TOEIC700点を獲得するためのテキスト・勉強法・および戦略と戦術

以前TOEICのカテゴリで、TOEIC500点を目指すためのテキストと勉強法。という記事を書かせていただきました。今回はさらに応用編として、TOEICで700点を目指すための記事を書きたいと思います。私の最近のスコアは昨年2014年12月14日の公開TOEICで880点でした。(詳細は公開TOEIC196回の結果がWebで確認できます。)このときは確か勉強時間はほぼゼロでの受験だったはず。今は英検1級の学習をテーマとしているので、最近TOEIC専門の勉強はなるべく勉強しないで素の実力を図ることを心がけています。

 
さて、700点というスコアは一種の壁となっています。私も大昔700点がなかなか超えなくて苦しかったのを覚えています。海外留学や、TOEICのセミナー等に通わないことを前提とするならば一般に勉強時間ゼロで到達できるのはほぼ無理でしょう。それでも一度700という壁を超えてしまえばあとは維持するだけで、安定して700点以上のスコアを獲得できるはずです。そして今英検準1級と公開TOEIC880点というスコアから700というスコアをみると、700ってそんなに難しいもんじゃないんですよね。

 
この記事で書くのはまずは大元となる勉強法を書いた上で、TOEIC700点を獲得するためリスニングとリーディングの2つのパートに対してそれぞれ戦略と戦術を交えてたいと思います。

 

【勉強法とモチベーション向上】海外経験ゼロそれでもTOEIC 900点 (扶桑社BOOKS)

 
この海外経験ゼロそれでもTOEIC 900点 (扶桑社BOOKS)は、TOEICを学習する上でぜひ一度読んでおきたい一冊です。著者と私の境遇は似ていて、海外留学の経験はなしの独学でTOEIC900点を獲得したところが凄すぎます。勉強時間を1000時間まで記録し、定量的に学習時間とTOEICのスコアの相関を記録しているのが凄まじいです。1000時間きっちり勉強した著者の努力に感銘を覚えます。この本はTOEIC学習者なら一度は読むべきでしょう。なによりモチベーションを保つためにも強くおすすめします

 
具体的な勉強方法は、とにかく自分にあったテキストを何周もこなすこと。以下に私が使用してきた各種テキストをご紹介していきます。それを勉強時間と合わせて定量化し、得意なものを伸ばし、苦手なものを苦手じゃなくするだけです。

 
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【戦略、リスニング重視かリーディング重視か】

 
TOEICでリスニングとリーディングどちらを重視したほうがいいかと、たまに聞かれますが、短期的に見ればリスニング重視長期的に見ればリーディング重視であることをおすすめします。例えばあなたの現在のスコアがトータル500点。内訳はリスニング250点、リーディング250点と仮定しましょう。TOEICのリスニングはコツが有り、練習すればするほど比較的短期的にスコアを上昇させることができることができます。リスニングを重視して勉強し、リスニングで400点を稼ぎ、リーディングで300点を稼ぐのも手です。リスニングは100問確実に解けるためリスニング重視の方が最初はおすすめです。

 
長期的な英語学習という観点から見れば私はリーディングを向上させることが安定してハイスコアを獲得するコツだと思っています。リーディングを伸ばすことで英語の地力が底上げされ、リスニングも伸びるはずです。文法問題と語彙問題、長文問題がバランスよく出題されるリーディングは範囲も広く、伸ばすのが難しいと言われています。その理由としてリーディング100問を75分間で全て解くことが難しいことも挙げられます。ある程度語彙力や読む速度が速くないと全問解ききるのは難しいでしょう。これはわからない単語や問題があると、読むのが止まってしまうからです。そのため、リーディングに関してはテクニックなんてほとんどなく、あるのは時間配分くらいかと思っています。

 
【リスニング対策と教材】

 
リスニングの対策はしやすいと言えます。私はまず英単語の発音を覚えることにしました。これが意外と馬鹿にできず、音でどんなスペリングか予想する癖を身につけるようにしました。発音の勉強には英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができるを学生時代に使用し、英語の発音を矯正していきました。この本はちょっと時間がかかりますが、日本語で言うところのサ行である、SとShとTh等の音のメカニズムを学べるので楽しいです。

