014年よりWebサイト「Apple Compass」を運営しています。 メーカーに勤めながら大好きなApple製品とルアーフィッシングを中心に記事を更新しています。レビューのご依頼や記事に関する質問はお問い合わせフォームまでお気軽に。 ※当ページのリンクには広告が含まれている場合があります。

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