JBLの完全ワイヤレスイヤフォンENDURANCE PEAKを一ヶ月ほど使用したのでレビューします。カラーは三色展開でブラックを選択しました。主にiPhoneとペアリングを行いApple Lossless音源をワイヤレスで聞いています。
JBL ENDURANCE PEAKの仕様
イヤフォン本体の充電とケースについて
イヤフォン本体の充電は、このケースに収納することで行われます。イヤフォンの収納と充電を同時に兼ねているこのシステムはお気に入りです。
ケースはイヤフォン本体の充電器も兼ねているタイプです。意外と厚みがあります。
LEDの表示がケースのリチウムイオンバッテリーの残容量を示しています。(4つ点灯で最大です。)ケース本体はmicro USBメスのコネクタを装備しており、通常のスマートフォンの充電と同じようにケースごと充電できます。(DC 5V/1A)
イヤフォンの操作について
操作はすべて耳かけフックと右側のイヤフォンのタッチセンサーの操作で行います。
電源 ON/OFF
耳掛けフックを広げると自動的に電源ONになります。
さらに耳掛けフックを閉じると電源OFFになります。
音楽の再生/一時停止・音量調整について
右側のイヤフォンにはタッチセンサーが装備されています。下記の操作が可能です。
- 1回タップ→再生/一時停止
- 2回連続でタップ→曲のスキップ
- タッチセンサーを上方向に指でなぞる→音量アップ
- タッチセンサーを下方向に指でなぞる→音量ダウン
- タッチセンサーを触ったままホールドすると、Bluetoothのペアリングを解除できます。
音質・掛け心地について
主に通勤でバンド系のアニソン(Poppin'Party)やクラシックを聞いていますが、低音が強めのJBLらしい音質でバンド系の音源と特に相性がいいように思えます。iPhoneの付属品のEarPodsよりも音がよいのでお気に入りです。外出中に音楽を聞く分はおすすめできますカナル型なので遮音性がやや強めです。音量の上げすぎには注意しましょう。
耳にフックを耳につけるタイプでまず落ちてしまう心配はないので安心して使用できます。これを装着して、Apple Watchとペアリングをしてよくランニングに行きますが、10キロ走ってもずれたり落ちたりすることはありませんでした。
不満なところ
iPhoneと一度ペアリングすると、Apple WatchのwatchOSがこの端末のペアリングを許可してくれません。そのため、いったんイヤフォン側からiPhoneとのペアリングをキャンセルし、Apple Watchを操作してペアリングする必要があります。次のバージョンでは修正してほしいところ。
Bluetooth 5.0に対応していないのもちょっと仕様が時代遅れな感じがあります。iPhone XやApple Watch 4はBluetooth 5.0なのでバージョンを合わせたかったですね。また駅のホームなど強い電波が飛び交う環境だと音がときどき途切れることがあります。これも次のバージョンで改善してほしいところです。
あとがき
駆動時間がケースを使用して24時間と長く、さらに防水仕様なので外出先での利用も問題ありません。音質もかなりいいので防水でしっかりとした完全ワイヤレスイヤフォンが欲しい方にはおすすめできます。私が今まで購入したワイヤレスイヤフォンではコスパで1番おすすめできるイヤフォンです。