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AndroidとiPhone、どちらのスマートフォンが良いの?->大差はない理由

本エントリーでは、AndroidとiPhoneどちらのスマートフォンが良いのかを考察してみます。
 
仕事でiPhoneだけでなくAndroidも必要になったので、今年は結局2台のAndroidスマートフォンを買いました。

写真: 左からiPhone XとHuawei Mate 10 lite、SONY Xperia xz (for docomo)
 
AndroidでもiPhone同様に「携帯電話」として利用してきました。例えば通話、メール、SNS、ブラウザ、アプリの利用などなどです。その上でiPhoneとAndroidそれぞれのいいところを書いていきます。
 

iPhoneもAndroidもできることに大差は無い

iPhoneが7からFelicaに対応したことによるSuicaやiDが利用になったことで、一気に利便性が上がりAndroidスマートフォンの「おサイフケータイ」等のアドバンテージは低くなりました。
 
また今のiPhoneは防水防塵なので、ハード的にもそれほどさはありません。バッテリーの持ちも昔はiPhoneの方が良かったのですが、Androidはリチウムイオンバッテリーの容量を大型化することで互角になっています。
 
ぶっちゃけると、「携帯電話」としてできることに大差は無いことが現実としてあります。
 

ハードの完成度は全体的にiPhoneの方が良い

タッチパネルの精度や触り心地などのユーザーがすぐに感じる感性的な品質に関してはiPhoneの方が良好でした。
 
Xperia xzはAndroidの端末の中でもタッチパネルの使い心地はかなり良かったですが、Mate 10 liteは感度が良すぎて誤タッチが多いなど、メーカーによって操作性にばらつきがある印象です。
 
その点iPhoneはどの端末でもほとんど使い心地は変わらないので、低スペックの時代から変わらない操作性が使いやすさに貢献しています。
 

Androidは低価格が魅力的

Androidは中国のメーカーを含めて世界各国で製造されているので、ハイスペックでも価格が安いことが魅力です。また中古市場では数年前のハイエンドが数万円で手に入るなどいろいろなメーカーの選択肢があることが魅力です。
 
以前レビューしたHuaweiのMate 10 liteは3.5万円ほどながら、使用感やスペック的にはiPhone 6s Plus以上だったので最近のAndroidはコスパにとにかく優れています。

関連記事: Huawei Mate 10 liteレビュー、コスパ抜群のAndroidスマートフォン
 

GoogleサービスとiCloud

Googleサービスに関してはAndroidがOSレベルで組み込んでいることもあり、Google MapやGmailがすぐにセットアップできるのはとても助かります。私はGmailのアカウントは複数持っているので、Googleのサービスが使いやすいのは便利です。
 
一方iPhoneはiCloudというクラウドサービスで端末を一括管理しています。私はMac、iPhone、iPad、Apple TVと複数のApple製品を持っていますが、設定や写真のデータが複数の端末でも同期できる便利さはかなりのものです。
 
GoogleとiCloudの間でデータをやり取りするのはEvernoteや、Google Photosをそれぞれの端末にインストールして同期するなど一工夫が必要です。
 
基本的にどちらの機能もほぼ大差はないので、好きな方をメインにしてしまっていいと思います。私はMacでの使いやすさからiCloudのサービスの方が好きなので、基本的にiCloudで管理を行っています。
 
Windowsがメインの場合は、ChromeやGmailの使いやすさからGoogleアカウントの方が良いでしょう。
 

Android AutoとCarPlay

Android Autoとは、車のナビにUSBケーブルで接続するとAndroid Auto対応のものはナビにGoogle Mapを表示したり、Google Assistantで検索できたりと車とネットをつなぐことができるようになってきています。

ただし、Android AutoはAndroid端末との相性があり、Android端末によってはAndroid Autoが利用できなかったりとハードルは高いかもしれません。
 
CarPlayは国内だと新型日産リーフのナビゲーションが対応しており、徐々に標準になりつつあります。これで車の中でiPhoneの機能をスムーズに利用できるようになりました。

画像引用:https://www.apple.com/jp/ios/carplay/
 
CarPlayは対応機種がiOS 10.2以降かつ2013年発売のiPhone 5s以降の端末であればすべて利用できるので、2018年現在販売している端末であればほとんどiPhoneが対応しています。Apple Mapを利用できたり、大画面でiPhoneから発信したり、音楽を再生したりと実際利用してみた感想としてはかなり便利でした。
 
特に音楽周りのインターフェイスはCarPlayがかなり使いやすいのが良い点でしたね。車でスマートフォンをつなげたいという人は少なくないので、車での利用シーンも考えてもいいでしょう。
 

あとがき

AndroidもiPhoneもどちらも正直大差はありません。コスパ重視ならAndroid使いやすさ重視ならiPhoneとざっくり分けてしまっていいと思います。
 
また、Googleのサービスが好きならAndroidの方が便利ですし、システムがMac中心ならiPhoneの方が良いかなという印象です。

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まきし

2014年よりWebサイト「Apple Compass」を運営しています。 メーカーに勤めながら大好きなApple製品とルアーフィッシングを中心に記事を更新しています。レビューのご依頼や記事に関する質問はお問い合わせフォームまでお気軽に。 ※当ページのリンクには広告が含まれている場合があります。

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