2020年9月、高性能のiPad Air第4世代2020モデルが発売されました。
このiPad Air、かなりの高性能端末のためiPad Pro 11-inch (第2世代, 2020)とどちらが良いのか?と思う方もいらっしゃるでしょう。
今回の記事では、iPad Pro 11-inch (第2世代, 2020)(以下iPad Pro)とiPad Air第4世代(以下iPad Air)のどちらが良いのかを比較してみましょう。
参考記事
生体認証システム
iPad AirはスリープボタンのTouch ID、iPad ProはFace IDを採用しています。新型コロナウィルス対策等で、マスクを常用しなければならない方は、Touch IDを装備したiPad Airの方を強く勧めます。
私自身、iPhone XとiPad ProでFaceIDを使っていますが、マスクをしていると不便なのでタブレットの場合はTouch IDのほうが便利だと考えます。
ラインナップ
iPad Proはストレージが128/256/512/1000 GB、iPad Airは64/256 GBをラインナップしています。価格帯としては下記になります。(税抜、Wi-Fiモデル)
- iPad Pro 11インチ: 84800-139800円
- iPad Pro 12.9インチ: 104800-159800円
- iPad Air 10.9インチ: 62800-79800円
iPad Proのメリットは12.9インチという巨大なディスプレイをラインナップしており、これがProのみの利点ですね。
ちなみに液晶はiPad Proは120 Hzに対応し、Airは60 Hzの対応です。これは周波数が大きいほどなめらかに画像が表示されるので、動画などの閲覧はProのほうが表示品質は良いと考えられます。
アクセサリー
iPad AirとiPad ProはどちらもApple Pencil第2世代に対応しています。また、トラックパッド付きのiPad用Magic Keyboardにも対応しているのでノートパソコンとしても使えます。ごれは互角でしょう。
I/Oインターフェイス
iPad AirとiPad ProはともにUSB-Cを採用しています。これはUSB-Cの大量にあるアクセサリをフルに活かせるということなので、インターフェイスに関しても差異は無いです。
USB-CはPD充電にも対応しており、旧型のLightningコネクターのiPad Airをお持ちの方はその充電速度とデータ通信の速度に感動するかと思います。
Lightningコネクターは廉価版に採用する方向に行くのですかね。。
カメラ
この部分もiPad AirとiPad Proの差異になっています。iPad Airは広角カメラレンズのみ装備していますが、iPad Proは広角レンズに加えて、超広角レンズとLiDARスキャナーを搭載しています。
iPadのカメラを重視したい。LiDARスキャナーを使ったARを開発しているならiPad Proがおすすめでしょう。ちなみにiPad Proの超広角カメラは、結構きれいに撮影できるので私は気に入っています。
スピーカー
これはiPad Proの勝利でしょう。iPad Proは2つのスピーカーをそれぞれiPadの側面に配置している4.0 chです。一方iPad Airは1つのスピーカーをiPad左右に配置する2.0 ch仕様となっています。
iPad Airもこのモデルから左右にスピーカーを配置しているので、映画鑑賞は旧型より音のバランス良く楽しめると思います。
スピーカーの数は音圧に影響するので、iPad Proのほうが音圧は稼げるので、リッチな音場になりますね。
結論: コスパならiPad Air、プロユースならiPad Pro
コスパ重視なら間違いなくiPad Airでしょう。ストレージは64/256 GBと必要十分です。電子書籍の閲覧やブラウジング、動画の閲覧の用途であれば強くおすすめしたいです。
iPad Air搭載のA14プロセッサーなら、Affinity Photoを使った画像編集なども余裕でしょう。iMovieを使った動画の編集も問題ないかと思います。もちろん3Dをふんだんに使ったゲームでも活躍できるでしょう。