MacBook ProのマウスとしてMagic Mouseを使っています。Magic MouseはAppleが販売している マルチタッチやジェスチャーに対応したマウスです。
今回はこのマウスを2年間使ったので、そのレビューとBetterTouchToolを含めた設定について書きます。
Bluetoothによるワイヤレス接続と安定性
Magic MouseはBluetooth対応なので、MacBook Proとペアリングしてワイヤレスで使用しています。
USBポートに受信機を接続する必要もなく、Macがスリープから立ち上がってすぐに動作可能です。
接続中は安定しており、途中で接続が切れることはあまりありません。
シンプルで美しいデザイン
表面は樹脂、背面はアルミニウムの2種類の素材を採用しています。
主張しすぎない ホワイトとシルバーのアルミニウムの組み合わせが格好いいです。2年間ほぼ毎日使っているけどデザインに飽きはありませんね。
適度な重量感があるので高級感もあり、意外と頑丈なのか2年間使って外観の変化や破損はほとんどありません。
手が触れるアルミニウムを部分がひんやりして心地いいですね。
マルチタッチとジェスチャーに対応
マルチタッチとジェスチャーに対応しており、環境設定とBetterTouchToolの組み合わせで最強のマウスへと進化します。
これに慣れたおかげでMacBookにあるトラックパッドを全く使っていません。Magic Mouseでほとんどのアクションをこなせてしまいます。
表示倍率の調整にコツが必要
Photoshopで表示の尺度を変えたいときにOptionを押しながら、マウスのホイールスクロールジェスチャーをするのですが、拡大倍率を好みの倍率に合わせるのが難しいです。ここは普通のマウスのホイールが便利かと思います。
Magic Mouseの設定
環境設定>マウスで、マウスの設定をします。スクロールは「ナチュラル」をOFF にして、それ以外はONです。
これで右クリックと、ダブルタップが使用可能になります。スクロールに「ナチュラル」をOFFにするのは、Windowsのマウスと動作を統一したいから です。
次のページは全てONにします。これで1本指のスワイプでページの「進む」と「戻る」がSafari等のアプリで可能になり、2本指スワイプでデスクトップの切り替えができるようになります。
さらに2本指でトントンとマウスをタップするとミッションコントロールが起動できて便利です。
ここまでがOS Xで用意しているマウスのマルチタッチジェスチャーになりますが、これだけでは足りないのでフリーのBetterTouchToolを使用してジェスチャーを追加します。
BetterTouchToolの設定
-3本指下スワイプで「Application Expose」の起動
-3本指クリックで「Command+W」
-4本指クリックで「Command+Q」
-3本指タップで「Launchpad」の起動
-3本指上スワイプで「Application Switcher」の起動
-3本指ダブルタップで通知センターの起動
以上を登録してPopClipと組み合わせれば大抵のことはマウスだけでできるのでとても便利です。
あとがき
Magic Mouseはマウスとしては確かに普通のマウスよりは高いのですが、デザインと使用感が素晴らしく値段に見合った製品だと私は思っております。
一度これに慣れてしまうと、もう他のマウスには戻れそうにないくらい気に入っています。