1ヶ月ほどApple Watchを毎日使いました。ようやくレビューできるレベルまで使い込んだので、レビュー記事として書きたいと思います。私のモデルは42mmのアルミニウムボディのGPSモデルです。
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比較対象としては私が愛用しているSEIKOのMade in Japanのステンレスケースのクォーツ腕時計と比較します。腕時計とガジェットとしての視点でレビューをします。
アナログ腕時計との比較
Apple Watchはデザイン・表示・かけ心地・機能の4項目でテーブルを作成してレビューしました。結論から言えば、機能重視ならApple Watch、かけ心地重視ならステンレスの腕時計のほうが良いです。
デザイン
マットなシルバーのアルミボディはシックで主張しすぎず、仕事着のスーツから私服のジーンズまでよく似合います。腕時計としてのデザインは良好で、この価格帯の腕時計と比較してもいい勝負をしています。
バンドが交換できるので、ステンレスバンドやレザーバンド等に変更して場面に合わせて変えることも容易な構造も大きなメリットです。
アルミニウムボディは柔らかいので、傷には注意です。釣りに使ったときに、ジュラルミン製のリールにぶつけて小傷がついてしまいました。傷が気になる人はケースや保護フィルム装着か、ステンレスボディやセラミックボディを推奨します。
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ディスプレイ表示
解像度312x390のコントラストの高い有機ELディスプレイ採用のため、朝や夜の暗いときはもちろん、昼間の明るい時にもディスプレイの視認性も素晴らしいです。これはガジェット面の強みが出ていますね。これはワークアウトで、早朝や夜のローライトコンディションで走っているときに助かっています。
かけ心地
ステンレス製の腕時計と比較するとアルミニウムボディに関しては、正直良いとは言えません。時計というよりガジェットを肌に密着させている感じです。それでも1日装着してストレスは特に感じませんでしたし、利便性を考えれば普段使いではApple Watchを選択しています。
機能
機能は大きく通知とワークアウトに特化しています。iPhoneとペアリングしているときはApple Watch単体で発信できますが、スピーカーで周囲に音声がダダ漏れなので通話はBluetoothイヤフォン接続時以外はおすすめしません。
通知に関しては、各種Apple Watch対応アプリの通知や、通話やLINEの着信にも対応しております。LINEやiMessage、Skypeで受信した文章をApple Watch単体で読めるので確認だけならiPhoneを開く必要は特にありません。これが移動中にとても便利で、おかげで歩きスマホはしなくなりました。
ワークアウト
ワークアウトは購入してから100キロ以上走った上での感想です。データをiPhoneと同期してくれるので、日々の消費カロリーや歩数、運動時間をモニタリングできるのでまさに手首に巻いたアドバイザーと言えます。例えばランニングに行くと、消費カロリーや心拍数、ペース配分などを常にモニタリングしながら運動できるのでとても楽しいです。
ワークアウト機能はApple Watchのメイン機能なので、ランニングやスイミング、サイクリングを趣味としている方には最高のアイテムといえるでしょう。
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まとめ
Apple WatchはAppleが満を持して世に送り出したモデルなのでとても完成度が高く、今回のモデルは3代目ということで、性能面は洗練されています。バッテリーも2日間は持ち、家では常に充電しているのでバッテリー面の不安は皆無です。iPhoneをより便利に使いたいときや、運動を目的とするなら買いであると言えます。