どうもみなさんこんにちは。まきしです。
今回は先日購入したiPad mini 6のレビューを書いていきます。まず背景として、以前私はiPad Pro 11インチ2020モデルを使っていましたが、手放した上でこのiPad mini 6を購入いたしました。
今回はiPad miniのレビューをiPad ProやAirとの比較を交えて紹介していきます。
iPad mini 6仕様
iPad mini 6の仕様になります。
- 液晶サイズ: 8.3インチ(解像度: 1488x2266)
- CPU: A15チップ
- RAM: 4GB
- ストレージ: 64/256GB
- セルラーモデル: 5Gモデル選択可能。(Wi-Fiモデルもあり)
- カラー: 4色展開
- 生体認証: Touch ID
私が購入したのは、64GBのWi-Fiモデル、カラーはスターライトシルバーです。お値段は税込59,800円となります。
処理速度ですが、iPhone 12 Pro MAXと謙遜ないレベルで良いです。ただしメモリ4GBと、iPhone 12 Pro MAXの6GBと比較して少なく、重いアプリを多用するとややカクツク印象があります。
ですが、値段を考えればかなりハイスペックで私が以前使っていたiPad Pro 2020と比較してもあまりストレスはないです。スペックは必要十分と言えるでしょう。iPhone 13シリーズと同じチップを積んでいることを考えれば、コスパを考えれば最高レベルです。
価格に対してのスペックに関しては文句なし☆x5です。
iPad mini 6の外装について
iPad mini 6の外装は先代の5と比較して大きく変わった部分です。
Touch IDの機能を担っていたホームボタンを廃止しました。ここが大きく変わった点です。
また、ボタンも含めて、全体的に曲線ではなく角張ったカチッとしたデザインになっています。Airも現行はなかなか格好良いですが、mini 6も負けてはいません。
ボディや液晶の剛性が大きく向上したおかげで持ったときの質感はかなり良いです。液晶をタッチした質感は雲泥の差になりました。5までにあった華奢な感じは無くなっています。
もちろん質感的にはiPad Proには一歩及びます。しかしこの品質を6万円で買えるのは素晴らしいですね。質感はトップレベルでしょう。
一点残念なのが、iPhoneのように完全なベゼルレスではない点です。意外とベゼルの幅が目立ちますのでここで減点させていただきます。外装は☆4です。
iPad mini 6の表示面積について
iPad mini 6がよく比較されるデバイスとして、iPhone 12 (13) Pro MAXが挙げられます。
iPad mini 6は8.3インチ、iPhone 12 Pro MAXは6.7インチと物理的なサイズの差はわずか1.5インチとなりました。並べていてみても「あれ?あまり変わらないぞ。。」と感じるユーザーも多いかと思います。
じゃあiPad mini 6のメリットはなんだと言えば、表示される画面サイズが大きく違います。比較すると下記のようになります。
縦横ともにiPad mini 6は744x1133と84万ピクセルに対して、iPhone 12 Pro MAXは428x926と39万ピクセルです。
つまりiPad mini 6は2022年3月現在発売されているハイエンドで最も画面が大きいiPhoneよりも倍以上の情報量を表示できます。
これは結構驚異的で、例えばWebブラウザや読書をメインとして使いたい方はiPhoneを大型化するよりもiPad mini 6を別途入手した方が良いと思っています。
わずか300gでこれだけ広い画面を扱えるという意味で、画面サイズに関しては文句なしです。
インターフェイスについて
iPad mini 6は兄弟であるiPad Proや Airと同様に、USB-Cを搭載しています。今時USB-Cはもはや当たり前です。
オーディオジャック等は無しで少し寂しいですが、色々つけるとごちゃごちゃするのでこれはこれで良いでしょう。
インターフェイスは普通です。ちなみにLightningコネクタ採用なら買っていませんでした。
iPad Proから乗り換えての感想
このiPad mini 6はiPad Pro 11インチ(2020モデル)からの買い替えです。結論としてはもっと早くこのmini 6に乗り換えるべきでした。
というのも、私のiPadの用途が通勤や外出先で、大画面の電子書籍を読む、記事を作成すると言った用途がメインでした。
iPad Pro 11インチは正直デカくて重くて扱いにくかったです。特に電車では取り扱いが難しく通勤に持っていったのに使わない日もありました。
iPad mini 6は通勤の電車の中でもかなりコンパクトなので、邪魔になりません。しかも軽いので電車内での移動も楽です。
iPhone 12 Pro MAXよりも効率よくKindleが読めますし、記事もガシガシ書けるようになりました。
つまりiPad Proを使っていた時よりも快適にiPadライフを楽しめているので満足しています。
悔しいのですが、ハイエンドのiPad mini 6よりも満足度が高いです。そういう意味でもある意味最強のiPadかと思います。
メーカーオプションのコスパが残念
iPad mini 6のストレージは64または256GBを選択できます。さらにApple online Storeでは5Gのセルラーモデルを選択できます。
私が選択したのは吊るしの64GBのWi-Fiモデルです。これには理由があり、ストレージをアップするとプラス約2万円、5Gを追加するとプラス約2万円です。
フルスペックにすると10万円を超えてしまい、M1チップ搭載のMacBook Airが買えてしまうのです。。
正直ストレージの容量アップはかなりコスパ悪いので、仕事でどうしても256GBが必要でなければ、64GBで良いと思います。
また、5Gも日本では首都圏でもまだ時期尚早だと思います。4Gのオプションが格安であってもよかったのかなとも思いますが、ただ部品を増やすようなことはAppleはしないでしょうね。
カラバリは多いものの、オプション選択の選択幅が非常に少ないのは残念です。
総評: 非常にハイレベルな出来。欲しい人は買い
評価は5段階で☆5です。素晴らしいです。正直今使っているiPhone 12 Pro MAXよりも満足度が高いです。
64GBにpのWi-Fiモデルなら6万円弱で購入できるコスパの良さがあります。何より軽くてコンパクトで画面が広いと、iPhone 12 Pro MAXdで画面の狭さに不満があった私にはドンピシャな製品です。
iPad Proも良い製品でしたが、電車で使ったり片手で快適に使うにはやはりiPad mini 6が最適だと思います。
一方メモリが4GBであったり、そもそも画面が他のiPadよりも狭いので、お絵描きやビジネスなどクリエイティブに使う用途にはiPad AirまたはiPad Proをおすすめします。
現在iPadをお使いで「デカくてあんまり使ってない。」という方や、「もっとiPhoneレベルで快適にiPadを使いたい」という方にはiPad mini 6は自信を持って進められます。
ぜひ一度お試しあれ。