どうもまきしです。今回は2021年3月現在発売されているiPhone 7機種をそれぞれ解説していき、どれがおすすめなのかを解説していきましょう。
本編で話題にするスペックに関しては、Macの下記過去の記事が参考になります:
この記事の結論
先に結論を先に言ってしまいますが、iPhone 12またはiPhone 12 Proが最もおすすめの機種になります。
2021年3月現在、この2機種を買っておけばまず間違いはありません。理由については後述していきます。
また、iPhone 12にある生体認証のFace IDが苦手な方、マスクをつけているからTouch IDでのアンロックが好きな方はiPhone SE(第2世代)がおすすめしたいです。
iPhone SEに関しても理由を述べていきたいと思います。
7機種の主なスペック比較
まずはiPhoneをお勧めするにあたり、2021/03現在発売されている7機種の主なスペックをまとめみたのが下記の表になります。
私がiPhone選びを語る上で最も大切にしているのが、まずは画面のサイズ。続いてはカメラ、最後にプロセッサーの新しさとなります。
iPhone SE(第2世代)
iPhone SEは2020年4月に発売された機種で、今回ご紹介する機種の中では最もコスパが良い機種です。価格は44800円(税抜)〜となっています。
iPhone SEは発売当時最新機種だったiPhone 11のプロセッサーであるA13チップを搭載し、廉価版とは言いながらもカメラも4Kムービーを撮影できるなど必要十分なスペックを持っています。
そのため、携帯電話にコスパを求めている方やTouch IDが好きな方に特にお勧めしております。もちろん防水機能やApple Payにももちろん対応し、Wi-Fi 6へも対応するなどスマートフォンの基本スペックとして必要なものは全て持っている機種です。
その分最新のiPhone 12と比較してディスプレイが有機ELではなく液晶である、超広角カメラが無いなどコストカットはされているのですがそれでも「携帯電話」としての性能は十分すぎるものを持っています。
iPhone XR
続いてiPhone XRです。iPhone XRの特徴は6.1インチの液晶ディスプレイを搭載したモデルで、6種類のカラーから選べるモデルです。価格は54800円(税抜)〜となっています。
iPhone XRは現時点ではあまり個人的にはおすすめしておりません。その理由としてはプロセッサーがA12と2018にリリースされたやや古いプロセッサーを搭載しています。
iOSは毎年メジャーアップデートが行われます。その分多機能になるわけですが、その分iPhoneの動作も年々重くなります。そのためプロセッサーはなるべく新しいものを選択したいところです。
ただし、Touch IDを搭載したiPhoneとしては6.1インチと最大サイズのiPhoneであり、Touch IDかつ画面は大きくしたいといった方や、「コーラル」といった他のiPhoneでは販売されていないカラーが気に入った方は検討をしてもいいかと思います。
iPhone 11
続いてiPhone 11です。iPhone 11の特徴はXRと比較して同サイズの6.1インチの液晶ディスプレイを搭載し6種類のカラーから選べるモデルです。価格は64800円(税抜)〜となっています。
SEやXRと比較して超広角カメラをプラスとして搭載しています。超広角レンズは写真撮影でかなり有用であるのでここは強みです。
超広角レンズを比較した記事はこちら:
ただ2021/03現在、iPhone 12と比較したときにプロセッサーが1世代古いA13を搭載していることと、ディスプレイが有機ELで無いことがiPhone 12と差別化をされている部分ではあるのでiPhone 11よりもiPhone 12の方が長い目で見れば満足度は高いと言うのが正直なところです。
iPhone 12 mini
続いてiPhone 12 miniでございます。Appleが「小さなiPhoneも欲しい!」という声をもつユーザー向けに作ったiPhoneです。5.4インチの有機ELディスプレイと、ベゼルレスデザインを採用している意欲作だと私は思っています。
実際にハンズオンした感想としては、とにかく手のひらにすっぽり入り込むサイズで非常に携帯性に優れたモデルです。iPhone SE第2世代よりも小さいボディサイズと、133gと軽いので片手での操作がとてもやりやすいのもグッドポイントです。
2021年3月現在最新モデルなので価格は74,800円 (税別)~と確かに少し高いモデルではありますが、超広角カメラと超コンパクトボディ、有機ELディスプレイ搭載のため「小さいサイズ」のiPhoneを求めている方にドンピシャのiPhoneでしょう。5GやMagSafe充電への対応もあり、サードパーティーのアクセサリーを含め長く使えそうなモデルでもあります。
iPhone 12
次はiPhone 12です。本エントリーではこのモデルをおすすめしています。価格は85,800円 (税別)~です。
基本的な性能は前述したiPhone miniと同等です。プロセスルールは驚異の5nmのA14チップを搭載し、5種類のボディーカラーから選べるのもiPhone miniと同等です。超広角カメラをminiと同様に搭載し、5GやMagSafe充電にも対応しています。
miniとの違いとして、6.1インチというジャストな有機ELのディスプレイサイズが使いやすいのです。6.1インチと同等のiPhone Xで5.8インチを3年間使っていましたが、6.1インチのサイズは片手でも両手でも使いやすいですね。
iPhone 12 Pro
iPhone 12 ProはiPhone 12と同様に6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しています。価格は106,800円 (税別)~となっており、10万円超えの高級iPhoneになります。
中身はiPhone 12と同等と言いたいところですが、RAMがiPhone 12/12 miniが4GBに対してiPhone 12 Pro/ 12 Pro MAXは6GBと1.5倍のメモリを搭載しています。そのため、RAMをたくさん使う3Dゲームや仕事でたくさんのアプリを使う人などハードにiPhoneを使いたい人に向いているでしょう。
また、iPhone 12 Proはx2の望遠レンズを装備しているため、12よりもカメラにこだわりたいユーザーにおすすめしたいです。後述する12 Pro MAXの方がカメラの性能は良いですが、iPhone 12 Pro MAXは画面サイズが6.7インチで重量が200グラム超えなので「携帯電話として」どちらをおすすめするかといえばiPhone 12 Proになりますね。
また、ボディーも美しい光沢のステンレスボディを採用しており、裸で使うiPhoneとしては最高に美しいのはiPhone 12/ 12 Pro MAXだと思っています。裸で握ったときの質感の良さもピカイチなのが12 Proで使っていておすすめできるポイントですね。(下記はiPhone 12 Pro MAXの写真ですが、このようにサイドパネルはピカピカです。)
参考記事:
iPhone 12 Pro MAX
最後に紹介するのはiPhone 12 Pro MAXとなります。これは過去に記事も書いているので下記記事をご参照いただければと思います。
最大の特徴としては、6.7インチの有機ELディスプレイを搭載していることです。正直な感想を言えばでかくて重いので、どうしてもiPhone 12 Pro MAXでなきゃ嫌という人を除けばiPhone 12か12 Proで良いかと思っています。
しかし、iPhone 12 Pro MAXにしか無い広角レンズの「センサーシフト光学式手ぶれ補正」を搭載し、カメラのセンサーサイズもiPhone 12 Proよりも拡大するなどカメラのスペックでiPhone 12 Proと差別化してきました。(これはなにげにiPhone初)そのため、「カメラの性能がすべて!」という方はiPhone 12 Pro MAXを推奨しています。
あとがき
長文になってしまいましたが、2021年3月現在発売しているiPhoneを解説してきました。再び結論になりますが、コスパ重視ならiPhone SE、性能とバランスを重視するならiPhone 12/12 Proがおすすめですね。
とはいえ、使う人の好み(ボディーカラーや画面の大きさ)はとても大切ですので「これが好き!」という思いで購入されても問題ないかと思いますよ。