iPad Pro 第2世代が先日のWWDC 2017で発表されました。
iPad Pro 第2世代は4GB RAM搭載で6コアのA10Xチップを搭載し、液晶のリフレッシュレートは120Hzで最大ストレージ512GB。
さすがはAppleのハイエンドタブレットと呼べるほど性能が向上しており、タブレットとしての性能はもう飽和しているのでは?というくらいのパフォーマンスです。
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一方私がメインのタブレットとして利用しているのは2014年10月に発売された、iPad Air 2です。
かれこれ2年半くらい持ち歩いています。iPad Air 2はiPad Airの改良型となります。
端的に言えば純粋にスペックが上がったモデルなのですが、そのスペックが2017年の今でも十二分に使えています。今回はiPad Air 2のポイントについていくつか書いてみましょう。
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グレアIPS液晶なのに見やすい
ディスプレイにはフルラミネーションディスプレイを採用しています。
これはiPadシリーズでは、2017年7月現在iPad Air 2とiPad Pro、iPad mini 4にしか搭載していないディスプレイとなっております。
フルララミネーション加工は、液晶ディスプレイから(タッチパネルを挟んで)カバーガラスまでを圧着して一体化させる加工技術である。ディスプレイとカバーガラスの間にあった隙間を無くすことで、光の余分な反射が抑えられる。画面はより全面に近づき、迫力が増すと共に、タッチディスプレイでは直接画面に触れているような操作感が実現される。
quoted:http://www.sophia-it.com/content/フルラミネーションディスプレイ
実用面としては、Kindleアプリなどで本を読んだ時に、反射がほとんど無いのでかなり画面が見やすいのがポイントです。
画像はKindleアプリで表示した『ご注文はうさぎですか?4巻』です。実際に手に取ると、グレアのIPS液晶のシャキッとした見た目なのに、ノングレアのような見やすい不思議な見やすさがあります。
読書を長時間したり、ブラウザでネットをメインにするなどのインプットをメインとしてユーズとしては、このフルラミネーションディスプレイは推奨したいですね。
3D高画質ゲームでもトラブル無く遊べてしまうスペックの高さ
iPad Air 2は1.5GHzのトリプルコアA8Xチップを搭載しています。さらにメモリは2GBなので、よほどの重いアプリでなければ、ほとんど不満は無いと思います。
KindleやSafari、Tweetbot、辞書アプリならサクサク動作します。つまりiPadユーザーが一般的に求める用途としてはほとんど不満はないでしょう。
画像はWISDOM2のアプリです。辞書アプリをインストールすれば電子辞書としてもiPadは結構使えます。
ベンチマークとしては、2017年6月にリリースされた高画質音ゲーである、「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」を最高画質でプレイしましたが、ほとんどラグ落ちせずに余裕でプレイできてしまいます。
このゲームはPS3並のグラフィックなのでかなり負荷は大きいのですが、2年半前のデバイスが余裕で処理できてしまうのを鑑みるとパフォーマンスは必要十分ですね。
結論:やっぱりiPadは便利
iPadはiPhoneとアプリがほとんど共通なのでほとんどiPhoneのように使えています。iMessageやFaceTime audioもSkypeも使えるので、通話もできるしメッセージも使えます。
画面の広さによるSafariの表示領域は、1024 x 768とiPhoneのSafariよりずっと見やすいし、ブロガーとしてはウェブサイトのデスクトップのデザインを出先で手軽に調べられるのが地味に大きいです。
前述した読書も単行本並みの広さなので読みやすいし、ゲームもバッテリーの容量が大きいので長時間のプレイも余裕と、iPadがiPhoneより優れているところは少なくありません。
もちろん、大きさゆえに持ち運びの面で懸念されている方もいらっしゃるかと思いますが、iPad Air 2は9.7インチで重量は437g (Wi-Fiモデル)とペットボトル500mLよりも軽いので、実は手軽に持ち運べることもメリットです。