【手順】WordPressをphpMyadminやSQLを使わず、XMLファイルを作成して簡単に引っ越す方法

はじめに。


当ブログりんごときららでは、WordPressを使用してブログを運営しています。本エントリーはXMLファイルを使用してWordPressを他のサーバーへ引っ越す方法を書きます。私はXreaからXserverへサーバーを引っ越しており、ドメインはそのままです。そのため、条件に当てはまらない方もいるとは思いますが、基本的にこの方法でWordPressのサーバーの引っ越しはできるはずです。サーバーを引っ越すメリットは以下となります。


1.高性能Serverに引っ越したことにより、ページ表示の向上


2.WordPressを一旦リセットするため、ブログのトラブルがある場合に初期化できる

★以下余談。飛ばしても可。


WordPressは使い始めて1年半くらいなのですが、今年の始め辺りに500 Internal Server Errorが出まくって、管理人の私ですらブログにアクセス出来ないトラブルが起こりました。原因の切り分けを行ったところサーバーのレスポンスが遅いことと、某有名プラグインが悪さをしているようでした。


FTPサーバーで確認するとpublic htmlがありえない位置にいました。当時起きていた問題点としては、メディアファイルのサムネイルが表示されない。コンタクトフォームのプラグインが有効化されないなど、結構直すのが面倒な感じだったので、「これは一旦サーバーごとリセットする必要がある」なと思ったのがきっかけ。FTPで見るととにかくブログの中身がカオスで、逆によくこれでいままで表示できていたよなと思うほどでした。


さて、これより手順に入りますがブログの引越はサーバーの中身をいじり、ファイルを色々と編集する必要があるので、最悪ブログが表示されなくなる時があります。というか何度か間違ってブログを表示できなくさせたことがありましたので必ず、節々でバックアップやメモを取りましょう。私はどんな些細な事でもEvernoteに情報を記録していましたので安心でした。ログイン情報がわからなくなって、必要な箇所ににログインできなくなるともうお手上げです。なお、この手順によりブログにトラブルが発生した場合、authorの私は一切責任を取りません。すべて自己責任にてお願いいたします。


☆管理人の環境


・OS :OS X El Capitan(10.11.6)
・FTPソフト:yummy FTP Pro
・Evernote(メモ用)


パソコンはマストです。この作業をiPhoneやiPad等のモバイルデバイスでやるのはファイルの管理上正直ありえないので、WindowsかMac、Linux等のデスクトップOSを必ず用意しましょう。


また、どうしてもFTPソフトはマストです。FTPはサーバーのファイルを操作するにはどうしても必要なのです。Windowsでは、FFFTPやMacではCyberduck等が無料で有名ですが、私は開発者には敬意を表してなるべく有料アプリを使うようにしており、yummy FTPをMac App Storeより購入しました。正直なんでもいいと思います。


☆実際の手順(A-F)


A.Xreaのサーバーよりyummy FTPでWordPressのpublic_html>wp-content>uploadsをすべてダウンロード

B.元のXreaのサーバーでWordPressの管理画面にログインしてXMLファイルをエクスポート

C.Xserverを契約し、自動インストールで新規にWordPressをアップロード

D. yummy FTPを使い、Xserverのpublic_html>wp-content>uploadsにすべてペーストする

E.登録しているURLのネームサーバーをXserverのものに変更する

F.XserverでWordPressを動かし、XMLファイルをインポートする。


ざっとこの6ステップで引っ越しは完了します。
WordPress→WordPressの引っ越しなのでほとんどトラブルなくすべての記事を移動できました。画像の修正やパーマリンクの修正が一部必要でしたが、それは長くなるので別記事で紹介します。


A.Xreaのサーバーよりyummy FTPでWordPressのwp-content>public_htmlをすべてダウンロード


FTPソフトを使って、引越し元のサーバーへアクセスします。FTPソフトの使い方はまちまちなので、yummy FTPの画面で説明します。ログインは通常サーバーバネル等に表示されており、Xserverの場合ID等について丁寧に説明している(https://www.xserver.ne.jp/manual/man_ftp_setting.php)のでわかりやすいです。Xreaならサーバーを契約した時にメールで情報が書いてあるはずです、


さて、WordPressをインストールしたXreaにFTPでログインすると、以下のようにURL(私の場合ringo-kirara.com)>public_html>wp-contentのディレクトリがあるはずです。この中の“uploads”があなたのウェブサイトの画像などを保存しているフォルダ、pluginsがプラグインを保存しているフォルダ、themesがWordPressのテーマを保存しているフォルダとなります。


別にプラグインもテーマも後で新規にインストールするよという方は、“uploads”の中身だけダウンロードすればいいです。“uploads”をPCのデスクトップ等任意のフォルダにドラッグアンドドロップするか、右クリックでダウンロードして、そのまますべてダウンロードしてください。このダウンロード作業はデータ量と通信速度、サーバーの性能にもよりますが半日くらいはかかるので寝る前にダウンロードを走らせておくことを強くおすすめします。


WordPress サーバー引越し 1


B.元のXreaのサーバーでWordPressの管理画面にログインしてXMLファイルをエクスポート


ここからが重要なので、設定を間違えないようにします。Safari等のブラウザでウェブ上のWordPressの管理画面にログインします。ログインしたら、左下のツール>エクスポートをクリックします。


