Lightningライセンスビジネスの利益
Lightning関連製品には、MFi認証というロゴを付けることが義務付けられています。多くの方も一度は見たことあるかと思いますが、「Made for iPhone」などのロゴがそうです。
画像引用
https://www.gizmodo.jp/2018/03/apple-update-mfi-logo.html
このMFiのロゴはAppleにライセンス料を支払うことで、サードパーティーのメーカーはLightning製品を販売できます。2018年にはiPhone世界で累計3500万台も売れており、iPhoneのアクセサリーの市場も決して小さくありません。そのためライセンス料で儲けるビジネスをAppleは手放したくないんでしょう。
参考記事
https://www.oyazi.site/entry/2019/02/15/150000
データの受け渡しはワイヤレスで!というAppleの思想
Apple製品には、AirDropなどワイヤレスでのファイル送信技術を利用できます。これを使うことで高速かつ安定して大量のデータを取り扱えます。
参考記事
https://ringo-kirara.com/airdrop-files-exchange-ios-mac/
さらにiPhone 11シリーズでは、Wi-Fi 6のIEEE 802.11axに対応しました。これにより写真だろうが4K動画だろうが、扱うのが従来のacよりも楽になりました。MacやiPadにもWi-Fi 6は今後水平展開されますし、ルーターもWi-Fi 6に対応すれば無線LANで遅いということがなくなり、「有線の重要性が低い」と言いたいのでしょう。
参考記事
https://ringo-kirara.com/iphone-11-pro-impression/
また、AppleはBluetoothやWi-Fiなどの無線技術を惜しみなく製品に投入してきました。Appleとしてはできればワイヤレスでデータ通信をやってほしいという思いが見えていますね。
付属品の充電機がUSB-C(DC出力18W)対応で高速充電対応になった
iPhone 11シリーズの付属品の充電器のDC出力は18Wのものになりました。付属品のケーブルもLightning-USB-Cに変更となりました。iPhoneの充電が18Wと高速となったため、USB-Cは本体に不要であると言いたいのでしょう。確かに18Wで充電ができるのであれば、電力面で言えばUSB-Cは不要かもしれませんね。
あとがき
妄想レベルですが、iPhone 11シリーズになぜUSB-Cを搭載しなかったかを考察してみました。今後iPhoneが5Gに対応したときはUSB-Cがつくのではないか?とも予測しています。