カフェやセミナーなどの外出先でMacBookを利用していると、気になるのがMacのバッテリーの残量です。出先の現実として、ACコンセントが利用できるところは少ないし、充電器を持ち歩くのも億劫です。
そこで、MacBookのバッテリーの悩みを解決すべく導入したのが、今回レビューとして紹介する、Anker PowerCore 20100です。
PowerCore 20100は 20100mAh/72.36Whの巨大な容量を持ち、MacBookの充電に対応してあるので導入しました。
本体の外観と付属品
本体の付属品は下記となります。
●バッテリー本体
●ポーチ
●説明書などの書類
●本体充電用のUSB-A - microUSBケーブル
※本体にはMacBook充電用のUSB-A - USB-Cケーブルは付属しません。そのため、私はAnker PowerLine+ USB-C & USB-A 3.0 ケーブルを別途購入しました。またこのケーブルで正常に動作したことを確認しました。
サイズはかなり大きいです。MacBookと比較しましたが、MacBookの縦とほぼ同じサイズです。しかし重さは360グラムと、缶ジュース1本程度と軽量で、バックパックに収納しても違和感はあまりありません。
本体動作について
本体は4つのLEDランプがついており、電池残量をランプ点灯の数で確認できます。4つ点灯で満タンです。本体充電中はこのランプが点滅します。
※本体のフル充電はAnkerの急速充電器を使用して約6時間かかりました。容量が巨大であるゆえ、充電はかなりの時間がかかります。
本体の出力は2つのUSB-Aポートから可能です。写真のように、MacBookとiPhoneを同時に充電(給電)することも可能です。
MacBookの使用中は充電ではなく給電される。
MacBookとUSB-A - USB-Cケーブルを使用してバッテリー本体と接続しました。使用中は画像のようにMacBookは給電中となり、利用時間は伸びますがバッテリー本体は(ほとんど)充電されていません。
MacBookのバッテリーへはスリープ中や電源を落としたときに充電
MacBookのバッテリー入力にはMAX DC(直流)14.5V/2A (29W)と明記されています。つまり電力29WのDCが充電に必要です。一方、本製品のバッテリーは出力がMAX DC5V/4.8A (24W)とあります。
つまり最大24W DCの出力では、バッテリーの充電はMacの消費電力に間に合わず、MacBook使用中は給電状態となるようです。
次に実験としてスリープさせてみましたが、10分程度のスリープで63%から71%と、8%程度バッテリー容量が増えていました。
MacBookのバッテリーを充電したいときは、スリープまたはシャットダウンの状態にしましょう。
あとがき
結論として、外出先でのMacBookの利用時間を伸ばすことができて満足です。もちろんiPhoneやiPadの充電にも利用できるのでこのバッテリーを持っていればほぼあらゆるデバイスの充電にも対応します。
20100mAhと超大容量なので、長時間ノマドをするユーザーや、旅行をするユーザーには強くおすすめできますよ。