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iPhone Xのカメラレンズの掃除の方法: 原則クリーニングクロスで拭くだけでOK

最近のiPhoneはカメラの性能を上げるため、iPhone 6/6s/7/8/X (Plus含む)はカメラのレンズが出っ張っていることが特徴です。
 
そのため、傷がつきにくいようにiPhone 6/6s/7/8/X (Plus含む)のカメラレンズにはサファイアクリスタルが採用されています。
 
IPhone Xのカメラレンズの掃除の方法 原則クリーニングクロスで拭くだけでOK
 
iPhone Xの仕様について: https://www.apple.com/jp/iphone-x/specs/
 
iPhone Xを購入して思いましたが、レンズが従来よりさらに大きくなり、ベゼルレスデザインのため普通に操作している間に直接レンズを触れることが多くなりました。清掃方法について疑問を持っている方もいると思い、本エントリーではiPhoneのカメラレンズの掃除方法について書きます。
 

クリーニングクロスで拭くだけ

 
サファイアクリスタルはアルミナ(酸化アルミニウム Al2O3)の1種です。
 
硬さを示すモース硬度は9と、セラミックスと同等の非常に硬い素材となっており、オメガ等の高級腕時計の風防ガラスにも利用されています。
 
日常的に地面によく落ちてる雲母はモース硬度2.8、石英は硬度7とサファイアクリスタルより硬度が低く、これらがレンズに付着してこすっても傷がつくことはほとんど無いでしょう。
 
日常的なメンテでしたら、クリーニングクロスで拭く程度で十分です。ただし、ハンカチだと余計な水分で水垢等が発生する場合があるので、ENJO マルチクロス 40222などの高性能品をおすすめします。
 
IPhone Xのカメラレンズの掃除の方法 原則クリーニングクロスで拭くだけでOK 2
 

砂まみれになったときや、海水に落としたとき

 
誤って砂場に落として砂まみれになったり、海水、池や川に落としてしまった場合はカメラのレンズに細かい粒子が付いている場合があります。
 
その場合はカバーを外して、水道水などのきれいな水で軽く汚れを洗い落としたあと、タオルや乾燥剤等で十分水分を抜きます。その後クリーニングクロスで拭き上げれば問題ないでしょう。
 
水道水で汚れを落とすのは、レンズ周りのセンサーやLEDフラッシュ、ガラス、ステンレスなどを傷つけないようにするためです。iPhone 7以降はIP67等級の耐水性能を持っていますので、防水性能を活かして常温の真水で洗浄することは特に問題ありません。
温水や温泉、石鹸水等は保証の対象外になる場合があるので注意です。
【参考リンク】
http://www.asahi-net.or.jp/~jh3m-fjym/katasa/katasa.html
http://www.komehyo.co.jp/tokei-tsushin/article/884
 

あとがき

iPhoneのカメラレンズはサファイアクリスタルなのでラフに扱って問題ありません。汚れたその都度クリーニングクロスで拭く程度のメンテナンスで十分でしょう。

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まきし

2014年よりWebサイト「Apple Compass」を運営しています。 メーカーに勤めながら大好きなApple製品とルアーフィッシングを中心に記事を更新しています。レビューのご依頼や記事に関する質問はお問い合わせフォームまでお気軽に。 ※当ページのリンクには広告が含まれている場合があります。

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