最近Queenを聞き始めたMaxyです。見事にハマって、通勤途中でも家でもほぼ毎日聞いています。Queenのアルバムは以前Greatest Hitsをだいぶ昔にTSUTAYAで借りており、その時は“We Are The Champions”と“We Will Rock You”を聞いて「これかー。」と思う程度しか思わなかったのです。
そして先日のQueenの日本公演がニュースやTwitterのタイムラインで流れ、フォロー/フォロワーさんの中でQueen好きの方もいたことがきっかけで再びGreatest Hitsを再び聞き始めました。聞いて行くうちに私が今大好きな“Don't Stop Me Now”が流れて、「なんじゃこりゃー!」とショックを受けたのがハマったきっかけです。
QUEENの魅力について
さて、主題に戻りますが今回は20代の若造が語るQueenの魅力について書いてみましょう。あえてこのタイトルをつけたのは、Queenの楽曲がほとんど私が生まれる前の曲で当時の時代も知らないある意味新鮮な目線から感想を書けると思ったからです。
ちなみに私はクラシックが1番音楽では好きですが、楽器が弾けるわけでも習っていたわけでもなく、聴くのが好きなリスナーであることを念頭に置いてください。そのため、あまり音楽に関しては詳しく語れませんが、英語力はそれなりにある(プロフィール)ので歌詞も読めばほとんど意味がわかります。
ちなみにアルバムはGreatest Hits i-iii, Jewels i-ii, The Worksの6種を聴いた上で書いています。あえてベスト版を多めにしました。これはこれからQueenを聞く方は間違いなくベスト盤のGreatest HitsかJewellsを選択する確率が非常に高いためです。私もそうでした(笑)。
圧倒的な歌唱力を持つフレディ・マーキュリーのボーカル
Queenの最大の魅力と言えばメインボーカルのフレディの歌唱力です。低音から高音まできっちりと歌い上げ、聞いていてとても気持ちが良い。声量も信じられないくらいあるので、とにかく圧倒されます。この声のレンジが様々な曲のジャンルの曲も歌い上げられるのかなと思います。
これはライブ映像を見ると確認できるのですが、ライブでもCD収録並みのキーの高さを最後まできっちりと歌い上げています。ライブの盛り上げ方もとにかくすごい。どんどん引き込まれる。これが男女問わず美声に酔いしれるという感覚なのでしょう。ここまで実力のあるアーティストは世界でも本当に稀だと思います。
Queen楽曲の独特の世界観
Queenの楽曲はボーカルのフレディだけでなく、他のメンバーも作詞しています。人気曲“Another One Bites The Dust”や“Radio Ga Ga”などはフレディーの以外のメンバーが作詞しています。
基本的にロックの曲が多く、ラブソングはもちろん、バラード、ハードロック、ポップ的なもの、オペラも含めて多種多様です。このバラエティの多さもヒットの要因かと私は思っています。同じような曲を探すのが難しいほど一曲一曲個性豊かです。さて、ここからは私のお気に入りの楽曲を紹介しつつ世界観を紹介しましょう。
“Bohemian Rhapsody”
Queenの代表曲であり、世界中で売れに売れた超名曲です。曲の構成としてバラードとオペラ、ロックを組み合わせたものとなっており、歌詞に関していえば本当にオペラの演劇を聴いているかのようなすごい曲となっています。冒頭の歌詞も強烈で聴いていて思わず、思わず歌詞カードを確認してしまったほど。
“Don’t Stop Me Now”
ゆったりとしたピアノの伴奏で始まり、一気にスピードが上がります。途中からメロディーはギターとピアノが主旋律となり徐々に激しく曲が歌われます。バックのQueenのメンバーとフレディーが交互に歌うパートがとても心地よいです。
この曲が面白いのは例えばサビの“200 degrees 〜 Mr. Fahrenheit”といういかにも英語らしいフレーズが多いということ。またその後きちんと韻を踏んでおり、聴いていてとても心地よいのが特徴的です。ちなみに歌詞をまともに聞くと色々とぶっ飛んでいるので面白いです。2番とかいきなり衝突コースかよ!と突っ込んでしまいます(笑)。ちなみにQueenの中で1 2位を争うくらい好きな曲です。痺れます。
“We Are The Champions”
これもQueenの代表曲。この曲の魅力がここまで心揺さぶられる歌詞を書けることの素晴らしさ。とにかく背中を押される言葉の応酬と、ロックのメロディーが格好良すぎる。2番の“But it’s been no bed of roses 〜”からの歌詞には、思わず涙ぐむくらい心に突き刺さる歌詞が最高です。ここまで自分を鼓舞できる曲もそうないと私は思います。
“Under Pressure”
Queenの人気曲で今まで紹介してきた曲とは一味違い、イギリスのDavid Bowieとのコラボ曲。CDではフレディとBowieが交互に歌うちょっと珍しい曲になっています。歌詞がPressure(この場合、精神的なものも物質的なものも意味する圧力)が人々に様々な影響をあたえる中で、フレディーの絞り出すようにLoveについて叫ぶ歌詞と、Bowieの答え合わせみたいなやり取りがすごく面白い。ライブ盤だとフレディが両方のパートを歌っています。Queenの中でもこれも1 2位を争うくらい大好きな曲。ベースの耳に残る独特のメロディーとも素敵。
“I Was Born To Love You”
CMやテレビ番組で起用されたこともあり、日本ではかなり有名な曲。歌詞がめちゃくちゃく聞きやす良い。ザビの繰り返される“I was born to 〜.”が心地よく、ストレートな表現がとても多いラブソングです。私が好きなのは“It’s so hard to believe, this is happening to me”というフレーズがとにかく気持ちいい。
“The Show Must Go On”
Queenの後期の楽曲。めちゃくちゃ格好いい。Queenの後期の曲ということもあり、ややダークな雰囲気を持ちつつ、強烈な歌詞で歌われます。サビのThe Show Must Go Onからフレディーの強烈なメッセージが伝わってきます。フレディーの当時の状況を考えると、熱いものがこみ上げてきますね。
“Friends Will Be Friends”
これ聞いて泣きそうになったくらい歌詞がとても心温まるナンバー。“Friends will be friends”とリフレインされる曲調が大好きな曲です。こういうしんみりとした曲を歌わせてもすごく感動できるのがQueenの魅力と言えます。
あとがき
今年から急にQueenが大好きになり、最近はほぼ毎日聞いています(笑)。最近音楽を聴くのがとにかく楽しいんですよね。
聴くだけでとにかくワクワクできる、これがQueenの曲の魅力だと思います。世界中に未だファンが多いこともうなずけます。実際に曲を聞いて、歌詞を読んでみるのが1番魅力がわかりますので、まずはベスト盤のJewellsかGreatest Hits等で聞いてみるのが良いかなと思いますよ。おすすめです!