僕が8年近く愛用しているサングラス(以下偏光グラス)をレビューします。結論から言うとこれをかけて初めて釣りに行くと感動します。それほど優れたギアであると思います。
フレームはZeal Optics (ZEAL Optics HP) Ignite TiにレンズはTALEX トゥルービュー(TALEX HP)のマルチコートのガラスレンズ仕様になっています。主に釣りの用途で使用し、現在私はコンタクトレンズで視力を矯正して、これをかけて釣りに挑んでいます。サイトフィッシングをやらないのであれば、ベストな組み合わせなのかなと思います。
まきしの釣り歴の紹介
私まきしは、小学生よりヤマメやイワナをターゲットとした渓流でのルアーフィッシングを楽しんできました。20年ほど渓流でのルアーフィッシングの経験があります。得意なのは7フィートのワールドシャウラ2701FF-2と20シマノツインパワー2500HGSを使ったロングキャスティングスタイルです。
スプーンのシェイキングとドリフト、ミノーのトゥイッチング、U-エフェクトが得意です。ヤマメだと1000匹くらいは生涯で釣り上げてきました。
渓流でのルアーフィッシングのベテランでしたが、2021年ごろ管理釣り場の面白さを再認識して現在はエリアフィッシングも熱中しています。
使用タックル
- ロッド: SHIMANO 18ワールドシャウラ2701FF-2
- リール: SHIMANO 20ツインバワー 2500HGS
- ライン: サンヨーナイロン GT-R ULTRA 5ld
- カスタム: SHIMANO 夢屋コルクノブ
フレームとレンズのレビュー
Zealのフレームは釣りを想定とした大きめなレンズデザインを採用しています。これは、ポイントを見る効率を上げる事に加え、安全性が向上するためです。フレームにはチタンを採用しており、顔にフィットするかけごごちは本当に素晴らしく、ガラスレンズを装備していても快適なのが特徴です。レンズカーブは6カーブを採用しています。
レンズはタレックスのトゥルービューのガラスレンズでマルチコートを採用。タレックスは釣り業界ではかなり有名な偏光レンズメーカーです。トゥルービューは偏光度99%可視光透過率30%と明るく、裸眼のような快適さと明るさを確保しているので、オープン・ウォーターでの渓流釣りや管理釣り場、バス釣りの陸っぱりで大活躍します。
例えば渓流のルアーフィッシングでは、川の沈み石などの障害物がくっきりと見えるので、どこのラインをトレースすれば良いのかがすぐに頭のなかに浮かぶほど。さらには日中のドライブにも最高です。対向車のガラスの反射や道路の照り返しが眩しくないので感動します。
一般的なプラスチックではなく、あえてガラスレンズを採用しました。ガラスレンズのメリットは見え方が自然でなおかつ傷にとっても強いこと!手入れも楽で、水洗いしてメガネ拭きで拭いて乾燥させるだけ。ガラスレンズは若干重くなるのですが、見え方がとても自然で目が疲れないのです。
このサングラスの快適さは例えば朝から晩まで釣りをして1日中かけ続けていても全く苦にならず、かけていない方が目が疲れてしまうほど。8年ほど使い続けていてもロゴのプリントが削れてしまったくらいで、レンズに変色や歪みも全くなくてまだまだ現役。これってすごいことだと思います。あと5年は余裕で使えそうです。
あとがき
断言しますが、釣りのタックルとして1番お金をかけるべきところはここです。ロッドでもリールでもありません。偏光グラスです。魚や障害物が見えやすくなるというのも大切ですが、ほとんど目が疲れないので集中力を高めることができるためです。
目の保護という意味でも大切な役割を持ちます。釣りは紫外線が容赦なく目に注ぎ込んできますので、白内障等の眼病予防には紫外線は絶対にカットしなければなりません。タレックスレンズはもちろん紫外線を99.9%以上カットできるので安心して釣りを楽しめます。
もう一つ言いたいのが安全性。ルアーフィッシングはルアーを投げて釣るスタイルです。つまりいつ目にルアーが飛び込んできても不思議ではないので、結構危ないんです。一度私は目の近くにルアーが飛んできたことがあって、この偏光グラスをかけていたおかげで助かったことがあります、あのとき針は目の下あたりに刺さって冷や汗をかいたことがありました。。実際ルアーやフックを目にぶつけて視力を落としたり、最悪失明するという話は聞いたことがあります。釣りは遊びであり、高度な知的ゲームでもあります。釣りにも安全第一を適用するのはいかがでしょうか。