社会人になってから就職したり転職したりと、組織の人たちや趣味が同じな人に会ったりと、学生の頃と比較して少ないながらいろんな人に会ってきました。
私は新卒から今まで営業職ではなく技術(企画)職なので、営業と比べるとあった人の数は比較にはならないと思いますが、これから新社会人になるために記事を書きます。
現場主義なので、範囲は直接会った人のみに限ります。
メンターの意味といろんな私のメンター
メンターとは、スーパー大辞林によると「指導者や助言者」という意味がありますが、私は意訳して「師匠」と思っています。要は、学びたいことがありこの人たちには勝てないなと思う人達のことをこの記事では意味します。
メンターを持つことは2つの意味があります。1つは単純にスキルや考え方といったテクニカルな面を学ぶと、2つめは、勝てない人がいるという事実が謙虚であることのマインドセットとなることだと思っています。
以下に、私のメンターの事例からどういう視点で何を学んでいるか紹介します。
両親
私がはじめに挙げるメンターは両親です。特に父からは影響を受けている自負があります。釣りの趣味やエンジニアとしての考え方、経理/経営に関するお金の考え方はこの人に特に影響を受けている。
特にExcelの知識や技術、電子工学の知識にはこのひとには絶対勝てない。本当になんでも自分で作ってしまう人だし、知識も豊富でなんでこんなことも知ってるの?と驚かされます。
今でも年に数回会うたびに「うちの父親ってすごいわ。」と思いしらせされる。何より兄弟の多い一家を一代で支えてきた経済力と精神力は尋常じゃないと、社会人になってからしみじみと身にしみています。
母親ももちろん尊敬しています。うちの母親のすごいところは、僕ら兄弟がやりたいことを全力でバックアップしてくれるし、何一つ文句を言わないところです。気まぐれでストイックな私と違い、とても純粋で優しい性格なので、優しさの面でこの人にはかなわない。
兄弟
私には兄がいるのですが、この人は私の大学の専門である「化学」では絶対勝てないと言えます。多分有機化学のマクマリーをほとんど丸暗記するくらいの超努力家で、社会人になって結婚して子どももいる中でも資格の勉強を毎日してるそうです。この努力する姿勢に関しては一流だと思います。
弟は、成績はそこそこですが粘り強く何より私よりもかなり体力が有り、私の知らない分野の知識を数多く持っています。そのため、たまに話すと結構いろんな知識持ってるんだなと感心させられますね。私よりも全然若いのも羨ましい。
現職の上司
今の上司には尊敬しか無い。第一に現職はグローバル企業なので、私の上司はすっごく英語ができます。私の英語力を100とすると、経験値を含めれば1000くらいあるし、話す英語も書く英語も洗練されていてすごい。
転職する前はTOEIC 880で英検準1も持ってるから、そこそこ英語力に自信があったのですが、見事にひっくり返されました。私はまだまだ甘いと。
現職の上司からは、ロジカルな考え方やコミュニケーションの取り方、デザインもPCスキルも非常にハイレベルなので、現在私にとってのマイルストーン的な存在となっています。
何より今の会社と自社の製品は僕自身好きなものなので、お世話になった分は将来的に恩返ししたい気持ちですらいます。
釣りの師匠
私には釣りに年に数回行く釣りの師匠が居ます。僕が管理釣り場で1匹を釣る間に、師匠は10匹は釣る腕を持っており、釣りに関しては天才かと思っています。
歳も私の倍以上なのに、頭の回転は私より速い。釣りは技術だげじゃなくて、環境や魚の習性に対しても目を向ける必要があると気が付かされました。
プログラミングや経済の知識も半端なくて、究極に趣味を極めた人だと思っています。一緒に釣りに行くときはいろんな発見があって楽しいです。
あとがき
メンターの数には制限がありません。分野ごとにメンターがいても良いし、一人だけに絞るのも良いでしょう。良いところはどんどんいろんな人から吸収するのが、社会人になってからの勉強法の一つです。