奨学金は給付型と貸与型があり、一般的な奨学金は貸与型です。高校や大学で募集している有名なものといえば日本学生支援機構が提供している貸与型でしょう。
私は日本学生支援機構から貸与型で大学4年、大学院2年の計6年間奨学金を借りていました。
貸与型奨学金には無利子と有利子がある
貸与型奨学金には無利子と有利子の2種類があります。私が借りていたのは無利子でした。比率については有利子の方が多いと言われています。有利子とはいえ、一般的な金融機関と比較して非常に低金利でお金を貸与してくれる日本学生支援機構は立派です。
私は大学・大学院の計6年間、合計約440万円を日本学生支援機構から借りていました。無利子とは言え、お金を借りているから必ず返済しなくてはなりません。
なぜ奨学金を繰り上げ返済したのか
今年は節目の年ということもあり、無借金にしたいという強い気持ちがあったためです。返済が完了した今ならわかりますが「ついに全額返済した!」という達成感がとても強いです。奨学金返還証明書を見返すと、「あぁ自分頑張ったな」と自信が湧いてきますね。
もう一つの理由として、近い将来結婚も考えているため無借金で自信を持ってプロポーズしたいという思いがありました。それで全額繰り上げ返済することに決めたのです。
返済には月額2万5千円天引きされていた
生々しい話になりますが、毎月2万5千円もお金を返していました。しかも返済期間は15年あり、なかなか返済額が減りません。毎月のお給料の実質の手取り額が減ってしまうのでモチベーションにも影響しました。
返済するメリット
前述した達成感を感じられることが1番大きいです。もう一つ大きなメリットとしては、保証人や連帯保証人へ報告ができることですね。
奨学金の返済には、保証人や連帯保証人を登録する必要があります。その人達もリスクを負って保証人になってくださっていましたので、ようやく返済したと胸を張って報告ができるのは大きいです。
それに毎月の生活費の計算もしやすくなったので、これからは貯金や投資、自己投資などお金のことにも意識がより向くようになったこともメリットです。
これから借りる学生さんは給付型を狙うのもあり
下記のリンクにもありますが、返還不要の給付型の奨学金もあります。給付型と貸与型をよくよく考えて借りることをおすすめしたいですね。大学で無事に生活できたのは間違いなく奨学金のおかげですので、学生のうちに使えるお金があることは可能性を広げてくれると思います。
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/kyufu/index.html
https://奨学金.net/archives/67540341.html
あとがき
ようやく奨学金を全額変換しました。ほっとしたという気持ちと、大きな達成感を感じています。私は学生の頃、苦学生だったこともあり奨学金を借りて真面目に勉強していました。それがやっと報われたかなと思いましたね。