TOEIC・英検

【保存版】英検2級のおすすめの勉強法・テキスト・面接対策

英検2級は高校卒業程度の英語力と定義されています。(http://www.eiken.or.jp/eiken/exam/about/)このレベルは日常会話ならなんとか理解できるし、辞書を引けばやや複雑な英文も読めるレベルと言えるでしょう。
関連記事: TOEICを本気で勉強したいなら英検2級を取るべき理由
 

英検2級に挑むべき理由

2級は私が高校生のときに取得した資格です。英語を将来得意にしたいならまずは英検2級を高校生のうちに取得してしまったほうがいいです。大学に入った後も英語はそのまま論文読むときに役立つ(国立大理系では英文の論文をいっぱい読みます。)し、最新のテクノロジーや海外のニュースは英語です。
 
また、社会人になった方でも取得をお勧めします。企業に入るとTOEICの方が重要視されますが、TOEICはテクニックがあれば400-500点程度ならなんとかなるし、TOEICの語彙はちょっと偏っているのでサイエンスやヒストリー、メディカルなど話題が満遍なく出題される英検のほうが英語学習を長い目で見るとお得な部分が多いです。2級は面接もありますからね。
 

当ブログで推奨するテキスト

 
下記のテキストを当ブログでは推奨しています。
 
●語彙対策:CD付 絶対合格 英検2級
●総合対策:2017年度版 英検2級 過去6回全問題集
●総合対策:英検2級予想問題ドリル 新試験対応版
●リスニング対策:英検2級リスニング問題120

 
英文法や単語レベルは高校のテキストで十分ですので、問題集と教科書を合わせてやりましょう。理想としてはわからない単語がないレベル。できれば是非口に出して音読しましょう。
 
英語は言語なので音の情報が重要で、 自分で聞いた音を口に出すことで脳を刺激し、読むだけよりも効率よく記憶できます。
 

語彙力:絶対合格英検2級と過去問集

 
旺文社のCD付 絶対合格 英検2級2017年度版 英検2級 過去6回全問題集はマストバイでしょう。一通りの問題が網羅されているしリスニング問題も収録されているのでテストの練習にもなります。
 
英検の問題形式に慣れるということがとても大切です。私は英検は3級から準1級まで持っていますが、英検の問題は難易度以外、形式はほとんど変わりません。そのためテスト形式に慣れるというのは極めて重要です。
 
中でも2級にある冒頭の20問の語彙問題は、目標として語彙問題で分からない単語はないくらい学習しましょう。2級の単語は英文を読むのにはマストなものしか網羅していません。
 

仕上げは予想問題集

 
テスト前2週間を切ったらこちらのテキストで総仕上げ。おすすめはこのテキスト、英検2級予想問題ドリル 新試験対応版を使います。漏れてしまった単語を学習できることに加えて、自分がどれくらい学習できたか確認できます。このテキストと絶対合格をしっかりと学習すれば特に問題ありません。
 

リスニングはCDを使って勉強

 
リスニングは大きな得点源となります。リスニング専用のテキスト、英検2級リスニング問題120を使って学習しましょう。一通り説いてから、間違った問題を何度も繰り返して解きましょう。できれば発音も勉強しておくともっと楽に英語が聞き取れますよ。
 
また、普段から色々な情報に目を向けたほうが良いです。ライフスタイルの話として、ジーンズの歴史などの身近なテーマが話題にのぼることがあります。 自分がその分野について知っていれば英語がすべて聞き取れなくても理解できるのでボーナスとなります。
 

ノートブックで学習記録

 
ルーズリーフでも良いのですが、私はノートブックを推奨しています。資格学習なのでKOKUYOなどの良いノートブックを使いましょう。私は現在1級を学習していますが100ページのものを使っています。理由は30ページクラスだと、あっという間に消化してしまうので、ノートが無駄に増えてしまい学習の進捗度を確認しにくくなるからです。
 
もうひとつはしっかりと勉強した記録がノートとして残るので自信がつくからです。テスト前にノートを見て「これだけやったから大丈夫!」と挑みましょう。
 
英語 勉強ノート
 

ライティングは型があるので練習あるのみ。幼稚な英文でも可能。

 
これはテキストで練習しましょう。ヒントは以前の準一級の記事で書いたのでご参考にしてください。ライティングに関しては練習あるのみなのですが、できればだれかに添削してもらうと良です。地味に大切なのが文法ミスとスペリングミス。地味に減点されるので単語に自信がないなら単語のレベルを下げましょう。
 
例えば「予約が必要です。」と言いたいとき、
 
“It requires a reservation.”
と書きたいときに、requireがわからなければ
“It needs a reservation.”
と言い換えをうまく使いましょう。スペルミスをするくらいなら 単語のレベルを下げるのも時には必要です。
 

2次試験の面接は黙らずに自分の想いを伝える。

 
2級までは面接はとてもイージーです。発音なども気にせず、落ち着いて自分の言いたいことを伝えましょう。よほどのミス(黙ってしまい何も答えられないなど)がなければ通ります。過去問にもありますが、2級の面接の流れとしては
 
1.試験官と短めの挨拶
2.イラストの問題カードを渡されて、黙読→音読
3.問題をNo.1からNo.4まで順番に応答。
-No.1-2はイラストに関する問題です。
-No.3-4はあなたの意見を答えます。
4.問題カードを返却して終了です。
 
テキストを使い、自分で答えを作りながら自問自答してください。テキストの答えは模範解答なので、自分と多少意見がちがっても気にしないようにします。
 
英語でのコミュニケーションの練習のためどうしても話すのが苦手な方は、受験の前にDMM英会話などで 「英語で話すこと」に慣れることも時には必要でしょう。
 
英語を普段聞かない人はフルハウスなどのアメリカのホームドラマや、AppleのKeynoteなどを聞いてとにかく英語に慣れてください。余談ですが、私は英検1級を受験する前は必ずAppleのKeynoteを聞いてから自分がプレゼンテーターになった気持ちで受験します。
 
最後に大切なのは、礼儀正しさ(Courteous)です。 私は面接で必ず退出間際に“Thanks for today. Have a nice holiday.”と言ってから退室します。扉のノック3回から退室の扉を閉めるまでが試験ですよ。
 

あとがき

 
英検は2級から難易度が上がります。準2級は高校生のとき当時ノー勉で1発合格。調子に乗って2級を受けたらボロボロに負けて涙を飲んだことがあり、2回目のリベンジで合格しました。2級は普段英語を使わない人には歯ごたえのある難易度なので、TOEIC学習者にもおすすめですよ。この記事が多く2級の受験者の参考になることを願います。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

まきし

2014年よりWebサイト「Apple Compass」を運営しています。 メーカーに勤めながら大好きなApple製品とルアーフィッシングを中心に記事を更新しています。レビューのご依頼や記事に関する質問はお問い合わせフォームまでお気軽に。 ※当ページのリンクには広告が含まれている場合があります。

-TOEIC・英検
-,