どうもみなさんこんにちは。まきし(@Maxy_Ringo)です。今回の記事では、おすすめの渓流ルアーロッドについてご紹介していきます。
今回の渓流ルアーロッドは、10年以上は大きなトラブルなく現役で使えるルアーロッドを紹介しています。ロッドの性能的に使いやすいだけでなく、アフター面も含めて書きますので多少偏った記事となりますがそこはご了承ください。魚のターゲットはヤマメ、イワナといった渓流魚がメインとなります。
まきしの釣り歴の紹介
私まきしは、小学生よりヤマメやイワナをターゲットとした渓流でのルアーフィッシングを楽しんできました。20年ほど渓流でのルアーフィッシングの経験があります。得意なのは7フィートのワールドシャウラ2701FF-2と20シマノツインパワー2500HGSを使ったロングキャスティングスタイルです。
スプーンのシェイキングとドリフト、ミノーのトゥイッチング、U-エフェクトが得意です。ヤマメだと1000匹くらいは生涯で釣り上げてきました。
渓流でのルアーフィッシングのベテランでしたが、2021年ごろ管理釣り場の面白さを再認識して現在はエリアフィッシングも熱中しています。
渓流用ルアーロッド5選
この10線のセレクトは、ミノーイングをメインとしてたまにスプーンやスピナーを使うことを想定しています。ファストティップでアクションがつけやすく、現代のハイギアリールにもマッチするものを選んでおります。
長さとしては5〜6フィートのものが良いでしょう。ご購入の前には、実際に振ってみて調子や長さを確認してから選ばれるとよいかと思います。
それでは続きから5選を書いてみましょう。
シマノカーディフNXシリーズ
カーディフNXはシマノのスタンダードロッドです。
このロッドはお手軽な価格帯にも関わらず、ボロンコンポジッドにも負けないスパイラルX+ハイパワーXというカーボンテープをX状に巻くシマノ独自の製法で作られています。
このスパイラルX+ハイパワーXの組み合わせは、カーボンテープをX状に斜めに巻くことで、ねじれやブレを排除し、剛性を非常に上げたものになります。
通常この製法は非常にコストがかかるため、OEMをしている他社のメーカーだと値段が高くなってしまいますが、シマノはカーボンテープの窯を自前で持っているため低価格で提供できています。長さは5〜6フィートが良いでしょう。
シマノは免責も安いので折れても低価格で交換できるのもポイント。
ダイワ シルバークリーク グラスプログレッシブ
ダイワさんのシルバークリーク グラスプログレッシブはダイワさんが渓流ルアーロッドとして本気で作ったロッドです。
引用: https://www.daiwa.com/jp/fishing/item/rod/trout_rd/silvercreek_gp/index.html
今となっては珍しいグラスコンポジットによって、ミノーイングでのトゥイッチングのしやすさと、ヒット時のバレにくさを実現しています。
製法には、「X45」というダイワ独自のカーボンテープを巻く技術によってシマノ同様低ねじれと高いバットの剛性を実現しています。少々値段は高いものの、ダイワが本気でミノーイングロッドを作ったところは評価できます。ベイトモデルもあります。
ジャクソン トラウトアンリミテッド
続いて紹介するのはジャクソンのトラウトアンリミテッドです。
ジャクソンのトラウトアンリミテッドの良さはそのキャストの気持ちよさです。ガチガチのファストテーパーではなく、程よくロッドに重さが乗るのでとにかく投げやすいのが良いです。
ミノーのトゥイッチング向けのテーパーですが、スプーンも扱えるのでオールマイティーに使えるロッドで良いです。価格帯も安いのでおすすめ。
アングラーズリパブリック、パームス シルファー
アングラーズリパブリックのシルファーと言えば、昔からあるブランドでだんだんと進化してきました。
このロッド、面白いのがCrossover(クロスオーバー)と呼ばれるマテリアルを使用しております。これはメインブランクスはグラスファイバーでティップはカーボンという現代のロッドとは逆の組み合わせということ。
Crossover(クロスオーバー)と名付けたグラスシリーズはメーン素材をグラスマテリアル、ティップセクションをグラファイトといった革新的なコンセプト。
文章引用: http://www.palms.co.jp/rod/product/?name=sylpher
メインブランクスがグラスなので、その柔らかさによって渓流トラウトの引きを楽しめ、ティップにカーボンを採用することである程度ハリをもたせてアクションをさせやすくかつキャストのアキュラシーを上げることもできます。
スミス トラウティンスピン リアルフレックス
スミスのトラウティンスピン リアルフレックスはかの平本仁氏が「現実主義に徹すること」をコンセプトに作った渓流ロッドです。
スミスの得意である30トンと40トンのカーボンを組み合わせ、ミノーイングに適したテーパーとなっております。長さも短めをラインナップしており、小河川や源流域での釣りにもいいでしょう。
また、スミスが特許出願中である「ネオマグフックキーパー」を搭載しており、ロッドガイドやリールのベールに傷をつけにくい画期的なシステムを搭載しています。
渓流ロッドの番外編2選
ここからはややマニアックなロッドを2本紹介していきます。性能は確かですが、入手しにくいや使いこなしに技術がいるなどのロッドを紹介します。
イトウクラフト エキスパートカスタム
イトウクラフトのエキスパートカスタムは、2000年代から出ているロッドで受注生産のロッドです。ボロンコンポジッドを搭載し、40トンカーボンと組み合わせることでかなり硬めのファストテーパーのロッドに仕上がっています。
お値段は5〜6万円で、渓流ロッドとしてはハイエンドなモデルであり、あの名作蝦夷ミノーを作った伊藤秀樹氏プロデュースのロッドということで、渓流のミノーイングをする上で性能は国内でもトップクラスです。
最大の難点は受注生産ゆえ発注しても1年以上かかることもあるとか。。注文したら気長に待つと良いでしょう。
シマノワールドシャウラ 2701FFと2650FF
ワールドシャウラはあの村田基氏がプロデュースしたロッドで、シマノのカーボンの素材と技術として最高のものを使ったワールドロッドです。
ワールドロッドとはバス、トラウト、ソルトなど何でもできるロッドとして開発されたものです。
参考に私はベイトモデルの1701FFを使っていますが、ブランクの素晴らしさは使うとわかります。半端ないバットパワーとしなやかなティップのバランスが素晴らしいです。ベイトフィネスでも使えて○です。
このワールドシャウラ、2701FFと2650FFはスピニングとしてかなり柔らかいモデルなので、トラウトでも十分使えます。
バットパワーはサクラマスがかかっても問題ないほど。渓流での大物狙いや重たいルアーをロングキャストしたい淵や堰堤がある場合には最高の相棒となるでしょう。