Appleは日本時間2020年9月16日午前2時からの発表会で新型の「iPad 第8世代、2020年モデル」を発表しました。これは年次改良のアップデート相当となりますので紹介していきましょう。
結論としては、コスパ最強のiPadと言えますね。
iPhone XS相当のパワフルなA12チップを搭載
iPad第8世代は、iPhone XSと同等のA12チップを装備しています。前モデルはA10だったのですが、今回2世代分パワーアップしました。はっきりいってここまでプロセッサーにパワーがあれば、iPadのほとんどの用途に困ることはまずありません。
私はiPhone Xを使っていて、それがA12の一つ前のA11を搭載しています。このA11チップを3年間使ってきましたが、ブラウザや電子書籍、簡単な画像加工、ゲームでほとんど困ったことはありませんでした。
それが今回A12をiPadに積むということで、4K以上の高度な動画編集等を除けばこのiPadでストレス無く利用できると思います。おそらく第7世代から買い替えても速度の違いは体感できるのかなと思います。
ファンクションはiPad第7世代と同等
機能面を見ていくと、実は真新しい機能はありません。Apple Pencil第1世代の利用、Smart Keyboardの利用はもちろん可能です。同日発表されたiPad Air第4世代と比べて、Apple Pencil 第2世代やMagic Keyboardには非対応なので注意です。
コスパは最強なので、初めてのiPadにおすすめ
さて、真新しさはあまりないiPad第8世代ですがやはりコスパは最強です。32GBモデルであれば、税抜34800円で入手できるのが本当に素晴らしい。iPadが誕生して10年たちますが、これだけスペックのよいiPadが4万を切るプライスで入手できるのはいいですね。このモデルはセルラーではなく、Wi-Fiが無難かなと思います。
松下幸之助さんの水道理論を踏襲しているのでしょうか。いいものを安く提供する姿勢は低価格帯の製品に現れていると思います。
プレゼントにも最適
これから年末に入るので、クリスマスプレゼントだったり、誕生日プレゼントだったり、デジタルデバイスにはやくお子さんに慣れさせたいと思う方にもおすすめできます。
特にスマートフォンで慣れたユーザーにこそiPadの大画面のメリットを体験してほしいですね。