私は本が好きです。大学生の頃に本を100冊以上読んできたためか、本が無いと落ち着かない体質なので社会人になってからも必ず通勤のカバンやプライベートのカバンに本を忍ばせています。
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今日のブログでは良い本の見つけ方について書いていきます。対象は社会人として稼いでいる人を対象にしており、本の買い方と読み方の2点を紹介します。
リアル本屋に行く
今はネット書店のAmazonでもピンポイントに本が買えますが、リアル店舗に行くことを推奨します。この理由は2つあり、1つは立ち読みで目的の本よりいい本が見つかる場合があることと、2つ目は目的の本以外にも面白そうな本が見つかる時があるためです。
リアル本屋では思わぬ発見があるので、できれば定期的に本屋さんに行くことを推奨します。また、地方都市の方が本屋さんが大きい場合があり、特に大学がある市の本屋さんは大学生が本を買いに来るため、大きい場合が結構あります。出張や帰省の際に探すのもいいでしょう。繰り返しますがリアル本屋に行くこと自体が大切です。
買うか迷ったら買う
本を買うのは自己投資なので1000-3000円の価格帯の本で、気になったら迷わず買うようにしています。そのための可処分所得の多さが企業人のメリットですから。インターネットで調べるより、本で「情報を買う」のは速いし「安い」からです。
セミナーや展示会もいい面がありますが、本エントリーでは割愛。
仕事のテーマの本はなるべくたくさん買う
以下は私の経験談です。新卒で入った会社がオシロやスペアナなどの装置でデータを測定したり、パソコン関係を取り扱う会社で働いていました。現在はキャリアアップのため、今年1月から転職してグローバル企業で働いています。
現職は前職と全く違うので、現職に関する本や雑誌は絶えず入手しないとキャッチアップできないので、自分の分野の本は迷わず購入しています。極論を言えば飯の種なので、お金を惜しむのはナンセンスです。
仮に、仕事でAdobeの勉強をしなければいけなくなったとしましょう。私なら決まったらすぐに本屋さんに行って関連書籍を集めて「勉強」します。会社でもある程度情報がもらえますが独学と合わせてシナジー効果を狙うのです。
当サイト推奨のPhotoshopおすすめの本
◯Photoshopレッスンブック CC2017/CS6/CS5/CS4対応
◯神速Photoshop [Webデザイン編]
おすすめの本を人に尋ねる
これは私がよくやるテクニックなのですが、初めて会う人には高い確率でおすすめの本を尋ねます。普段本を読んでいる人は、沢山の本の中から自然といい本のみを選んでくれるから、未知の領域の分野で自分で選ぶ手間を省けるからです。
私はビジネス書では下記をおすすめしています。
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古本屋に行く
著者にお金が入るよう、社会人になってからはなるべく新品で本を買っていますが、趣味の雑誌のバックナンバーや、写真のような貴重な絶版の本が格安で手に入る場合があり、たまに古本屋にも足を運んでいます。学生のころは古本メインで買っていました。
読みたいテーマは複数の本を読む
優先順位としては本業のテーマに関する本を中心に読みます。ポイントは、似たようなテーマの本を複数読むことです。同じ情報に繰り返して触れることになるので、よりインプットを密にしてくれます。また、同じテーマの本の中で共通している部分こそが重要な情報なので読書によるシナジー効果を得るためです。
良い本は何回も読んで理解
個人差はありますが、下記の本によると1度の読書で脳に残る情報は10%程度程度だそうです。
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忘れることを前提として、私は「この本わかりやすくてためになるし良いな!」と思ったら同じ本を繰り返し読みます。繰り返し読むことで、知識の刷り込みだけでなく、違う視点で読めるので新しい発見もあり、具体的には3回くらい読むことを推奨します。
漫画はすべて電子版で統一
漫画はよほど好きな作品(ご注文はうさぎですか?)以外は、全て電子版で購入しています。本棚もスッキリするし、iPadできれいに読めるので満足しています。真面目な内容だけではなく、息抜きも大切です。
電車で読書
電車の中は読書タイムです。
本を読む時間を確保することはもちろん、電車では周りに人がいるので、高い集中力で本が読めます。着信は全てApple Watchでわかるので緊急時以外は返信しません。基本的にiPhoneはあえてジャケットの胸ポケットか、カバンにしまっています。
Twitterやブログに書評としてアウトプット
ある程度インプットできたら、アウトプットとしてSNSやブログで感想を書くと思わぬ反応があって面白いです。また、人に説明するときに本の中身をまとめないといけないのでより深く本を読む必要があるからです。
あとがき
私の読書メソッドをまとめてみました。スマートフォンの普及や、ウェブサイトの乱立で様々な情報に触れることができる現代ですが、本はまだまだ大切な情報源です。
むしろウェブサイトを作っている私ですら、信頼性の観点から本を中心にして情報を入手するようにしています。若い頃から読書の習慣を身に着けることは極めて大切です。