私はTOEICや英検等の試験を受験する前に必ず音楽を聞きます。最近はショパンポロネーズ第6番変イ長調 作品53「英雄」(以下ポロネーズ6番)を30分以上リピートしてから受験するようにしています。画像はアルトゥール・ルービンシュタイン演奏のもの。いい演奏です。
iTunesのリンク:ポロネーズ第6番
今回は英語のテストの前に聞くと良い、「ポロネーズ6番」とその理由を書いてみましょう。
1.テスト中の頭の中のメロディーを「歌詞」が無い曲にする。
テストに集中していると頭のなかに、普段聞いている音楽の歌詞が流れてくることはありませんか?私は集中すると、頭のなかにメロディーが浮かぶことがあり、これが集中力を妨害することがあります。
そこで、ピアノのクラシック曲を繰り返し聞き続けることによって、頭の中で流れるメロディーを歌詞のないピアノの曲に「上書き」してあげることで余計な雑念を払うことができるのです。
2.聞き慣れたリズミカルな曲をリピートする。
ポロネーズ6番は変イ長調であり、ショパンの曲としてはとても明るく、リズミカルで心地の良いメロディーが続きます。これはショパンが作曲当時パリにいた頃で、ショパンが体調含め好調だった頃の曲と言われています。
ポロネーズ6番は最初から最後まで乱れること無く、リズミカルで優雅なピアノのメロディーが続くため集中しやすいのです。これをリピートして体を完全にこのリズムに慣らすことで集中できるのです。
もう1つ大切なことは、テスト前には必ず「聞き慣れた曲」を聞くこと。初めて聞く曲だと、リズムがわからなくなるのでテスト前は新曲を聞くことはなるべく我慢したほうが無難ですね。
3.「演奏者」の違いからその日の気分に合わせた演奏者を選ぶ。
私はポロネーズ第6番では、アシュケナージ、辻井伸行さん、アルトゥール・ルービンシュタインそしてホロヴィッツの4種類の演奏を使い分けています。
普段は聞き慣れたアルトゥール・ルービンシュタインを聞くのですが、もう少しメリハリのある演奏が聞きたいときにはアシュケナージや辻井伸行さんの演奏を聞きます。もう少し元気がほしいときはホロヴィッツ。。とこんな感じで聞き分けています。
つまり体調によって、演奏者すら使い分けるのです。これにより自分の精神を微調整でき常にベストなコンディションを作り上げるです。
あとがき
テストの前に音楽を聞くのは賛否両面ですが、私はTOEICは「試合」と思っており、好きな音楽を聞いて集中力を上げております。
ポロネーズ6番は大学受験のころから聞き続けているので、私にとってはもはや日常的なBGMとなっており、慣れ親しんだ音楽だから集中できるのです。