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3年半分のGoogle AnalyticsのデータからユーザーのOS、モバイル、ブラウザを考察してみた。

当サイト、「ご注文はMacですか?」では解析ツールとしてGoogle Analyticsを利用しています。今回の記事では2014年11月から2018年4月いっぱいまでの42ヶ月間のデータからユーザーの環境を考察しましょう。
*今回の記事ではユーザー数(UU)でグラフを作成しました。セッションやPVでは純粋なユーザー数が出にくいためです。
 

3.5年の総ユニークユーザーとその内訳

42ヶ月のユニークユーザーはデスクトップ、モバイル(スマートフォン)を含め1,627,700でした。(PVは260万くらい)その内訳はデスクトップが36%、モバイルが64%でした。
3年半分のGoogle Analyticsのデータから現在のユーザーのOS ブラウザ モバイルを考察しました 1
100人に64人がモバイル端末でうちのサイトを閲覧していることになります。
 

OSごとのユーザー数の内訳

次にデスクトップやモバイルを含めたOSの割合をグラフにしました。半分がiOS、2割がWin、1割強がMacとAndroidという形になっています。
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Android端末もかなり揃ってきましたが、ユーザー数の2人に1人がiOSです。極論ですが、日本国内ではサイトを見る2人に1人がiPhoneと言っても過言ではなさそうです。
 

モバイルOSの割合の内訳

上記のグラフからデスクトップの数字を差し引き、モバイルのOSの内訳は下記となります。うちのサイトの98%以上が国内ユーザーなので、10人に8人がiPhone(iPod touch)またはiPadで閲覧していることになります。
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iOSで自分の思ったとおりにサイトが使えればいいと思います。また、AndroidのブラウザはChromeなので、Safariとある程度互換性はありますからね。
 

ブラウザごとの分布

デスクトップとモバイルでのブラウザの割合について確認してみます。
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Safariが半分で4分の1ほどがChrome、続いてIEとなっています。iOSではSafariを、WindowsではChromeのユーザーが多いのでは?と推測できますね。つまり検証するときはモバイルはSafariが、デスクトップではChromeの加重が高いと考えられます。
 
あとがき
ユーザー数に対するOSと端末、ブラウザの割合を見える化しました。今後もモバイルユーザー数は増加するでしょうから、これからのサイトデザインの中心はモバイル、特にiPhoneでの動作が特に重要になってくることは明白ですね。

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まきし

2014年よりWebサイト「Apple Compass」を運営しています。 メーカーに勤めながら大好きなApple製品とルアーフィッシングを中心に記事を更新しています。レビューのご依頼や記事に関する質問はお問い合わせフォームまでお気軽に。

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