どうもみなさんこんにちは。まきしです。今回はiPadの記事を書いていきましょう。
お題はなぜ画面の大きいiPadの方がiPhoneよりも安いのか。です。
iPadは例えばminiがミニマム73000円に対して、iPhone 13はミニマムで10万円です。画面サイズはiPad miniが8.3 インチでiPhone 13と同等のA15チップを搭載し、iPhone 13は6.1インチとCPUは同等であり、iPad miniの方が画面は大きいのに安いです。
では大きな機能の差があるかと言われれば、大きな差としてはiPhoneは通話機能と本体のバイブレーション、各種センサーくらいでiPhoneとiPadは大きな機能の差はありません。
では、なぜiPhoneとiPadはここまで価格差があるのでしょうか。
iPhone 13は小さいから高い。
iPhoneは皆さんご存知の通り、製品カテゴリーで言えば「携帯電話」です。つまり外に持ち込むことを想定しています。
携帯電話の機能として、防水性能を担保したり、おきゃくさまが手軽に高画質の写真を撮れるようにカメラユニットに最新の高額なものを使用したり、コンパクトボディで発熱に耐えれるような設計にする、多少乱暴に扱っても変形や破損がないような部品を採用する。。
などそもそも設計の要素がiPhoneはiPadよりも多くなります。
そして何より大切なのが2億個以上製造した時に、グローバルで全く同じ品質のものを提供しなけれならないというとてつもないハードルの高い設計要件が必要です。
ゆえにiPhoneはiPadよりも、良い部品を使用しなおかつ厳しい品質を求められているため値段が大きく上がってしまうのです。
iPhoneの方がiPadよりも人気があるので高い。
さて、前段階ではちょっとマニアックな視点からiPhoneとiPadを比較しました。ここからはAppleの戦略に移ります。
一般的にですが、スマートフォンとタブレットを比較したときに、需要が高いのはスマートフォンです。前述しましたがAppleはFY21に2億台以上出荷しています。これはとてつもない販売台数です。
当たり前のことですが、人気のあるものは値段が高くても売れます。つまり安くする意味がないのです。逆に言えばそう簡単にAppleの稼ぎ頭であるiPhoneの値段は下げられません。
一方、iPadは携帯電話とは異なり必需品ではありません。だからiPhoneよりも安くせざるおえないという事情はあります。
これはAmazonのKindle Fire HD 8インチなど、タブレットが1万円ほどで入手できます。タブレットは競争が激しく、値段が下げざるおえないという事情もあります。
つまりiPadは必需品でもないし、コンペチターが販売するタブレットの値段も安いので価格を抑えないと売りにくいんですね。
iPhoneとiPadはどちらがおすすめなのか。
ここからは比較ではなく、iPhoneとiPadどちらが良いかという視点になります。結論から言えば両方持ちが理想です。
iPhoneは道具として非常に優れているので、日常使いとして文句はないと思います。防水だし、OSもわかりやすいですからね。
逆に読書したり、Webの閲覧や、バッテリーの持ちなんかはiPadの方が遥かに良いです。
どっちも買えないよー。と思う方は個人的には携帯電話はなるべく安く抑えて、iPad mini 6以降を買うのがおすすめです。
正直iPadは携帯電話でできることの95%くらいを満たしています。私の用途ではiPadと iPhoneの致命的な差は電話と朝のアラームだけです。
メールもLINEもiPadでできるから、iPhoneがマストとまったく思ってはいないですね。。とは言え携帯電話がないともう生きていけない世の中なので、携帯はミニマム、機能はiPadでマキシマムで良いと思います。