CDの音楽をiTunesで取り込むときApple Lossless形式を選択するメリット

私はiTunesでCDの音楽を取り込むとき、リスニングの教材等を除いてApple Lossless形式で取り込むようにしています。私が音楽を再生するデバイスは、iPhone 6 Plusと、iPad Air 2、iPod nano 第7世代、MacBook Pro Retina Late 2013を使用しています。当たり前ですが全てApple Losslessに対応しており、Apple製品しか使わない人にはApple Losslessで取り込むことを推奨しています。今回はApple Losslessで音楽を取り込む方法とそのメリットを書いてみましょう。

 
環境

・MacBook Pro Retina 15-inch Late 2013 (OS X 10.9.5)
・iTunes 11.4

 
Apple-Lossless

 

・取り込む形式をApple Losslessにする方法

 
iTunesを起動し、環境設定を選択します。

 
Apple-Lossless-1

 
一般の設定で、インポート設定をクリックします。

 
Apple-Lossless-2

 
ここではコーデックを選択できます。iTunesでは“AAC”、“AIFF”,“Apple Lossless”、“MP3”、“WAV”の5種類のフォーマットで変換できます。ここでApple Losslessを選択することで、CDから音楽を取り込むときにApple Losslessで取り込むことが可能です。

 
Apple-Lossless-3

 
・Apple Losslessのメリットとデメリット。

 
まずはメリットから述べたいと思います。Apple Losslessのフォーマットは可逆圧縮のためWAVやAIFFといった無圧縮フォーマットに理論的には音質は同等と言われています。つまりCDの音源(44.1kHz/16Bit)を容量を30%前後圧縮しながらもそのまま保存できると言われています。

 
例として、AAC 256kbps、Apple Lossless、WAV形式の3種類で同じ楽曲(back numberの高嶺の花子さんを変換してみました。上から順にAAC 256kbps、Apple Lossless、WAV形式となっています。

 
Apple-Lossless-4

 
AACは不可逆圧縮なので10.2MBとかなり圧縮されていますが、当然AACは音質も劣化されています。一方Apple Losslessでは37.5MB、WAVでは52.4MBとなっており、Apple LosslessはWAVと同等の音質で70%程度の容量となっています。音質はCDと同等、でも容量を抑えて音楽を楽しみたい人にはおすすめできます。Apple Losslessの音質面では、AAC 256kbpsとApple Losslessをヘッドフォンで比較したときに、音が若干クリアになっていますね。

 
また、Apple LosslessはメタデータがWAVと比較して扱いやすく、ジャケットや歌詞を登録するのに全てiTunesで行えるので便利です。歌詞を手軽に登録する方法は以前に書きましたので、ご参考に。(iTunesの楽曲に歌詞を登録できるフリーソフトLyrics Masterの使い方。

 
もちろんメリットだけではありません。デメリットも存在します。まず、Apple Losslessに対応している製品がそれほど多くないということ。一昔前のMP3プレーヤー等では認識しない恐れがあります。変換するときには対応フォーマットに十分注意しましよう。ちなみにApple Losslessの略称はALAC(Apple Lossless Audio Codec)と呼ばれており、この名称で記載されていることもあります。また、Apple LosslessはWindowsで扱うときにiTunesや対応したソフトが必要となり、WAVと比較してファイル的にはやや扱いにくいのも挙げられます。

 
もう一つのデメリットは単純に容量が大きいということ。同じ曲同士では比較的軽いAAC(256kbps)と比較して約3倍(楽曲によって異なる)くらいの容量を消費してしまいます。これは容量の少ないiPod nanoシリーズやiPhoneの16GBモデルには厳しいかもしれませんね。

 
あとがき

 
Apple Losslessでは音が劣化せずに、容量の消費が少ないので重宝しています。圧縮のデータだと精神衛生上良くないし、とは言えWAVでは容量が大きいですからね。iTunesしか使わないのであれば、音楽のデータはApple Losslessで楽曲を取り込んでおけば、後々WAVのデータに変換したときに音質が劣化せずに変換できるのも魅力的ですね。余談ですが、CDからAAC形式で取り込んでしまうと不可逆圧縮のため、そのデータをApple LosslessやWAVに変換しても音質は変化せず、容量だけ増えてしまうので注意しましょう。

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