私はiPhone 6s PlusとiPad Air 2を現在使用しており、どちらも毎日使っています。このどちらが好きかと聞かれたら、迷いながらもiPadを挙げます。理由は 単純に画面が大きい方がいろんな面で有利だからです。今回はiPadがiPhoneに無い魅力を3つ書いてみましょう。
iPadのメリットはその広い表示領域
初めに大切なことは表示解像度の比較です。iPhone 6s PlusとiPad Air 2の表示領域は以下となります。
iPhone 6s Plus(5.5インチ): 414×736=304704px 0.3Mpx
iPad Air 2(9.7インチ):768×1024=786432px 0.79Mpx
iPadはランドスケープモード、iPhoneは縦モードで使用しており、縦の解像度はiPadが768に対してiPhoneは736とほぼ等倍です。ところが横はiPad1024に対してiPhoneは414と約2.5倍となっています。表示解像度の差は2.58倍 となっており、図にしてみると表示できる情報量にかなりの差があります。
iPadは1024×768という情報量があり、これは一昔前のノートパソコンと同じ解像度です。iPhoneでは画面の小ささ故、Excel等のスプレッドシートでは断片的にしか情報を拾えませんが、iPadの画面は気持よく全体を俯瞰することができます。これがEvernoteやPixelmator、Numbersの使いやすさを向上させています。
用途を絞って作業に集中できる。
私はiPadをKindle、Evernote、Safari等のツールとして活用しています。正直細かい作業やメール等のコミニケーションはiPhoneに任せてしまえばいいので、iPadは非常にシンプルな用途のみで使ってあげています。これで用途に迷うことがないので1つの作業に集中して取り組むことができます。
私はAmazonが提供している電子書籍サービス、Kindleにて本を購入して持ち歩いています。iPadでの読書は横のサイズが一般書の単行本サイズと同等のため、違和感なく本が読める ことがメリットです。昔はカバンに読みたい本を3-4冊カバンにつっこんでいましたが、今は100冊以上の本をiPad1台でまかなえます。これが読書好きのユーザーにはアドバンテージかと思います。(写真はKoi先生のご注文はうさぎですか?vol.4)
iPhoneの代わりにもなる。
iPadのメリットはパソコン代わりだけでなくiPhoneの代わりにもなることです。 パソコン代わりとは前述の解像度の話に戻りますが、約10インチのこのサイズはミニキーボードと同じくらいのサイズなので、タイピングによるアウトプットが快適にできます。
iPhoneの代わりとは、iPhoneと共通のアプリを導入することでiPhoneの役割をiPadでもできるということ。例えばiPhoneと共通の英和辞典アプリを導入することで、英単語の検索やブックマークの共有をiCloudを通してできます。また電車の時刻調べやカメラ機能、音楽再生ももちろんできます。
要するに MacとiPhoneの中間でつぶしが利くということです。以前iPhoneを家に忘れてiPadだけを持って出かけたことがありましたが、意外と困らずに過ごせました。
あとがき
休日外出するときにはiPadとiPhoneどちらも持って行きますが、カフェや図書館でじっくり作業するときにはiPadに手が伸びてしまいます。画面が広いこととiPhoneとも互換性の高いiPadは使いやすいので、私にとってなくてはならないツールとなっています。
iPad Proも発売されますが、これからiPadがどう進化するか楽しみです。iPad Air 2はハード的にはもう十二分なパフォーマンスですからね。