本エントリーでは新社会人になる人にアドバイス記事として書きます。少しでも日本の10代後半から20代の若者が活躍できるよう、スキルとマインドセットをまとめて5つ書きます。
若い世代なら努力すれば十分キャッチアップできるし、5年後10年後にインパクトは大きいのです。これが本エントリーのメッセージでもあります。
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最低限の会計について勉強する。
会計と言えば難しく聞こえますが、資本金や売上高、営業利益などの最低限の会社の数字を知ることです。
ヤフーファイナンスのリンク:https://finance.yahoo.co.jp
お金は会社の血液であり、健康状態を示すバロメーターでもあります。期の決算の際に数字を知っていれば自社の強みや弱みがわかるだけでなく、他社についても分析できます。
基本的なやさしい会計の本を読めば書いてあるので、書店で自分に合いそうなものを選べば良いし、古本屋でも格安で手に入ります。
Excelを最低限使える。
会社の研修でもEラーニング等で学習できますが、Excelはマストです。Excelはデータ解析やグラフの作成だけでなく、発表資料も報告書も作成できます。
WordやPowerPointは説明書が無くても使えますがExcelはある程度自分の手で動かさないと身につきません。
おすすめの本はこれです:Excel 最強の教科書[完全版]
この本は公式HPにデータのサンプルもあるので、サンプル通りに動かすだけでかなり身につきます。
英語を最低限使える。
TOEIC700を三ヶ月以内に取ってこいとは言いませんが、それなりの企業で大卒なら文理問わず、500は持っていて当たり前です。
今やグローバルで仕事をするのは当たり前。基礎的な英語がわからなければコミュニケーションができません。
相手がアジアでもヨーロッパでも、実際ビジネスでの共通の言語は英語です。今はGoogle翻訳や翻訳ツールがありますが、社内の文章を他のサービスに介することで情報漏洩のリスクがあり、認められていないツールは基本的に使えません。
勉強法としては、中学レベルの英語が読み書きできれば十分でしょう。TOEICがそのレベルなのでTOEICのスコアを稼ぎつつ、コツコツやるしかありません。
ちなみにいきなりDuo 3.0などの難易度がそれなりの参考書から始まると挫折するので、いろんなテキストを買って試してみてください。
※余談ですが、私の会社はグローバル企業なので転職者はTOEIC 800くらいがスタンダードです。読み書きできない人はいません。
親を大切にする。
ようやく気持ちが落ち着いてきたので書きます。昨年の8月1日のときでした。その日私は夏季休暇で、江ノ島から帰宅しているときに電話が鳴りました。
iPhoneの着信表示は、私が1番仲の良かった大学生の後輩で、学会で賞を取ったり、東証1部上場の大手に新卒で就職した優秀な男でした。電話では後輩の親御さんから「後輩が亡くなった」という電話を受けたのです。
その日はどうやって帰ったか正直覚えていませんでした。自体を信じられないまま葬式に参加し、それが事実だと認識し呆然としました。
待ち構えているものではなく、突然“その時”は来ます。友達だけでなく、親や兄弟も突然病で倒れてそのまま。。ということが十分有りえます。悔いの残らぬよう、育ての親くらいは大切にしてあげましょうよ。
本を読む習慣をつける。
前職で、私は現場の新人研修を3年連続で担当してきました。そのときに必ず新人に言っていたのは、本を読む習慣を身につけて欲しいということ。
参考リンク: 【読書術】企業人としてのおすすめの本の買い方と読み方
情報のソースとして、校閲された本というメディアは信頼性や文章のレベルの意味で今でもとても強いです。
私自身ブログという形でアウトプットを出していますが、本の信頼性にはまだまだ勝てないと思っています。
特に将来転職を考えているなら、本を読むことは絶対避けられません。知識はお金で買うものと思ってください。せめて月1冊は読むことを推奨します。
あとがき
建設的に、“what to do”のアドバイスをしてくれる先輩って本当に少ないのよ。。このめまぐるしい時代は勉強したもの勝ちです。
これらプラス本業や趣味、恋愛などやることはたくさんあります。これらを楽しんでできるようになれば最高でしょう。