今回は情報の信頼性について書いていきたいと思います。ブロガーを長年やっていて思うのは、世の中にはいろんなブログが溢れていて、もう飽和しすぎてるなということ。
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飽和することは別にかまわないのですが、ネットの情報は様々な人達が書くので、正直に言って玉石混交と言っていいです。厳しいことを言うと、石(ノイズ)が多すぎて信頼性低いサイトが多く、情報収集という意味ではネットはノイズだらけといえるでしょう。
本エントリーではいかにして正しい(precise)な情報を収集できるかヒントを書いていきましょう。
国の機関や法人のHPに掲載されている情報をなるべく参照する。さらに、引用を明記
国の外務省、総務省などの公式HPは、とても正確で定量的かつ客観的に記事を出しています。これらはきちんとした調査を行った上でのデータなので、Referenceとしての信頼性が非常に高くおすすめできます。
また、続いて法人がオープンにしている記事の信頼性も高いといえます。これは万一法人のHPに誤りがあったら訴訟問題となるため、ある程度情報のフィルターがされている可能性が高いためです。
実際私も数字で出す記事は引用しています。引用した場合には必ず引用元のURLを明記しましょう。
例として総務省のHP (http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/)を出してみます。総務省では、各種統計などの各種データがオープンにされており、これらの公の機関から精度の高い情報を獲得できるため記事の品質を大きく上げることができます。
書籍など一度パブリッシュされたものを引用
本の情報は現在でも極めて重要です。ネットでいいじゃんという意見もありますが、本の情報は専門家が著者で、プロが校閲している資料であり、参考文献によって裏付けがとれているものが多いので、信頼性が高いためです。加えて文章もきれいで読みやすい。
そのため、専門的な記事を書く際にはその分野の書籍や論文を一読し、明記した上で文章を書くのが無難でしょう。普段から書きたい分野に関する書籍等はキープしておいた方が良いでしょうね。
「まとめサイト」は信用できない
SEOにも強いのか、某掲示板の書き込みやTwitterをまとめただけのサイトが近年Googleの上位に表示されるようになってきました。アクセス数でも、私のような個人サイトと比較して桁が違います。
この手のサイトは、情報の量も質も低いので私はなるべく見ないようにしています。匿名で誰が書いたかもわからない情報が、匿名の管理人のバイアスによってまとめられている記事を信頼できるでしょうか?
もちろん、娯楽として利用するのは個人の自由ですが、ブログの運営者としてはなるべく品質の高い情報に触れるよう心がけるべきでしょう。
あとがき
社会人にとっては当たり前のことばかりですが、私が情報を拾うときや、取り扱うときの心がけを書いてみました。
私がウェブサイトを運営しているのは、高品質の記事をネットに上げてかつ、アクセス数を稼ぐことでネットの質をもっと高めたいという想いがあり、記事を書いてみました。ご参考になれば。