リーバイスのレッドタブの意味
リーバイスジーンズには、「レッドタブ(赤タブ)」と呼ばれるタブが付いています。場所としては、右ポケットについていることが多く、リーバイスジーンズのディテールとして1936年から考案されたものです。もともとは競合他社のジーンズと区別するために考案されたと言われ、「レッドタブがあるのがリーバイスジーンズ」と区別するためでした。
また、色も赤にすることでジーンズのブルーとの相性も良く昔からファンの間で愛されているディテールです。現代では“Levi’s”と表記されていますが、これは1971年からの表記でそれ以前は“LEVI’S”と表記していました。Levi’sはスモールe、LEVI’SはビッグEと呼ばれています。
ちなみに現代のレッドタブはポリエステル等の素材が多く、タブに触った感触は「パリッ!」としており、繰り返し洗濯しても型崩れはほとんどありません。
一方、レッドタブは丸まっている方が昔ながらの感じがして好みというユーザーのために、レーヨン製を採用し洗濯すると少しずつ丸まっていくものもあります。現在のリーバイスジーンズでもレーヨン製のレッドタブは少なくないですね。レーヨン製はレッドタブに味がでていい感じです。
ジーンズだけではなく、他の製品につもレッドタブが
また、リーバイスジーンズのみではなく、トラッカージャケットやシャツなどもこのレッドタブをもちろん取り付けてあります。
いろいろな場所についているので、リーバイス製品の衣料品をお見かけの際には是非探してみて下さい。ポケットについているとは限りませんし、色も白があったりとバリエーションもあったりします。