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InstagramとTwitterのユーザー数と層を考察して、ブログのユーザー層とのマッチングを検討してみる。

つい先日Instagramを始めたまきしです。10日ほど毎日写真を投稿し続けて、Instagramにも慣れてきました。なんとなく思っていたのですが、TwitterとInstagramではユーザーの層がちょっと違うなというのが率直な感想です。
関連記事: 【SNS】TwitterとInstagramからのブログへの流入数を3ヶ月間で比較した。
 
本エントリーでは、TwitterとInstagramをScope(範囲)とユーザー層から考察し、自分のブログとのマッチングを考察してみました。あくまでも仮説の段階のストーリーとなっておりますことをご承知下さい。
 

ScopeがDomestic (国内)かGlobal (グローバル)か

TwitterとInstagramを両方しようして思ったことが、Twitterは国内中心が強く、Instagramは基本的に全世界を対象にしたものという印象を受けました。TwitterもInstagramも同じハンドルネーム (Maxy)で投稿しており、投稿内容も双方日本語で投稿しています。(Instagramのみ英語とCompatible)
 
結果としては、Twitterは日本のユーザーからの反応がほとんどで、Instagramは日本と海外の方が半々で反応するといった感じでした。余談ですがInstagramは英語でガンガンリプライが来るので楽しいです。さて、なんでここまで差が出たのかとユーザー数を調べてみると納得しました。
 
Twitterは2015年12月の時点で月間での全世界のアクティブ数が3億2千万人、国内のアクティブ数は約3000万人と発表しています。一方、Instagramは2017年4月の時点でアクティブ数が7億人と発表し、国内のアクティブ数は1600万人と言われています。
 
単純に全世界で倍以上のユーザーがInstagramを利用しており、写真は言語に関係ないので海外ユーザーからの反応が得られるチャンスが多いと考えられます。
 
InstagramおよびTwitterのユーザー数と層を考察して ブログのユーザー層とのマッチングを検討してみる
 
参考リンク
http://www.huffingtonpost.jp/2016/02/18/twitter-japan_n_9260630.html
https://ja.newsroom.fb.com/news/2017/04/instagram_700m/
http://mobilelaby.com/blog-entry-instagram-mau-16million-japan.html
 

ユーザー層が違う

続いて国内のTwitterとInstagramのユーザー像について考察してみましょう。総務省情報通信政策研究所が2016年11-12月に調査したデータによると、Twitterのユーザー層は10代が61.4%と最も多く、続いて20代が59.9%、30代が30%となっています。一方Instagramは10代が30.7%、20代が45.2%と最も多く、30代が30.3%となっています。
 
つまりアクティブユーザー層としては、Twitterは10-20代の若い層がメイン、Instagramは20代を中心にバランスよく10-30代のユーザーが分布していると考えられます。
 
ここで私のブログのメインターゲットの話に移ります。私のブログはあくまでもMacやiPhone、iPadといったApple製品を中心に記事を書いており、明確なペルソナまではぼんやりとしか設定できていないものの、原則ターゲットとしては20代後半からITに理解のある30-50代をメインターゲットとしています。
 
実際、2016年9月から1年間のGoogle Analyticsデータを抽出すると、グラフのように、セッションの60%が20代後半から40代前後と、ターゲットの2人に1人以上がウェブサイトに来ています。一方、10代から20代前半のユーザーは20%しかいないこともわかっており若い層はそもそもそれほどユーザーがいないことがわかりました。
 
InstagramおよびTwitterのユーザー数と層を考察して ブログのユーザー層とのマッチングを検討してみる 2
 
そのため、Twitterよりも平均年齢の高いInstagramの方が私のブログのターゲットとしては有効であると考えられます。つまりTwitterで自分の主力とするAppleの情報を発信するよりも、Instagramで発信する方がユーザーの関心とマッチしていると考えられます。
 
さらに、文字メインのTwitterと比較してInstagramは写真メインの投稿であるため訴求力が高く、ユーザーのInterestを刺激できることからレスポンスが高いのではないかと考えられます。
 
参考資料
 
総務省情報通信政策研究所「平成28年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」: http://www.soumu.go.jp/main_content/000492876.pdf
 
あとがき

まきし
まきし

仮説の段階ですが、SNSのユーザーの数と層を理解し、自分のブログのターゲットと実際の層をマッチングさせてみると色々と見えてきそうです。これを考慮し、SNSによって投稿内容をユーザーのInterestとマッチするようにアジャストするとbetterと考えられます。
もちろんTwitterもInstagramも双方にメリットはありどちらもブログにとって重要となっているので、今後色々と試していきたいと思います。

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2014年よりWebサイト「Apple Compass」を運営しています。 メーカーに勤めながら大好きなApple製品とルアーフィッシングを中心に記事を更新しています。レビューのご依頼や記事に関する質問はお問い合わせフォームまでお気軽に。

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