 
リスニングの教材には、新TOEIC TEST パート1・2 特急難化対策ドリルと新TOEIC TEST パート1・2特急II 出る問 難問200、新TOEIC TEST パート3・4特急II 出る問 総仕上げ、新TOEIC TEST パート3・4 特急実力養成ドリルを使用しています。難易度がちょうどTOEICにピッタリなのでかなりの練習量となります。私は統計をとるとPart3-4が苦手なのでTOEICの学習をするときはリスニングを中心に勉強しています。これらは新書のため価格も安いですが内容はぎっしりとあるのでかなりおすすめです。

 
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【リーディング対策とテキスト】

 
リーディングで大切なのは時間配分だと思っています。簡単にいえばPart5-6をどれだけ速く正確に解くことで、長文に多くのリソースを残すことが大切だと思っています。長文問題は問題に答えが書いてあり、時間があれば問題はありませんので、今回はあえて文法問題と語彙問題にしぼります。

 
私が使用しているのが、新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編と新TOEIC TEST 900点特急 パート5&6です。まずは新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編を解いてみて、このテキストが簡単だと思ったら、新TOEIC TEST 900点特急 パート5&6にトライしてみてください。この「新TOEIC TEST 900点特急 パート5&6」は難易度がやや高めなので、かなり解きごたえがあります。具体的には分詞構文、仮定法、時制問題など、網羅しているので自分の苦手な文法の分野がわかるはずです。

 
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【語彙力強化のためのテキスト】

 
私はDUO 3.0と別売りのCD、DUO 3.0 / CD復習用を併用して使用しています。Duo 3.0は完成されたテキストといえるほど単語量と単語の質に優れており、まさにベストセラーな一冊で、マストバイといえるでしょう。このテキストはかなり時間がかかるので、長い目でゆっくりと解いていきましょう。英検も準1級クラスまで対応しています。続いてTOEIC用として、新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズと新TOEIC TEST 単語特急3 頻出語言い換え集がおすすめです。

 
TOEICの語彙のテーマとして、パラフレーズ(言い換え)があります。例えば日本語で「実行する」という意味の英語だと、“do”,“implement”,“perform”,“conduct”等(まだまだあります。)が挙げられます。つまりほぼ同じ意味で単語の表現の引き出しをどれだけ持っているかが重要になります。

 
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【TOEICテストの戦術】

 
私の戦術は非常にシンプルです。腕時計を忘れない。(過去に一度忘れた。)全問自分なりに根拠を持って解ききる。これだけです。。というと怒られるので時間配分だけ書いてみます。

 
リスニングは45-46分間で100問放送されるので全て答えを埋められるはず。問題はリーディングです。リーディングは繰り返しますが100問に対してたったの75分しかありません。参考にTOEICよりはるかに難易度の高い英検1級は100分で42問です。(英検はライディングの英作文もありますが。)そのため時間配分が鍵を握ります。私の時間配分は20-22分でPart5-6までを解き、Part7をじっくりと解くスタイルです。もともと長文が得意なので、問題文の中から根拠を見つけて確実に1問1問を丁寧に解くスタイルです。Part5-6に時間をかけ過ぎると、間違いなくPart7で時間が足りなくなってしまいます。この辺りはどれくらいの時間を残せば余裕を持ってPart7を解けるか、参考書だとTOEICテスト新公式問題集等で時間を測り自分なりのペースを見つけることをおすすめします。

 
また受験前日はたっぷり休息をとることをおすすめします。TOEICは予想以上にエネルギーを使用するので私は7-8時間ほどの長めの睡眠を摂っています。もちろん食事も眠くならないよう、食べ過ぎない程度にしっかりと摂ったほうがいいですね。

 
あとがき

 
結構真剣に記事を書かせていただきました。自分のTOEICのノウハウに関してはほぼこれらがベースとなっていることは間違いなく、ネタを出しきった感もあります。この記事で少しでも多くの英語学習者がインスパイアされることを祈ります。

 
余談ですが、私のTOEICスコアもいよいよ900点に迫る880点となりました。私は留学経験どころか、飛行機にも乗ったことがないのですが、日本という環境で英語力を伸ばしています。今のテーマはTOEICではないのですが、TOEICは私にとって力試しと英語学習のモチベーションを高めるためのテストとして受験しています。次は英検1級を目指して頑張りたいですね。

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