どうもまきしです。たまにはWebの記事でも。。
ブログを運営している人ならやや敏感になっているかもしれませんが、最近ウェブサイトを常時SSL化するのが流行っているみたいです。現にTwitterのフォロワーさんの方もSSLに対応したサイトが目立ってきました。
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ブログがSSLに対応し、URLが変わりました。
そこで当ブログでは、今年の5月のGWにちょこちょこっとブログをいじって、SSLに対応してURLが下記のようになりました。
古いURLのhttp://ringo-kirara.comでアクセスしても、リダイレクトにより自動的にhttps://ringo-kirara.comに転送されるように設定しています。
もちろん、過去にTwitter等のSNSでシェアされた古いアドレスでも問題なく転送されます。Google Search Consoleで確認してもエラー等の特に大きな問題は無いようです。
うちのサイトは400件くらい記事があるので、SSL化は正直かなり面倒 (ていうか大変) だったのですが、うちのサイトのサーバーはエックスサーバーを利用しております。
エックスサーバーでは証明書が無料で提供されていて、しかも簡単に証明書を取得できたので半日くらいで一気にやってしまいました。
SSL化の手順としてはこちらのサイトが大変ためになりました。詳細はこちらをご参考下さいませ。
参照サイト: https://nelog.jp/wordpress-ssl
具体的にSSLに対応するとブラウザの表示はどうなるのか?
私のMacのSafariとChrome、WindowsのIE 11で確認しましたがきちんと常時SSLに対応されるようになりました。
SSL化対応の見分け方は、アドレスバーに鍵マークがあることを確認して下さい。これをクリックすると下記のようなメッセージが表示され、通信が暗号化されていることを表します。
Safari (Mac)の場合
Chrome (Mac)の場合
Macの言語が英語なので、ブラウザも英語で恐縮ですがSafariとChromeともに「このサイトは安全な接続ですよ。」ということを表しています。
本題に移りますが、SSL化によっては下記のような効果が期待できます。
将来的にSEOに効果があるかも?
色んなサイトがhttpsのSEOの効果について語っていますが、要するにGoogle (Yahoo含む)としては「セキュアな (SSL対応の) サイトの順位を上げるよ。」という方針のようです。
私のブログは90%がorganicからの流入なので、これは結構クリティカルな問題と言えます。逆に言えば、SSLに対応していなければ順位を下げるよー。と言っているようなものですので。。
ちなみにSSL化についてはGoogle Analyticsのデータを3ヶ月見る限り特に大きなアクセスの変動は無いようですが、SSL化についての効果は1年以上のスパンでモニタリングする必要があると思っているので、「急に効果がある」わけでは無いようです。
参照サイト:https://seopack.jp/seoblog/201610210-https-needs-url/
通信が暗号化されるのでビジターが安全に使える。
通信が暗号化されるので、ユーザーとしてはウェブサイトで情報等を入力しても暗号化されているため、安全にウェブサイトを利用できるのが大きなメリットでしょう。顧客満足度を考えれば、ユーザーに安全にウェブサイトを見ていただきたいので地味ですが、ユーザーの心理的にも大きなプラスです。
もちろん、コンタクトフォームなどのウェブフォームの情報も暗号化されるので、安心してデータを送信することもできます。 (逆に言うと、SSLに対応していないコンタクトフォームへのデータの送付はリスクがあります。)
あとがき
今回のWordPressのSSL化対応で手順どおりにやって1回で上手く行かずに、色々と切り分けも行ったこともいい勉強になり結果としては実行して良かったです。もちろんブラウザに鍵マークがついたのは結構嬉しいので、自己満足的な意味合いもあります(笑)。
現時点ではアクセス数にはそれほど大きく影響は無いようですが、これから新規にウェブサイトを作成する際は検討した方がいいでしょう。