どうもこんにちは。まきし(@Maxy_Ringo)です。
Appleは5月17日のプレスリリースで、Appleミュージックでドルビーアトモスによる空間オーディオとカタログ全体でロスレスオーディオを提供することを発表しました。
そもそもドルビーアトモスとは何か?
従来の平面的な音源ではなく、ドルビーラボラトリーが開発した立体的な音源を実現するサラウンド記録再生方式です。最近のAVアンプはもちろん、スマートフォンやワイヤレスイヤフォンも対応するなどサラウンドのオーディオ規格となっています。
引用元: https://www.apple.com/jp/newsroom/2021/05/apple-music-announces-spatial-audio-and-lossless-audio/
これによりAppleミュージックを利用することで、手軽にドルビーアトモスの音源をiPhoneやMacから再生して楽しめるためよりよい音楽の体験をできるようになるわけです。
Appleミュージックのユーザー数は2019年6月の時点で会員数は6000万人いると発表があったため、かなりのインパクトがあると考えられますね。
7500万曲もの楽曲をロスレスで利用できる
Appleミュージックでは、7500万曲もの楽曲をAppleロスレスの音源で楽しむことができます。ロスレス音源はAACやmp3といった一般的な音源配信よりも高音質に無数な楽曲を楽しむことができます。
引用元: https://www.apple.com/jp/newsroom/2021/05/apple-music-announces-spatial-audio-and-lossless-audio/
残念ながらAirPodsなどのワイヤレスイヤフォンはApple Losslessに対応しないものの、例えばApple TV 4Kのようなオーディオ受信機であれば理論的には最高の音楽環境を作ることができます。
Apple TV 4KとAVアンプの組み合わせが最高の音楽受信機になる。
Appleミュージックが提供するドルビーアトモスと、Appleロスレスに対応するオーディオ機器といえばApple TV 4Kが挙げられます。
Apple TV 4Kは税込み20,000円ほどで入手できますのでネットワークプレイヤーとしてコスパが非常に良いです。Apple TVはこのままでは音楽を再生できないので、テレビと接続する。。のが一般的ですがロスレスやドルビーアトモスの音源を一般的なテレビのスピーカーで引き出すのは最善とは言えません。
そこで、本当の意味でドルビーアトモスとAppleロスレス音源を引き出すにはApple TVとHDMI搭載のAVアンプを組み合わせることをおすすめします。例えば下記のようなパターンがおすすめです。
Apple TVがクラウドからAppleミュージックを受信し、HDMIでドルビーアトモス対応のAVアンプ(DENON AVR-X1600Hなど)に音楽データを送信、AVアンプからはスピーカー(DENON SC-C37)に音を出力することでテレビのスピーカーとは比較にならないほど高品質なAppleミュージックを最大限楽しめる環境を構築できます。
オーディオシステムを構築する肝としては、Apple TVからHDMIでオーディオを出力することと、AVアンプがドルビーアトモスに対応していることですね。少々高額にはなりますが、AppleミュージックのドルビーアトモスとApple Losslessを楽しむならこの組み合わせが良いと思います。