WordPress サーバー引越し 2


ここでXML形式で記事のバックアップをとることができます。ここで「すべてのコンテンツ」を設定すると、固定ページやメディアも含めてバックアップできますが、メディアはFTPでバックアップを取るので「投稿」のみにチェックを入れたあとに「すべて」を選択すれば、記事やコメントのみをバックアップできます。


固定ページやメディアにチェックを入れないのは、私は別途新規で再構築する予定だったので、今回はパスしました。メディアは前項でFTPでバックアップをとっているためこの手順では必要ありません。ただし、不安な人はすべてのコンテンツにチェックを入れて、それぞれバックアップを取得することをおすすめします。実際私はすべての項目でそれぞれバックアップをとっておきました。


WordPress サーバー引越し 3


C.Xserverを契約し、「自動インストール」で新規にWordPressをインストール


さて、ここからは移行先のサーバーと契約します。Xserverは10日間の無料トライアルがあるので、IDを取得します。また、トライアル期間でも問題なくブログが動作することを確認していますので、ブログの移行が完了してから契約すると良いでしょう。サーバーパネルにログインしてXserverに移行したいドメインを入力して追加します。私の場合自分のドメインであるhttp://ringo-kirara.comと設定しました。


WordPress サーバー引越し 4


続いて「自動インストール」でインストールしたいドメインにWordPressを自動インストールします。もちろん手動にてインストールすることもできますが、結構面倒なので今回はXserverの機能を利用しました。あとはガイドにしたがって操作すると自動的に最新のWordPressがXserverにインストールされます。


このとき、ユーザー名とパスワードが設定できますが、必ずスクリーンショット等を撮ってメモしておきましょう。私は1passwordにも保存しておき、万全にしておきました。ここでIDとパスをミスすると後々再設定する必要がありますので。


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D. yummy FTPを使い、Xserverのpublic_html>wp-content>uploadsにすべてアップロードする

さて、これでXserverの中にWordPressのファイルがインストールされたはずです。FTPソフトでXserverのFTPにログインします。任意のURL>public_html>wp-contentのディレクトリにある“uploads”にコピーしたuploadsの中身をすべてペーストします。前述しましたが、pluginsやthemesにアップしたいプラグインやテーマがあれば、pluginsとthemesにも必要なファイルをアップロードしておきます。uploadsへのアップロードはすべての画像等のデータなのでやはり半日くらい時間がかかります。気長に待ちましょう。


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E.登録しているURLのネームサーバーをXserverのものに変更する。


さて、今度はネームサーバーの移行となります。ドメインは様々な業者から「権利」として、年間契約で使用権を購入しているのはWordPress運営者ならご承知の通りです。私はVALUE DOMAINでドメインを契約しているので、VALUE DOMAINにログインします。ここで、ネームサーバーの変更という項目があるので、ネームサーバー1-5すべてを図の記述に変更します。詳しくはXserverのサポートページ参照(https://www.xserver.ne.jp/manual/man_domain_namesever_setting.php)


WordPress サーバー引越し 7


これを変更することで、今までXreaのサーバーをアクセスしていたのが、XServerへアクセスできるようになります。注意点としては、一気にDNSが切り替わるのではなく数日間かけてゆっくり切り替わるようです。これは定性的なので申し訳ないのですが、1週間くらいはXreaとXserverどちらにアクセスするか正直わかりません。この作業を行うと私の環境では数時間ほどでXserverのWordPress管理画面にログインできました。


Xserverにログインできると、初期化されたまっさらなWordPressの管理画面にログインできるはずです。この状態では404エラーが大量にGoogle上で発生しているはずなので、ここからはすみやかに作業しましょう。


F.XserverでWordPressを動かし、XMLファイルをインポートする。


ここまで出来たらほとんど引っ越しは完了しています。ここが最後の項目なので気を引き締めましょう。WordPressの管理画面にログインした状態で、ツール>インポートをクリックします。


WordPress サーバー引越し 8


ここでWordPressをクリックします。ここでプラグインのWordPress
インポートツールをインストールします。インストールが完了したらまた、同じ画面でWordPressをクリックします。


WordPress サーバー引越し 9


ここで「ファイルを選択(Choose file)」とあるので、B項でダウンロードしたXMLファイルを選択してインポートします。あとはガイドにしたがって実行すれば完了です。ここで注意点ですが、Import Attachmentsの項目にDownload & Import attachmentsというチェック欄がありますが、本手順ではすでにFTPによってXserverにメディアをアップロードしているので、チェックを入れる必要はありません。ここだけ注意してください。


WordPress サーバー引越し 10


WordPressインポートツールによってXMLファイルを無事に移行できれば、今までの記事がすべて復元されるはずです。実際にURLをクリックして、404エラーが発生せずに無事に記事が表示されていることを確認してください。お疲れ様でした。あとはなるべく早くすべての記事の動作確認をすることを推奨します。完全には移行できないものがあるみたいですので必要に応じてメンテしましょう。基本的にパーマリンク、画像、コメントの情報は引き継がれているはずです。


あとがき


ざっくりとXMLファイルとFTPサーバーを利用したWordPressの引っ越し方法を書いてみました。phpMyadminの手順は何度試してもエラーを吐き続けて3日くらいSQLで悩んだ結果本手順でWordPressの引っ越しを完了させることができました。WordPressのサーバーを変更したいと思っている方のご参考になれば幸いです。