どうもみなさんこんにちは。まきし(@Maxy_Ringo)です。今回の釣りの記事は、私からのお願いという意味が強いです。
少し極端ですが、日本のフィールドを守るために「自分が通っている川や湖、池といった釣り場の情報は人に教えてはいけない」3つの理由を書いていきます。
自分のポリシーですが、「川や池などの自然のフィールドの情報」は当サイトでも、TwitterやInstagramなどのSNSでも発信しないことをポリシーとしています。(※ただし管理釣り場や琵琶湖など誰もが知っている超有名フィールドを除く)
それには深い理由があるんですよ。前半では、釣り場が多くの人に知られてしまうとどうなるかというリスクを、後半では私が釣り場でぜひ守って欲しいことを書いていきます。
リスク1: 人が少ない釣り場で釣りがしたい
釣り場、特に川でのトラウトの釣りですが同じ川に何人も殺到すると「常にフィールドに誰か人がいる状態」になってしまいます。フィールドはみんなのものと思っていますが、釣りは基本的に私は静かに楽しくやりたいわけですね。
また、釣り人が多く来るということはそこの魚を必要以上に持ち帰ってしまったり、魚がスレまくって全然釣れない釣り場の出来上がりです。特に関東なんかは釣り人の人口も多いし、雑誌にみんな書くからすごく釣りにくい状態が続いています。管理釣り場が流行るのも納得です。
また、釣り場が有名になってしまうとせっかくの休みに釣りに来ているのに、自分が入りたい釣り場に入りたいときに入れないリスクがあります。ただし、釣り場は早いものがちなので先行者がいるときは仕方ないのですが。。
リスク2: 人が殺到して場所がゴミで荒れる
「釣り人に悪い人はいない」という迷言がありますが、あれは嘘です。実際は平気でラインやタバコをポイ捨てするような人を見ています。ゴミ箱が設置してある管理釣り場であっても地面はゴミだらけです。。
こう言ったマナー以前に釣り場を荒らす方々は残念ですが、一定数います。また、彼らがその行動を改めることもまずないでしょう。ゴミを捨てる人間が増えると、釣り場がどんどん汚くなっていくんです。汚くなっていくとどうなるか。
例えば河川の富栄養化で以上にプランクトンが発生して、生態系が崩れる。ゴミで怪我をすることもあるかもしれない。タバコを捨てればニコチンが水に溶けて川を汚染する。。最終的には、一部の人間がそんなことをするから、「釣り人はマナーが悪い」というレッテルを貼られかねません。
だから残念ですが、釣れる川やポイントというのは極力教えないことが釣り場を守ることに繋がります。下記の画像はフリー素材です。こんなきれいな渓流にゴミ捨てられますか?そして捨てたら誰がゴミ拾いをするのでしょうか?
リスク3: 地元の方とのトラブルで、最悪釣り禁止になるケースもある。
有名なケースですが、本州で貴重なイトウが生息する青森の十二湖という湖があります。ここは釣り人が残したゴミがトリガーとなって、釣り禁止になりました。今までは、地元の方がひっそりと釣りを楽しんでいたようです。
参考リンク:
https://www.town.fukaura.lg.jp/fixed_docs/2021031600012/
土地の所有者や都道府県が「釣り禁止」とすれば、簡単に釣り禁止にされます。そして一度釣り禁止になるとひっくり返されることはまずありません。つまり、一部の人間の心無い行動が釣り場を減らしたことになります。
他にもこのようなケースは多々ありますが、やはりゴミをポイ捨てしたり駐車場で農家の方とトラブルになって釣り禁止になることは全国的に起きています。釣り禁止の場所が増えると、どんどん自分たちが釣りをできる場所が減っていくんですよ。。
私から自然フィールドで釣りをする上で、お願いしたいこと
私から自然のフィールドで釣りをするときに、個人的なお願いを下記に書きたいと思います。
禁猟区、禁漁時期での釣りをしない
人として当たり前です。法規を守りましょう。未だに後を絶えませんが。。
根掛かりのときにルアーを自然に残さないように、あまりにも細いラインを使わない
例えば渓流で3ポンド以下のラインを使ったり、バスフィッシングでハードベイトを使うのに10ポンド使うのは糸が細すぎます。
私はトラウトではスピニングはGT-R Nスペック(ナイロン)の5ld、バスフィッシングではGT-Rウルトラ16ldのナイロンラインを使っています。余談ですが、管理釣り場でも5ldのラインを使います。3ld以下の細い糸は切れやすいので使いません。
ルアーが根がかりをしたときに、太い糸を使うとラインを引っ貼れば大抵はルアーが帰ってきます。特にバスフィッシングでは16ldのラインに変えてからはルアーロストがほぼ0になりました。
だから今の強さを下げるのは出来るだけ控えるべき。これが私の意見です。
タバコやラインのポイ捨ては論外
釣り場に行くと、悲しいことですが未だに自分が使ったラインやタバコを吸ってポイ捨てする人がいます。タバコを吸うのは別にいいんです。それは自由だから。だけど、その吸い殻を水やその辺ににポイするのはいいわけ無いですよね。
それ、誰が片付けるんですか?
また、矢口高雄氏の釣りキチ三平の初期の頃の話なんですが、魚紳さんの登場シーンで吸ったタバコを地面に埋めるシーンが出てきますが地面に埋めてもだめですよ。
だって雨が降って土が流れたらいつかはタバコは表面に出てきますよ。。「ゴミはできる限り持ち帰る。」これが釣り人としての正しいマナーです。
みんなできれいな釣り場を守るのが、自然と遊ぶ釣りという遊びの原点だと思うのですがいかがでしょう。
あとがき
釣り場の情報を教えないなんてケチだなと思う方もいるかも知れませんが、釣り場の情報は釣り場の荒廃を防ぐためにも私は秘密にするようにしています。
もちろんSNSでも場所については管理釣り場と全国的にも有名な河川以外は、発信しないようにしています。
そもそも釣り場の情報は自分で調べて、経験して自分で開拓するものですからね。。
というわけで、なるべく釣り場の情報をSNSだけでなく発信しない。ゴミを捨てない。この2つを守ることが自然を守れることにつながると思います。