どうもまきしです。iPhone 11、iPhone 11 ProそしてiPhone 11 Pro MAXの3機種が9/20に発売されましたね。Twitterのタイムラインを見ているとiPhone 11 Proを入手されている方が多数いらっしゃって、皆さんやはり超広角カメラをすごく高く評価されています。iPhone 11 Proの売りは2つ: カメラの進化と新カラーでしょう。
トリプルレンズカメラの価値
3つのレンズをもつカメラで超広角(0.5x)・広角(1.0x)・望遠(2.0x)の三種類の写真やムービーが撮影できるのはとても大きなメリットがあります。特に超広角は視野が120°と今までのiPhoneでは撮影ができなかった絵が撮影できます。ここに1番の付加価値があります。
画像は下記リンクより引用
https://www.apple.com/jp/shop/goto/buy_iphone/iphone_11_pro
3種類のレンズについてはAppleのサイトがwebサイトでインタラクティブにわかり易く説明しています。これだけ広くスマートフォンのカメラで写真やビデオを撮影できると、ダイナミックな写真が撮れて楽しそうです。例えば自然の景色だけではなく、ビル群の写真、チラシやポストイットだらけの情報量が多い媒体でも面白そうです。
引用: https://www.apple.com/jp/iphone-11-pro/
ポートレートモードも進化していたり、ナイトモードも前のモデルのXSのカメラと比較してもきれいに夜景が撮影できるのは素晴らしいです。Androidスマートフォンである、Pixel 3での夜景の撮影も驚きましたが、Appleも負けじと追従してきています。
参考記事
https://rocketnews24.com/2018/12/04/1146689/
新カラーミッドナイトグリーンが格好いい
緑色のダークトーンに近い色でとても深みがある色で気品があります。バックパネルのすりガラスの質感とも色がバッチリあっていますね。何より2019年9月時点では、ミッドナイトグリーンはiPhone世界初の色ですので、一発で最新のiPhoneとわかりますね。
引用:https://www.apple.com/jp/shop/goto/buy_iphone/iphone_11_pro
今までAppleのハイエンドモデルの色相は、無彩色+黄色(ゴールド)+赤(プロダクトレッド)で決まりでした。ここに来て緑が追加になったことで、ハイエンドの色の色相はゴールドとプロダクトレッドを含めて3種類となりました。特にハイエンドで緑色のような中性色(寒色寄り)は初めてですね。他の色もAppleが開発していると考えると、今後の色の展開も期待できるかもしれません。
私がiPhone XからiPhone 11 Proへ機種変更しない理由
さて、本題ですが私はiPhone XからiPhone 11 Proに機種変更する予定はありません。そこにはいくつか理由があります。
iPhone XにインストールしたiOS 13の動作が快適
9/20にiOS 13がリリースされました。この動作がキビキビとしていて、とても2年前の端末とは思えません。Face IDの認識もiOS 12よりも速くなり、ミュージックアプリやSafariも快適になりました。
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Kindleアプリや日本経済新聞などの読書アプリ、YouTubeやAmazon Primeなどの動画アプリやカメラも快適です。つまり私がiPhone Xに求めている機能に全く不満がないのです。
カメラ以外の進化が簡単に実感できない
iPhone 11 ProはWi-Fi 6と呼ばれる新しい無線規格(IEEE 802.11ax)に対応しました。axはacよりも進化しており、acのように5GHzだけでなく2.4GHzでも利用できる(実はここがすごい)規格です。
Wi-Fi 6に対応したのはいいのですが、Wi-Fiルーターをax対応のルーターに更新しないと効果を実感できません。axはまだ対応機器も少なく、ASUS 次世代の超高速 ゲーミング Wi-Fi ルーター RT-AX88U 11ax デュアルバンド AX6000など一部のWi-Fiルーターに限られます。
※AppleはWi-Fiルーターの販売を中止しました。最新のものでもApple純正のルーターはacまでの対応となります。そのため必然的にサードパーティ製の使用が必要となります。
iPhone 11 Proを新規で購入し、家で使うWi-Fiルーターにも不満があるなと思ったらax対応のルーターの購入を検討するのもありです。
802.11axについてはNational InstrumentsのWebサイトが詳しいです。
Lightningコネクタが据え置き。USB-C対応はいつに?
iPhone 11シリーズは今回もLightningコネクタを搭載しております。USB-Cになるのでは?と期待していましたがやはり5G対応待ちなのでしょうか。Lightningコネクタは少し古い規格なので、iPhone本体にUSB-C端子が欲しかったのが本音です。
特にMacと接続してのデータやり取りがLightningからUSB-Cに変更されるだけで格段に通信速度が変わるはずです。個人的には手持ちのiPad Pro 11-inchはUSB-Cなので充電ケーブルを統一したかったんですよね。ただ、付属品の充電器のコネクタがUSB-Cとなり電力が18Wになったのはグッドです。従来のiPhoneの充電器は5Wですので、iPhoneを高速充電できます。
あとがき
iPhone 11シリーズは間違いなくいい端末です。特にカメラの進化とバッテリー持ちの進化、Wi-Fi6の対応とかなり洗練されています。特にiPhone 7や8辺りの端末から乗り換えた場合、カメラだけでなくOLED(有機EL)の表示品質の美しさとFace IDの便利さ、処理速度の速さにも感動すると思います。
ただ、iPhone XやXsからの乗り換えはスペックに差が少ないと私は思っています。今回はカメラの性能がどうしても欲しい!グリーンのiPhoneじゃなきゃイヤ!とにかく最新の携帯が欲しい!という方にはお勧めできますね。