どうもみなさんこんにちは。まきしです。今回紹介していくのは20 ツインパワーについてです。2021年にC2000SHGと2500SHGを購入し、2年間エリアトラウトで使ってきました。
今回は2年間管理釣り場で20ツインパワーC2000SHGと、2500SHGをメインリールとして使い続けた感想を書きたいと思います。結論としては、ステラやヴァンキッシュよりもある意味お勧めできます。
特に年間100日とか釣りに行く人でなく、年間せいぜい10-20回釣りに行くのであれば、もうツインパワーで十分だなと感じています。
中級機種のお手本と呼べる性能
ツインパワーの立ち位置について整理します。シマノの中ではフラッグシップのステラと、軽量リールのフラッグシップであるヴァンキッシュがあります。
ステラもヴァンキッシュも素晴らしいリールで、方向性は違えどどちらを買っても満足できる仕上がりになっています。
特にステラの質感は一度買うともうステラには戻れなくなるくらい良いし、耐久性も10年くらいは使えるので素晴らしいです。
そんな中、ツインパワーは上から3番目のいわゆるミドルハイエンドのリールです。
簡単に言えばツインパワーはステラを廉価版したモデルと言って良いでしょう。軽さや機能はステラ同等、質感はステラを100とすると80くらいのモデルです。
ツインパワーには素晴らしいメリットがあります。それは価格です。価格はステラのほぼ半額ながら巻き心地や質感、トラブルのなさと、豪華なデザインは釣具としては不満はなし。
正直実売価格3-4万円とは思えないほど良いです。ステラの影に隠れて地味ですが普通に良いリールです。
ツインパワーを使っていて思うのは、金属ボディと金属ローターの高い剛性感が素晴らしく、巻き心地もとにかくなめらか。ドラグ性能も滑らかで、スムーズに綺麗に糸が出てくれる。。
趣味としてのルアーフィッシングにいい意味でリールの存在感がないのが特徴で、ストレスがないので釣りに集中できるんですよね。
この価格帯でこのパフォーマンスでいいのか?と正直感じるくらい20ツインパワーは品質が良いです。
もちろん部品の一つ一つを見れば、ステラにはもろもろ勝てない部分はありますが、前述した年間20回程度のアングラーには十分すぎる品質です。釣りに普通に行くならツインパワーで十分すぎます。
ツインパワーを管理釣り場に使うなら番手はC2000SHG一択
C2000SHGと2500SHGを選択しましたが、管理釣り場用の軽量ロッドと組み合わせることを想定するとC2000SHG一択です。
2500SHGは大きすぎます。ただし、2500番手は7フィート以上のロッドにマッチするので大型ポンドで大遠投したい時なんかは良いと思います。
私はC2000SHGをシマノのワールドシャウラテクニカルエディションS66ULと組み合わせいますが、軽さはそこそこながらかなり軽快にストレスなく扱えています。
ラインもナイロン4ポンドが100m下巻き無しで負けるので3-5ポンド程度のラインをメインで使うエリアトラウトにドンピシャ。
少し残念なのが、シマノのC2000の番手は夢屋も含めてアクセサリーが少なく購入後のカスタムはあまり選択肢がないのが残念なところ。
正直吊るしで使って十分なので、管理釣り場ではC2000SHGを買いましょう。ハイギアが苦手な人はC2000Sで良いですが、個人的にはハイギアを推したいところ。
20ツインパワーを2年使って
20ツインパワーですが普通に良いリールです。ステラやヴァンキッシュに押されて正直影の薄いリールです。
軽量化のためのいわゆる「半プラ」と揶揄されたり、内部のギアの構造も15ツインパワーと比較して簡略化されたりと色々と言われています。
しかし、現代で求められるリールの性能はそこそこ軽量で、ライントラブルも少なく巻き心地も良くて、ドラグもスムーズで耐久性も良い。そして所有感があることだと思っています。
もうひとつ重要なのがシマノのリールはとにかくギアの耐久性が良いです。現に20ツインパワーは2年使っても巻き心地は変化なし。シマノは長く使えるのも魅力です。
結局これらを満たすのはステラかツインパワーの2択になると思っていて、サンダーアングラーならツインパワーで十分だと私は思っています。
また、最近シマノで搭載のインフィニティーループ、いわゆる超密巻でトラブっている人いませんか?
20ツインパワーはまだインフィニティーループを搭載しておらず、ライントラブルはほぼ起きません。わざとフェザーリングをサボっても問題なし。ステラでもしトラブルに悩んでたらツインパワーもありかもしれません。