どうもまきしです。いよいよ大手キャリア3社(docomo、KDDI、SoftBank)の20GB/月の新プランが3月のサービス開始で出揃いました。
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結論として、この3つの料金プランの中でメイン回線として使うならdocomoのahamoを強くおすすめしたいです。今回はその理由を5Gの面から話していき、Twitterで行ったアンケート結果についても話していきましょう。
Twitterのアンケート結果
私のTwitterで、5日間ahamo、povo、LINEMOのアンケートを取ってみました。(N=51)
ahamoへ契約する人が過半数という結果になりました。サンプル数は少ないものの、docomoの新プランへの興味が高いことがわかります。
MNO最安値で5分間の通話+20GB/月で4G+5Gのエリアが利用可能
docomoが3/1にahamoに関する発表で税抜280円を割り引くという値下げに踏み切りました。
もちろんプラン内容は変更せず、4G+5Gが利用可能かつ5分間までの通話も無料というドンピシャなプランを値下げしてきました。これは大きく勝負に出たと考えています。docomoとしてはお客さまを他社のキャリアから取り返したいという想いが感じられますね。
SoftBankのLINEMOも、5分以内の電話のオプションを1年間無料というサービスを実施予定ですが、これは1年後にはいつの間にかオプションが請求されていたなんてこともあり得るので、実際に値引きをしたのはahamoであると考えられます。
ahamoをおすすめする理由2: docomoの4Gの歴史は古い
docomoの4Gは国内で最も早く着手していました。XiというサービスでLTEを2010年12月24日と3Gが全盛期だった頃から4G(当時は3.9G)のサービス開始に取り組んでいました。他社のキャリアは2012年9月にiPhone 5がリリースされたときから4Gサービスを提供していました。
なぜ歴史を語る必要があるかというと、ahamoは既存の4Gに加えて5Gも利用できるプランです。早ければ今年の末くらいから5Gのエリアも徐々に実用的になってくるかと思いますが、5Gの要素技術は4Gで培ってきた高周波の技術をもとに提供する技術です。
参考記事:
5Gが今後現在の4Gのように主流となることは明らかなので、docomoが4Gからインフラを整えてきたことは5Gの普及にもつながってきます。
ahamoをおすすめする理由3: 5Gに関する特許数で言えば3社の中でトップの数を保有する
5Gに関する特許の数は通信ベンダーでは1位という結果が出ています。
サイバー創研の調査によると、5G規格特許の保有シェアでドコモは9.5%の6位につけている。1位~5位はSamsung、Qualcomm、Huawei、ZTE、Nokiaでシェアは10%前後で拮抗(きっこう)している。他の日本企業ではシャープが3.0%、NECが0.7%、富士通が0.3%、ソニーが0.3%のシェアを持つ。通信キャリアではドコモがトップとなる。
文章引用: https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2010/20/news144.html
これにはもともとインフラとして日本の通信を支えてきたというdocomoのプライドがあり、5Gの通信規格にはdocomoもかなり寄与してきた実績があります。今後5Gメインに利用することを考えると技術力のあるdocomoが強いかなと考えております。
私自身前職で携帯電話の電波を測定する装置を扱うなど3Gや4Gに関して扱ってきましたが、携帯の電波に関しては日進月歩って毎年新しい技術が出てくる業界です。その中でもdocomoが世界でも食らいついているのはかなり頑張っていると感じます。
ahamoをおすすめする理由4: 2021年8月末には首都圏でかなりの広範囲で5Gが使える予定
2021年3月現時点でのデータですが、2021年8月末には東京だけでなく、神奈川などの首都圏でも幅広く5Gが利用できる予定です。
5Gがいよいよ間近となってきた中で、首都圏であれば5Gも実用的になればahamoの価値も大きく上がります。以上からahamoはかなり期待するサービスであると思っております。
あとがき
docomoの5Gに関する取り組みと利用できるエリアをもとにahamoをおすすめしてみました。いよいよサービス開始が間近となってきましたがdocomoのインフラはやはり強いのですね。