iPadのセルラー版はiPad AirとiPad Air2の2種類を2年間使用してきました。セルラー版を選択した理由としては、外出先でWi-Fiに接続しなくてもネットが使えるのでiPadをもっと手軽に便利に使えれば良いなと思ったからです。
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本エントリーで伝えたいこと
本エントリーでは、iPadでWi-Fi版かセルラー版で迷っていている方にセルラーモデルをおすすめしたい理由 を書きましょう。セルラーモデルでは写真のように、iPad上部のアルミニウムが樹脂でアンテナになっているのが外観の違いです。私が現在使用しているモデルはiPad Air 2のセルラー版です。
常に4G/5G接続で持ち運ぶ機会が増える
私はOCN モバイル ONE (Docomo)のネットワークを利用していますが、日本のLTEのエリアはすごいです。山に行ってもLTEだし、海に行ってもLTEだし、日本中ほぼどこでもLTEが使用できるのは日本のキャリアの努力といえます。
私はiPadはiPhoneがパワフルになったものだと認識しています。iPhoneとのアプリの互換性もかなり上がってきたし、iPadをiPhone代わりに使用することも問題なくできるようになりました。通話以外でしたら、iPadのほうがメリットは大きいことは事実です。
Wi-Fi版のiPadを使用するときには、Wi-FiルーターやiPhoneのテザリングでネットワークに接続します。iPadの接続手順は、ルーターのスイッチON>iPadのWi-Fi ONという2ステップの工程が必要ですが、セルラーモデルは接続の手間が一切なく煩雑な操作が不要でそのまま使えるため、自然とiPadに手が伸びるようになるのは無視できないメリットですね。
ブラウジング中心の用途ではiPadのSafariが便利
iPhoneやiPadの標準ブラウザである“Safari”。特にiPad版はUIがMacのSafariとほぼ同等なので、とても使いやすいブラウザなんです。iPadの用途としてSafari等のブラウザを使用したネットサーフィンが主な用途になると思いますので、どこでもLTEが利用できればMacのSafariと同等の機能でどこでも情報収集をすることができます。
iPadは表示領域が1024×768とiPhoneの倍以上で昔のノートPC並であるため快適にウェブを閲覧することができます。外出先でiPhoneだと画面が小さい、もしくはスマートフォン向けのレイアウトではなく、常にPC向けのレイアウトでウェブをしたいときにもiPadは便利です。
GPS搭載で大画面でGoogleマップを利用可能
iPadをカーナビ代わりに使用している人はいらっしゃると思います。私は地図アプリにGoogle Mapsを使用しており、Google MapsはGPS情報を利用して現在地を測位することができます。
もちろんWi-Fi受信でも測位はできますが、GPS+4Gの方が測位が速いし、位置情報も正確です。もちろん運転中にiPadを操作するのは危険ですが、助手席(ナビシート)に座ってiPadを使って運転手に情報を教えてあげることもできます。Google MapsのいいところはVICSの渋滞情報もキャッチできるのも見逃せないポイントです。Google Mapsで行きたい場所を人に伝えるときはiPhoneじゃ小さすぎるので、iPadというサイズが便利です。
テザリング可能でWiFiルーター代わりにも
セルラーモデルとWi-Fi版の大きな違いはやはりテザリングができること。LTEもしくは3G接続時にはテザリング機能で、ノートPCなどの他の端末にもネットワークを分けることができます。
MVNOの利用でランニングコストは月々1000円
私はiPhoneとiPadでOCNのネットワークを使用していますが、OCN モバイル ONEのデータ通信専用プランで契約すれば月々1000円ほどでLTEのネットワークを利用できます。パッケージを購入して申し込むだけでSIMカードが送られてくるので便利です。MVNOはSIMフリー版が必要なので、Appleストアか、Apple Online Store等で入手しましょう。
あとがき
土日の休日先では必ずiPadは持ち歩いていますが、やはりセルラーモデルにして正解でした。カフェや図書館、新幹線でEvernoteを使って記事の下書きをしたり、読書をするのには本当にiPadは便利ですからね。
KindleやEvernote、Numbers、Pixelmator等のある程度画面サイズを求められる作業ではiPhoneより便利なのがiPadの魅力です。その魅力を引き出すためにも便利なセルラーモデルを私はiPadでおすすめしたいですね。