iMac 27-inch 2017は超お気に入りです。以前書いたレビューでも少し触れたのですが、本体内蔵のスピーカーがとても音が良いです。ロックやクラシック、アニソンまで幅広く鳴らしてくれるのがお気に入りです。
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今回はiMacのスピーカーの項目に関してもう少し掘り下げてレビューを書いていきましょう。
iMac 27-inch 2017のスピーカーの仕様
Appleの公式サイトによると、2017年モデルの説明には「ステレオスピーカー」のみの記載しかありません。出力値については不明です。
引用: https://support.apple.com/kb/SP760?viewlocale=ja_JP&locale=fr_FR
調べてみると2012年の薄型化されてからは単純に「ステレオスピーカー」のみしか記載されていないようです。
一方メジャーアップデート前の2011年モデルでは「17W高効率アンプ」とあります。
引用: https://support.apple.com/kb/sp689?locale=ja_JP
2012年モデル以降の薄型と軽量化、コストカットのため、アンプに関してはより小型軽量のものが採用されたため、あえて2012年モデルからは単純にステレオスピーカーのみの記載にしたのでは?と私は推測しています。
iMac 27インチのスピーカーで音楽を再生してみる
音源はロック、クラシック、アニメソングの3種類を用意しました。CDからApple LosslessもしくはAAC 256kbpsにエンコードし、iTunesで再生しています。
ロック
ロックの1曲目はQueenの“Under Pressure”を使用しました。この曲は独特のベースのリズムが強調されており、低音域を評価するにはピッタリの曲です。
iMacのスピーカーはデビッド・ボウイとフレディー・マーキュリーのボーカルを気持ちよく鳴らしてくれますが、低音部分に関してはもう少し迫力が欲しいかなという感じです。
ロック2曲目はQueenの“Don’t Stop Me Now”です。ピアノ伴奏と、ボーカルの高音が気持ちよく音に包まれている感じが素晴らしいです。iMacのスピーカーの良さを手軽に体感できる曲です。
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クラシック
ショパンのポロネーズ第6番「英雄」(アシュケナージ演奏)は、とてもダイナミックなピアノの演奏と繊細な高音部を忠実に再現しています。低音部も心地よく鳴らしてくれます。
続いてショパンのピアノ協奏曲第1番です。冒頭のオーケストラの部分の迫力があり、音も割れずに忠実に再現していて素晴らしいです。ピアノの音もきれいに表現していて好みでした。
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は極上で、ヴァイオリンの艶のある音が表現されていて素晴らしいです。iMacのスピーカーはヴァイオリンの周波数と相性が良いのかなと思います。
アニソン
アニソンの1曲目にはTHE IDOLM@STERより「dear…」を選択しました。声の高いボーカルが心地よく、ストレス無く聞き続けられました。
2曲目はClariSカバーの「君の知らない物語」を選択しました。ClariSの澄んだボーカルを鳴らしきっていてとても心地よいです。バックグラウンドミュージックのストリングもきれいですね。
結論としては、iMacのスピーカーはクラシックと女性ボーカルと相性が良いようです。
Magic Keyboardのショートカット
地味にポイントが高いのがMagic Keyboardの機能でiTunesのコントロールができるところ。これで操作性が上がっています。音楽に関するMagic Keyboardのショートカットを下記にまとめました。
音量調整に関しては、Macのハードウェア側の音量が調整されるようになっています。
あとがき
普通パソコンのスピーカーというとおまけ的な印象が強いですが、iMacのスピーカーはとても音が良いのでお気に入りです。ますます愛着がわきました。