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iMacのカスタム(CTO)でフュージョンドライブかSSDかで迷ったときに読む記事

iMacの購入について悩むのが、ストレージをフュージョンドライブ(FD)にするかSSDのどちらにするかということ。
 
結論としてハイパフォーマンスで使いたいならSSDを強く推奨します。私は今年iMac 5Kを買ったときに、標準のフュージョンドライブ2TBからSSD 512GBに変更しました。
参考記事:
iMac 5K 2017レビュー、今まで使ったMacの中でも最高の一台


 
今回の記事ではiMacのストレージにSSDを選択すべき理由を書いていきましょう。
 

フュージョンドライブとSSDの特徴

フュージョンドライブとSSDに関しては以前記事をまとめているので下記の記事を参照にしてください。
Macのスペックの意味: CPU/メモリ/ディスプレイ/ストレージ/グラフィック
 
下記にフュージョンドライブとSSDの特徴をまとめると。。

 
HDDとSSDを組み合わせたフュージョンドライブは、低価格で大容量というメリットがありますが、裏を返すとHDDとSSDの両方の弱点も抱えます。端的に言えば熱や衝撃に弱く、HDDの回転音が発生し、書き込み回数制限があり、SSDより遅くてシステムが複雑になるということです。
 
SSDはデータ読み書きが高速でシステムがシンプルになるためトラブルが発生しにくくなります。弱点は書き込み回数があることくらいですね。iMacのハイパワーのCPUやGPUの性能をフルで活かせるのはSSDだと思います。
 

iMacの環境は端子とクラウドともに整っている

iMacはUSB 3.0ポートが4系統あります。写真や音楽、動画などの処理速度は必要ないけど大容量のファイルはどんどん外付けHDDに逃がして問題ないと思います。

 
最近ではAmazonプライム会員向けに、RAWなどの写真を無制限にアップロードできるなどのクラウドサービスも充実しているので内蔵SSDの容量は 控えめでも特に問題ありません。
参考記事→
Amazonプライム会員向け: RAWも含めて写真を無制限にオンラインバックアップする方法

 

SSDは発熱が少ないので、液晶一体型のiMacのボディに最適

見逃してはいけないのがiMacは液晶と基盤が一体型になったパソコンであり、一般的なデスクトップと比較して熱が発生しやすくこもりやすい設計になっています。参考にもHDDとSSDの限界温度については下記です。

HDDやSSDの発熱は避けられないものなのですが、HDDは50度、SSDは70度が一般的に動作時の限界温度とされており、それを超えると危険といわれています。

引用:
HDD・SSDの温度はどのくらいが適切?熱を持ったときの対処方法

 
フュージョンドライブの場合HDDとSSDの両方が発熱するので、HDDが先に熱のダメージを受ける場合があります。アルミニウムボディがヒートシンク代わりになっていますが、それでも90℃近くCPUが発熱するので大切に使いたい場合には熱に比較的強いSSDオンリーの方が無難でしょう。
 

あとがき

iMac 5Kを購入する場合、カスタムにかなり幅がありますがCPUやGPUをアップグレードする前にSSDへの変更を強くおすすめしたいです。iMacは買ったあとにカスタムがメモリしか(27インチ)できませんからね。

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まきし

2014年よりWebサイト「Apple Compass」を運営しています。 メーカーに勤めながら大好きなApple製品とルアーフィッシングを中心に記事を更新しています。レビューのご依頼や記事に関する質問はお問い合わせフォームまでお気軽に。 ※当ページのリンクには広告が含まれている場合があります。

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