どうもみなさんこんにちは。まきし(@Maxy_Ringo)です。今回は今日本で流行しているカーシェアについて語っていきたいと思います。
今回の記事では、オリックスカーシェア、タイムズカーシェア、カレコ・カーシェアリングクラブ、イーシェアモビ、Honda EveryGo(エブリゴー)の5種類を使ったのでそれぞれのサービスの感想とどれがおすすめかを書いていきましょう。
カーシェアとは何か?
カーシェアとは、1台の車を複数の人間が使えるようにするシステムです。欧州では1980年代から実施してきたサービスです。
最大のメリットは車を所有していない人でも、料金を支払えば車を必要なときに必要なだけ使えるシステムです。
カーシェアリングとは、1台の自動車を複数の会員が共同で利用する自動車の新しい利用形態で、当初は仲間同士等で自然発生的に行われていたものが、組織的に運営されるようになったものです。※相乗りとは異なり、複数の会員が時間を変えて1台の自動車を利用するものです。
引用: http://www.ecomo.or.jp/environment/carshare/carshare_top.html
カーシェアの車まで車を取りに行く必要はありますので正直借りれる条件は限られますが、旅先で必要なときに使うなど柔軟性のある移動手段を選べて良いですよね。
それでは本題行ってみましょう。
オリックスカーシェア
オリックスカーシェアはオリックスが運営するカーシェアです。月額840円のAプランと月額無料のBプランがあります。
たまに使うのであればBプランで良いです。登録はすべてオンラインで実施でき、登録完了すると自宅にカーシェアのカードが届きます。
使った感想ですが、借りられる場所が首都圏だとそこそこあるので無料の会員証は持っていても良いと思います。ただ、借りれる車種が少し古いんですよね。
2021年9月現在も未だに運転支援が殆どない30系のプリウスやフィット第2世代が借りれたりします。
私が借りた30系プリウスはハンドル支援や緊急ブレーキなどはなかったので、久しぶりに運転支援の無い車に乗ったなあというのが正直な意見です。
画像引用: https://www.orix-carshare.com/lineup/
借りるときは、ソナーや緊急ブレーキなどのなるべく運転支援の装備がある車種(目安は2015年前後以降に新車として登録された車)を選択しましょう。
個人的にはオリックスカーシェアは借りられる車種がやや古いこともあるのでメインとしては使っていないのですが、後述するタイムズカーシェア等に車両の空きがないときに借りるかなという感じです。
オリックスカーシェアのリンク:
タイムズカーシェア
タイムズカーシェアは全国で時間貸しの駐車場を提供しているあのタイムズが運営するカーシェアです。月額880円税込みの料金がマストです。
ただし、この月額料金は月の1回目の車の使用料金に含まれるため、月に1回以上タイムズカーシェアを使う方はお得です。
料金に関しては24時間6,600円+距離料金と2021年9月時点でのカーシェアとしては料金が最もリーズナブルで楽しめるのが特徴でしょう。
最大のメリットは料金ではなく、利用できる車の場所がとにかく多いため普段遣いの足車としてや、旅先でのちょっとした移動にも良い選択肢です。
車種は軽自動車からコンパクト、ミニバンまで借りられます。安全装備はソナーや緊急ブレーキはほとんどの車種で採用されており、日産車の場合インテリジェントアラウンドビューモニター(360°カメラ)がついているので運転も安全です。
ただ車種のグレードが低いため内装の質が少し低かったりします。中でも以前借りたトヨタのヤリスハイブリッドはヘッドレスト一体型の柔らかいシートで、半日乗っただけで腰痛が出ました。。
長距離を乗るときはもう少し車格を上げるか、セレナクラスのミニバンを選択するのが吉です。
また、タイムズカーシェアのナビはタイムズ仕様に魔改造されているのでナビで動画を見れたりタイムズ専用のメニューがあったりとなかなか凝ってます。
タイムズカーシェアへのリンク:
カレコ・カーシェアリングクラブ
三井のリパークが運営するカーシェアです。料金は基本無料で利用できます。
タイムズカーシェアよりも借りることのできる場所や台数が少ないものの、カレコには大きなメリットがあります。
それは高グレードの車と、珍しい車を借りることができるということです。私は以前トヨタの86を丸の内で借りたこともありました。
また、メルセデスやジャガーなどの輸入車も借りれるのでここが大きなメリットでしょう。
引用: https://www.careco.jp
日本車の年式も新しく、MAZDAのCX-5やSUBARUのインプレッサ、トヨタのハリアーなどのミディアムクラスの車格の車も借りられます。
お金は多少高くかかっても大きめかつグレードの高いクルマを運転したいという方向けです。
6時間パックを使えば距離加算もないので、5000円で車格の高いクルマが運転できると考えればそれなりにお得感はあります。
カレコ・カーシェアリングクラブへのリンク
イーシェアモビ
日産が運営するカーシェアです。特徴としてはリーフやセレナe-POWERなどのパワートレインが100%モーター駆動の車が楽しめるということです。
他社のカーシェアと一点だけ違う点があって、イーシェアは距離に対して料金の加算がありません。これが最大のメリットでしょう。
引用: https://e-sharemobi.com/price/?adobe_mc=MCMID%3D04873964307120540191495584637997499788%7CMCORGID%3D0BCEE1CE543D41F50A4C98A5%2540AdobeOrg%7CTS%3D1633058420
リーフもセレナも長距離を運転して疲れない車なので、新幹線などの公共交通機関は避けたいけど長距離を格安で運転したい方には良い選択になると思います。
実際私はセレナe-POWERで神奈川から大阪まで往復1000キロを移動したことがありますが、まったく疲れなかったです。
新東名で120キロを出せる区間で120キロを出しても、セレナe-POWERはかなり安定していたのでかなり快適でした。さすが日産が本気で作り込んでいるミニバンだと思いましたね。
また、車を借りるときに自分の免許証が車を開けるキーになるので免許証を絶対に忘れないシステムも良いですね。
イーシェアへのリンク:
Honda EveryGo(エブリゴー)
ホンダが提供するHonda EveryGo(エブリゴー)はホンダが運営するカーシェアです。
ホンダの最新の車が利用できるのがメリットで、2021年10月現在FITは第4世代の最新モデルが運転できる他、S660などの貴重な車が運転できるのがメリットです。
デメリットとしては、私が利用したときにノンオペレーションチャージに対する任意の保険がないことでした。
他社のカーシェアでは1日300円ほどで万が一車が使えなくなってしまったときにノンオペレーションチャージを免除する保険があるのですがホンダのカーシェアにはありません。
2回ほど車を借りたのですが、車の運転は何があるかわからないので、こういったサービスが無いのが正直理解できないなと言うのが本音です。
料金のパックも実質8時間と16時間、ナイトパックの3種類がお得なように設計されていて柔軟に使うことができないのもデメリットです。そのためこのサービスを選ぶ優先順位は残念ですが低いのが私の意見です。
Honda EveryGo(エブリゴー)へのリンク:
結局どのカーシェアを選ぶべきか
結論です。下記の用途ごとのカーシェアの利用がお得です。
- 長距離をお得に運転したい: イーシェアモビ
- 高グレードの車を運転したい: カレコ・カーシェアリングクラブ
- 24時間以内の短時間でお得に運転したい: タイムズカーシェア
カーシェアはこの3種類のカーシェアを持っておけば、首都圏ではまず困ることがないと思います。
タイムズカーシェアのみが月額料金がマストなので、まずはイーシェアモビとタイムズカーシェアを登録して実際に使ってみて、カーシェアが気に入ったらタイムズも追加で利用開始するという運用が良いと思います。