2013年に購入したMacBook Pro Retina Late 2013 15インチのレビューを書きます。このMacはMacBook Air Mid 2012 13インチからの買い替えでした。
1年間色々と使いましたが、ここまで満足度の高いPCは初めてです。Macはハイスペックで買ったほうがいいと聞きますが、それは本当だったようです。iMac5Kに液晶解像度で負けてしまいましたが、ラップトップで文章を書く人、写真や画像をよく扱う人には最高のマシンですね。
デザイン
外観はアルミニウムのユニボディでシルバーの筐体が格好良く、デザインと剛性の両立するためにアルミニウムにこだわっています。MacBook Pro Retinaの15インチは2キログラムと15インチフルサイズラップトップとしてはかなり軽い方ですが、持ったときの金属独特の重量感が所有感を満たしてくれます。
デスクに置いたときの存在感も素晴らしく、インテリアとしても発揮できる強みがあります。道具でもあるけど、生活の一部として溶けこめる存在であることをAppleは狙っているのでしょうね。
画面表示がとても滑らか
解像度2880×1800のRetinaディスプレイは表示がとても滑らかです。PhotoshopやPhotosで写真を表示したときの美しさは是非体験していただきたいです。macOS (OS X)の文字のフォントがきれいなこともありますが、写真だけでなく文字の綺麗さも極上なので長時間文字を見続ける作業も苦になりません。
iTunes等のライブラリをアルバム表示にしたときの美しさはおそらくWindowsでは味わえないと思います。一枚一枚のジャケットを美しく表示できるのが最高です。目でも音楽を楽しませてくれます。
パフォーマンス
私のMacBook Pro Retina 15インチはCPUが4コア8スレッドのCore i7の2.6GHz、dGPUとしてGeForce GT 750M(2GB VRAM)、メモリがDDR3L 1600MHz 16GB、SSD512GB、802.11acに対応した上位モデルです。
私の用途はブログ作成とPhotoshopやIllustrator等のグラフィック系、Microsoft Office、簡単なムービー作成などなど比較的軽めの用途で使っています。
4K動画も余裕で再生できますし、いままで処理速度が遅いと思ったことはありません。様々なアプリがiPhoneのアプリを立ち上げるように動作します。高画質のPCゲームをしないのであれば、あと4-5年は快適にMacを楽しめると断言できます。PhotoshopやPhotosでは液晶解像度の大きさと処理速度が相まって画像の編集がとにかく楽です。液晶解像度が5Mもあるのでソースの解像度のほうが小さいことも多いです。
macOS (OS X)の使いやすさとiPhoneとiPadとの連携が最高
macOS (OS X)で感動したのがミッションコントロールです。ミッションコントロールで仮想デスクトップを何枚も作り出せるので作業効率が上がります。会社でExcelファイルやブラウザ、その他を大量に立ち上げているときに、何度このミッションコントロールを使いたいと思ったことかわかりません。
さらに、iPhoneやiPadとの連携が心地いいです。iCloudで自動的にアプリのデータやブラウザのブックマーク、写真等を共有できるのでシームレスに携帯端末と連携してくれます。これはWindows時代では考えられなかったことです。いままでPCはPC、携帯は携帯と用途がわかれていましたがAppleはその概念を壊してくれました。
あとがき
1年間使ってきましたがやっぱりいいものはいいです。もちろん予算の関係もありますがMacを買うなら妥協のないスペックで購入したほうが良いということですね。
フラグシップを買ってしまえば性能に対する製品寿命は長くなるし、満足度も長続きします。現状このMacBook Pro Retinaを超えるMacはiMacかMac Proしかないので、目移りすることもなくなりました。iMacもようやくRetina化され5Kとなりましたが、そちらに乗り換えることもしばらくないと思います。これからもこのMacBook Pro Retinaは私の相棒として活躍してくれそうです。
2017/10/17追記 2017年10月最新のmacOS High Sierraにアップグレードしましたが、購入時とパフォーマンスは変わらず驚きです。ここまで満足するパソコンは初めてですね。