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Huawei Mate 10 liteレビュー、コスパ抜群のAndroidスマートフォン

これまで私はスマートフォンはiPhoneのみを使っていました。しかし、Androidが携帯電話のスタンダードのひとつとなった現在、Androidも使ってみたいという思いで機種を選定していました。
 
TwitterやネットでAndroidの情報を集めた結果、最近は中国のメーカーがかなり品質が良いとの情報を聞きHuaweiのMate 10 lite(オーロラブルー)をAmazonで入手しました。2018/05/18現在3万5千円ほどと、iPhone 8と比較するとほぼ半額となっています。1ヶ月ほど毎日使いましたので、HuaweiのMate 10 liteのレビューを書いていきましょう。
スペック詳細: https://consumer.huawei.com/jp/phones/mate10-lite/
 

デザインと質感

Mate 10 liteの特徴は解像度2160x1080pxの5.9-inchの液晶を装備し、ディープトーンのブルーのアルミニウムのボディです。アルミニウムの塗装にもムラは無く、触った感じは以前使っていたiPhone 6s Plusとそっくりです。
 

フロント

Mate 10 liteレビュー 1
ベゼルは上下に少しだけ液晶から顔を出すくらいのサイズで5.9インチながら片手で使えるコンパクトさがあります。
 

リア

Mate 10 liteレビュー 2
 
ダブルレンズ仕様のライカ製カメラと、指紋センサーがあります。iPhoneはフロントのホームボタンで指紋照合を行う感じですが、Mate 10 liteは背面に人差し指を伸ばして画面をアンロックできます。
 

カメラ性能

リアカメラは1600万画素+200万画素のライカ製のデュアルカメラを搭載しています。Mate 10 liteのこだわりがカメラで、スマートフォンながら高画質に撮影できるのです。
 
先日のCSS Niteで名古屋に行ったときの写真をサンプルとして投稿します。ほぼ同じ位置からMate 10 liteとiPhone Xで撮影し、Photoshop CCで700x525にトリミングしました。
 

Mate 10 liteで撮影したもの

Mate 10 liteレビュー mate10
明るめの絵で十分高画質に撮影できています。明度の高いナチュラルな絵という印象です。カメラアプリの設定はデフォルトで撮影しています。明るい絵を撮影できるので、光量の少ない室内の用途で向いているでしょう。
 

iPhone Xで撮影したもの

Mate 10 liteレビュー iphonex
iPhone Xのカメラはコントラストが強く、彩度が高いメリハリのついた絵です。価格帯を考えるとMate 10 liteもいい勝負をしています。
 

通話品質

私はデータ通信専用のSIMで運用しているので、Skypeでチェックしましたが通話品質はiPhone Xと変わりなく快適でした。電話として利用するユーザーが多いと思いますが特に不満はありません。
 

音楽プレーヤーとしての用途

本体のストレージは64GBとたっぷりあるので、Play MusicアプリでApple Losslessのファイルを再生しました。イヤフォンはEarPods使っていますが、移動中に使うには十分な音質です。
Mate 10 liteレビュー 3
Play MusicのUIはiPhoneのMusicとほぼ同じなので、iPhoneユーザーもストレスなく使えると思います。Now Playingの画面だとアートワークが上記右側の画像のように一部だけ拡大されてしまう仕様が少し不満です。
 
地味に嬉しいのが、EarPodsのコントローラーが効くということ。音量調整以外の、再生/一時停止/スキップなどの基本操作がAppleのイヤフォンで可能です。これでAndroid用に別途イヤフォンを準備する手間が省けました。
 

処理性能

用途としては音楽プレーヤーとしてや、Chromeでのネット、アプリの動作確認、Google Mapsなどですが処理速度には不満がなく快適です。
 
スペックとしては、オクタコアHUAWEI Kirin 659 オクタコアCPU (4 x 2.36 GHz A53 + 4 x 1.7 GHz A53) にRAM 4GBを搭載しています。スペックは必要十分で、体感ではiPhone 6s Plusと同等かそれ以上の処理能力という印象で、今のAndroidがサクサク気持ちよく動作するのに驚いています。
 

UI

Android 7を搭載し、テーマは工場出荷時のEmotion UI 5.1を使用しています。ホーム画面はiOSと共通な部分が多く、iPhoneと比較しても操作にほとんど違和感がありません。
Mate 10 liteレビュー 4
通知センターや戻るボタンはiPhoneと比べて便利で使いやすいです。ただ、画面が遷移するときやタップしたときの細かいアニメーションはiPhoneの方が操作していて気持ちいいですね。この部分はAppleはよくできています。
 

その他

・Wi-Fiはシングルバンドで2.4GHz(IEEE 802.11 b/g/n)のみの対応です。ここで上位機種との差別化とコストダウンをしています。
 
・シムフリーでデュアルSIMトレイ搭載しています。2枚のSIMカードが使えるので海外に行くときに便利だと思います。4GはSIM1のみの対応なので注意です。また、micro SDを利用すると、利用できるSIMカードは SIM1のみになります。
 

あとがき

iPhoneを5-6年ずっと使い続けての初めてのAndroidですが満足しています。
価格に対してデザインや基本性能をしっかり抑えているので、サブとしてもメインとしても使えるパフォーマンスを持っていますね。おすすめです。

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まきし

2014年よりWebサイト「Apple Compass」を運営しています。 メーカーに勤めながら大好きなApple製品とルアーフィッシングを中心に記事を更新しています。レビューのご依頼や記事に関する質問はお問い合わせフォームまでお気軽に。 ※当ページのリンクには広告が含まれている場合があります。

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